ウィーン・モダン展

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「ウィーン・モダン~クリムト、シーレ 世紀末への道~」展を観た(国立新美術館)。
https://artexhibition.jp/wienmodern2019/
「クリムト、シーレだけじゃない」というコピー通り、「ウィーン、世紀末」に纏わる 絵画、スケッチ、版画、彫刻、デザイン、ポスター、カード、建築(設計図、写真、模型)、椅子、家具、食器、彩色磁器、衣装、装飾品などなど極めて広範囲にわたる多彩な展示。質、量ともに十分でなかなか見応えがあった。
音楽ファンとしても観るべき作品が少なくなく、有名なシューベルトの肖像画(ヴィルヘルム・アウグスト・リーダーダー)、
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シューベルトが使用したという眼鏡、ユーリウス・シュミット「シューベルティアーデ」、作者不詳のモーツァルトの肖像画、フィクトール・ティルクナーによるヨハン・シュトラウスⅡの胸像、
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Victor_Tilgner_-_40_-_Johann_Strauss.jpg
ロダン作のマーラーの胸像、さらにはシェーンベルクの油彩なども展示されており興味深かった。

そして、ココシュカの「夢見る少年たち」の連作。このシリーズは、ハイティンク=ベルリン・フィルによるマーラー交響曲全集(PHILIPS)のジャケットに用いられたことで知られている(全集は完成しなかったが)。
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そしてウィーン分離派のグラフィック。クリムト、モーザー、オルブリヒ、ベーム、ロラーなど、作者は異なっても一見してそれとわかるアイデンティティを持っているということが分離派の所以なのだろう。
なお、クリムトの油彩は「パラス・アテナ」と「エミーリエ・フレーゲの肖像」くらい、あとは寓話、牧歌、愛などの原画、デッサン、とやや欲求不満気味、シーレの作品も「自画像」、「ひまわり」ほか数点、デッサンも油彩同様ひじょうにインパクトがあった。

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