モーツァルト:交響曲第25番におけるファゴット・パート

モーツァルト:交響曲第25番のスコア/ベーレンライター版(1960年)の校訂者ヘルマン・ベックは、この曲のファゴットについて下記のように序文に書いている。 モーツァルトの自筆譜には、ファゴットは緩徐楽章とメヌエットのトリオにしか使用されていないのだが、この2箇所においては明らかに独立のパートとして扱われている。これにたいしてほかの楽章…
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イヴァン・フィッシャー=バイエルン放送響/モーツァルト39番

バイエルン放送交響楽団のHP, BRSO Mediathek→Videos で https://www.br-so.de/brso-mediathek/videos/ イヴァン・フィッシャー指揮のモーツァルト:交響曲第39番の演奏を観た。 2019年4月12日、ミュンヘン、ヘルクレスザールでのライブ。 まず序奏。フィッシャーは「…
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「楽譜の向う側~独創的な演奏表現をめざして~」

「応用楽典 楽譜の向う側~独創的な演奏表現をめざして~」という本を読んだ。著者は西尾洋、音楽之友社から2014年8月に発刊されている。先日、強弱記号について調べていた時に偶然本書の存在を知ることになった。 https://zauberfloete.at.webry.info/201904/article_19.html 図書館には所…
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最近読んだ本 2019/4

●「もっと音楽が好きなる 上達の基本 ユーフォニアム」齊藤充著(音楽之友社/2019.4) 「もっと音楽が好きなる 上達の基本」シリーズの最新刊。 https://zauberfloete.at.webry.info/201904/article_9.html ●「音のウチ・ソト~作曲家のおしゃべり」池辺晋一郎著(新日本出版社…
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嬰へ短調のアリア

来月の演奏会(バッハ:カンタータ)の曲は特にソロもないのだが(昨年秋は大変だった)、 https://zauberfloete.at.webry.info/201811/article_3.html 通奏低音の曲で一曲だけ難しい(他の曲も易しくはないのだが)曲がある。 カンタータ第94番「この世に何を求めんや」"Was frag …
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モーツァルト:交響曲第25番ト短調(K183/K173dB) 聴き比べ

1773年(モーツァルト17歳!)10月5日の日付を持つこの曲は、第40番と同様の調性であることから「小ト短調」交響曲とも呼ばれるが、第29番イ長調K201(K186a)とともに若きモーツァルトの大傑作であることは疑いない。 カラヤンはこの曲を演奏会で採り上げることも、また録音することもなかったが、もし実現したらどのような演奏になって…
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ウィーン・モダン展

「ウィーン・モダン~クリムト、シーレ 世紀末への道~」展を観た(国立新美術館)。 https://artexhibition.jp/wienmodern2019/ 「クリムト、シーレだけじゃない」というコピー通り、「ウィーン、世紀末」に纏わる 絵画、スケッチ、版画、彫刻、デザイン、ポスター、カード、建築(設計図、写真、模型)、椅…
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楽典復習

「必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック~楽典編~」(ヤマハミュージックメディア/2012.10)という本を読んでいたら、下記のような記述があった。 ●riten.(ritenuto)/リテヌート:ただちにテンポを緩める。 この指示がある小節で、ただちにテンポを緩めます。その緩めたテンポは、次の指示があるところまで有効です。 →何とな…
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呼吸法~その2~

「もっと音楽が好きになる 上達の基本」シリーズ、今回は神田寛明著「フルート」(音楽之友社/2018.11)。 正しい姿勢、練習の仕方などいろいろ参考になる点が少なくなかった。 中でも例えば、楽譜について ●楽譜に書くことで満足しては行けません。書き込む目的は覚えることであって、書き込みは覚えるまでの補助手段です。覚えたら消します。…
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ザルツブルク音楽祭2018/「アルジェのイタリア女」

録画しておいた「プレミアムシアター」を観た。今回はザルツブルク音楽祭2018、ロッシーニ作曲 歌劇「アルジェのイタリア女」。声楽ソリスト等は下記の通り。 ○イザベッラ:チェチーリア・バルトリ ○ムスタファ:イルダール・アブドラザコフ ○リンドーロ:エドガルド・ロチャ ○タッデーオ:アレッサンドロ・コルベッリ ○ハーリー:ホセ・…
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尾形光琳の燕子花図

久しぶり(といっても4年ぶり)に燕子花図屏風が観たくなり、根津美術館へ出かけた。 http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html 4月13日から5月12日までの一ヶ月間だけの開催。今回は「寿ぎの江戸絵画」というテーマで、 王朝文化の流れ/草花を愛でる/名所と人の営みを寿ぐ …
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神保町

神保町で飲み会があったので、一昨年の秋以来久しぶりに神保町へ行った。神田神保町は私が約20年間通った街。行くたびに街の様子が変わっており、今回も新しい店が目についた。 https://zauberfloete.at.webry.info/201701/article_3.html 用事もあったのでちょっと早めに行き、辺りを歩き回る。…
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「世紀末ウィーンのグラフィック」展

この春、世紀末ウィーン関連美術展が集中して開かれる。 ●「クリムト展~ウィーンと日本 1900~」(東京都美術館) 2019年4月23日(火)~7月10日(水) https://klimt2019.jp/ ●「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 」(国立新美術館) 2019年4月24日(水)~8月5日(月) h…
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オッフェンバック/知られざる名序曲集

オッフェンバック(1819~1880)は今年生誕200年ということで、新しい録音が続いているが今回購入したのは、 オッフェンバック「知られざる名序曲集」という一枚(CPO/2017)。 曲目は下記の通り。 ○「おしゃべり屋たち」序曲 ○「羊飼い」序曲 ○「にんじんの王様」第4幕の間奏曲/嵐 ○「シューフルリ氏はご在宅」序…
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春の演奏会(その3)終了

この春3回目の演奏会を終えた。天候にも恵まれ、多くの方々に聴きに来ていただいた。あらためて感謝の意を表したいと思う。今回のプログラムは下記の通り。 ○ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲 ○ハイドン:交響曲第99番変ホ長調 ○シューマン:交響曲第3番変ホ長調「ライン」 「ライン」の第2楽章でリピートを忘れて戻ろうとしたらわからなく…
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地震多発/要警戒

先月末以来、台湾から沖縄、奄美、日向灘、紀伊水道にかけて、さらに、鳥島、父島、および福島県、三陸沖などで地震(特にM5以上)が多発している。 2019年04月12日16時31分頃 父島近海 M5.6 2019年04月12日05時10分頃 奄美大島近海 M2.8 2019年04月12日05時02分頃 奄美大島近海 M2.9 2…
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ハイドン:交響曲第99番変ホ長調

今週末の演奏会でこの曲を演奏する。私がこれまで演奏したのはロンドン・セット12曲のうち9曲で、この99番が10曲目となる(残っているのは93、98番)。 ハイドンが2回目のロンドン旅行に出発する前年の1793年(ハイドン61歳!)に完成した交響曲で、初演は翌1794年2月10日(ロンドン)。 https://zauberfloete…
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呼吸法

先日紹介した、「上達の基本 ホルン」福川伸陽著(音楽之友社/2019.3)に書かれていた「胸式呼吸と腹式呼吸は同時に存在できる――初めのうちは、ゆっくり腹式呼吸をして、肺の底に息が入っていくようなイメージをもち、次に腹式を保ちながらゆっくり胸式で上半身の隅々まで息で満たされるようにイメージする」 https://zauberfloet…
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ソヒエフ=N響/「シェエラザード」

「クラシック音楽館」はN響第1904回定期公演(2019年1月16日/サントリーホール)。曲目は下記の通り。 ○フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」作品80 ○ブリテン:シンプル・シンフォニー 作品4 ○リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35 トゥガン・ソヒエフはロシア出身、1977年生まれでまだ41歳。 …
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シベリウス:交響曲第5番~カラヤン盤聴き比べ~

第6番のカラヤン盤の聴き比べを行ったのは2006年の秋。 https://zauberfloete.at.webry.info/200609/article_10.html 第5番の聴き比べもやろうと思っているうちに12年以上が経ってしまったが、今回やっと実現することとなった。 ただし、12年前との物理的な相違点は次の通り。 ○…
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