ディヴィス=LSO/ハイドン交響曲集

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サー・コリン・ディヴィスがロンドン響を振ったハイドン交響曲集のCD(LSO Live)を購入した。曲目などは下記の通り。
○ハイドン:交響曲第92番ト長調「オックスフォード」(2011年10月2・4日)
○ハイドン:交響曲第93番ニ長調(2011年12月11・13日)
○ハイドン:交響曲第97番ハ長調(2010年5月6・9日)
○ハイドン:交響曲第98番変ロ長調(2011年12月4 ・6日)
○ハイドン:交響曲第99番変ホ長調(2011年5月26日・6月2日)
以上すべてロンドン、バービカンホールにおけるライヴ録音。
○指揮:サー・コリン・デイヴィス
○管弦楽:ロンドン交響楽団
○プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
○エンジニア:ジョナサン・ストークス & ニール・ハッチンソン
久々の現代楽器/大編成によるハイドンのシンフォニーの新録音。そして、このような演奏は今後もう現れないようにも思う。ディヴィスが亡くなったのは2013年4月なので、これはその2~3年前の録音となる。
ロンドン・セットの中でも比較的地味な曲ばかりだが、なかなか聴き応えがあった。テンポは概して遅めで、オーソドックスなアプローチ、スケールも大きく重心の低い響き。反面、軽やかさには欠け、小編成のピリオド楽器の演奏を聴き慣れた耳にはかなり重々しく聴こえる。
なお、第97番の第三楽章トリオの後半で、木管にオクターヴ上げたヴァイオリン・ソロを重ねたり、
http://zauberfloete.at.webry.info/201003/article_20.html
第98番終楽章の終わり近くのチェンバロ・ソロのあと、曲の最後まで装飾的な音型を弾かせたり、と随所に工夫がみられる演奏となっている。
録音はさすがに新しいだけあって高い水準だが、ティンパニの音はドロドロと緩く締まりのない響きがする(元々がそのような音なのか・・)。
念のため、以前のロイヤル・コンセルトヘボウOとの演奏をかいつまんで聴いてみたが、30年以上前の録音ながら現在でも通用する立派なものだった。やはり、今回の録音の方がオケの響きは厚く重い。

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