ウィーン・リング・アンサンブル

ウィーン・リング・アンサンブルは、現在では9人編成(Vn2,Vla,Vc,Cb,Fl,Cl2,Hr)のアンサンブルとして知られているが、発足当時(1980年代前半)はビーダーマイヤー・スタイルの4人編成(Vn2,Vla,Cb)を核とする団体だったようである。ウィーンのadv-Siedlerというレーベルに録音しており、最初のLPはおそらく下記のものだったと思われる(私も持っていない)。
http://www.record-seller.com/index.php?route=product/product&path=52352&product_id=6610266
他の資料ではキュッヒル、グッゲンベルガー、ザイフェルト、ゲッツェル、ポッシュという5人のメンバー名がある。
http://www.ebay.de/itm/2-LP-WIENER-RING-ENSEMBLE-3-4-TAKT-GOTZEL-GUGGENBERGER-KUCHL-POSCH-SEIFERT-/161027066128
曲目を見ると、「ウィンナ・ワルツ」の方の一枚は、私が持っているCD「マリアのワルツ」(PLATZ/1984)と全く一致しているが、そこでのメンバーは、キュッヒル、ザイフェルト、ゲッツェル、ポッシュとなっている。また、このライナーノーツにおいて、保柳健氏がヴァイオリンはキュッヒル教授の他に、グッゲンベルガー、ザイフェルトと書いている。おそらく、もう一枚のドイツ舞曲集の方にグッゲンベルガーが参加しているのであろうと思われる。
また、このアンサンブルの設立者はヴィオラのペーター・ゲッツェルと言われている。

ここで訂正だが、以前のブログでウィーン・リング・アンサンブルのメンバーについて、当初1stVnはグッゲンベルガーだったのが後にキュッヒルに引き継がれたと書いたが、上記の事実からこれは誤りで、当初からキュッヒルがメンバーとしては参加していたと考えられる(当記事は修正した)。
http://zauberfloete.at.webry.info/200605/article_15.html
上記ディスクの翌年に録音された「アンネン・ポルカ」(1985.9/adv-Siedler)でのメンバーが、パウル・グッゲンベルガー(第1ヴァイオリン)、エックハルト・ザイフェルト(第2ヴァイオリン)、ペーター・ゲッツェル(ヴィオラ)、アロイス・ポッシュ(コントラバス) となっていたため私が勘違いしたのだが、上記2枚組LPは1984年に録音されている。
そして、それ以後録音された、「ワルツ ウィーン娘」(1985.10)、「狩りのギャロップ」(1986.11)などのアルバムではすべて、ヴァイオリンはキュッヒル、ザイフェルトとなっている。

この頃(1980年代後半)、グッゲンベルガーとゲッツェルはリング・アンサンブルから離脱し、アンサンブル・ウィーンという四重奏団を組織することになる。

"ウィーン・リング・アンサンブル" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント