大型液晶テレビ

29インチのブラウン管テレビを46インチ液晶テレビに買い替えた。
http://zauberfloete.at.webry.info/201011/article_16.html
16:9の46インチ画面というのは4:3の29インチの画面の約2.2倍の面積となり、16:9画面の両側を切って4:3画面に換算しても37インチ相当になる。店頭で見た時はそれほど大きいとは思わなかったが自宅の部屋の中に置くとかなりの大きさである。そしてフルハイビジョンの画面の美しさにははあらためて驚嘆した。これまではテレビといえばニュースか音楽番組、たまに映画くらいしか見なかったのだが、このところ海外紀行や鉄道ものばかりを見ている。
逆に、困った(?)こととして、LDやDVDの画面の粗さが許せなくなってきたこと。こうなるとブルーレイに移行するのは必至とも言えるが、これまでのソフトを捨てる訳にもいかない。結局、古いソフトは大画面で見ない方が良いということなのだろう。
が、そうした点は別としても最大の問題が存在することが発覚した。
何種類かのDVDを見ていて漠然とは感じていたのだが(以前のUNITELのソフトは音と映像が別収録の場合があり、完全にリンクしていないことが少なからずあった)、決定的だったのはカラヤン=ベルリン・フィルの第九の1977年ライブ盤を見ていた時のこと。以前に比べて明らかに映像が遅れて見える・・・。
そもそも、指揮というものは楽曲に合わせて踊るものではなく、茂木大輔氏の表現を借りれば、「動作は音より早く始まり、数秒未来の音の姿をオケに示していなくてはならないもの」であり、音より早い動作が当然で、音より動作が遅れる指揮者などありえないことである。特にカラヤンの場合、指揮棒を下した後から遅れてオケが出ることが普通であり、どう見ても違和感を感じざるを得なかった。指揮だけでなく、ティンパニのバチや弦楽器のボウイング、管楽器奏者のキーやロータリーの操作のタイミングもことごとくズレている・・・。
問合せセンターに電話して訊いてみたところ、そもそも液晶の構造自体、ブラウン管に比べ遅延が発生するものだという。さらに、高画質にするためのシステムを通して出力するため、そのタイムラグが発生するのだという説明。一応、ゲーム用のモードというのを教えてもらったため、やや改善は見られたものの、(補正回路を通さないため)画質はさらに低下することとなった。それでもごくわずかの遅れは解消していない。
念のため、他の方法があったら後日でも良いので教えて欲しいということと、そもそも、音楽ソフトにおいて音と映像がリンクしていなければ製品として何の価値もないということを強調し、遅れが出ることがわかっているにもかかわらず(一般消費者はわからないと思ってか)そのままの設計にしておくこと自体、メーカーの姿勢としておかしい、今後の製品開発にはぜひ反映させて欲しい旨の要望を伝えておいた。

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