テミルカーノフ=読響/「シェエラザード」

録画しておいた「読響シンフォニックライブ」を観た。今回はテミルカーノフ読響名誉指揮者就任記念ということで90分の特別枠。曲目等は下記の通り。
○リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35
○ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
○チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」から「パ・ド・ドゥ」

○指揮:ユーリ・テミルカーノフ
○ピアノ:河村尚子
○管弦楽:読売日本交響楽団
○収録:2015年5月29日東京芸術劇場

冒頭の金管が映った時、「これはN響?」と思った(N響の二人の奏者が加わっていた)が読響。しかし、フルートのトップも都響首席の柳原氏が座っている。
テミルカーノフは指揮棒を持たず、無駄のない動きでよく曲を表現していた。が、GPの箇所でスコアをめくったり、曲が終わった後の「間」がなかったりした点はやや気になった。
演奏はなかなか優れており、特に後半~終盤へ向けての盛り上がりは素晴らしかった。最後の方のティンパニは楽譜を変えていたのか、あるいはものすごいルバートがかかっただけなのか・・・。
しかし、何と言っても特別に素晴らしかったのはコンマスの日下紗矢子。コンマスとしての弾きぶりも素晴らしかったが、ソロはひじょうに見事な演奏で最高だった。また、ファゴット吉田氏、ホルン松坂氏のソロも優れたものだったと思う。
なお、「左手」での河村も見事なソロを聴かせてくれた。

残念だったのは、当番組の放送時間が9/10深夜だったため、「土砂災害警戒情報」、「河川情報」、「大雨警報」などがひっきりなしに入ったこと。テロップだけならまだよいのだが、最初に鳴る警報音(?)が問題で、ヴァイオリン・ソロを聴こうとボリュームを最大限に上げている瞬間に突然巨大な音量で鳴り渡るため、鑑賞には向かない環境ではあった。9/19朝にBSで再放送があるので見直そうかとも思う。

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