アンサンブル・ディアーロギ演奏会

録画しておいた「クラッシック倶楽部」を観た。アンサンブル・ディアーロギ演奏会。曲目、演奏者等は下記の通り。
○ハイドン:ピアノ三重奏曲ニ長調 Hob.ⅩⅤ-16
○ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調作品16

○フォルテピアノ:クリスティーナ・エスクラペス
○オーボエ:ジョセプ・ドメネク
○クラリネット:ロレンツォ・コッポラ
○ナチュラル・ホルン:ピエール・アントワーヌ・トレンブレイ
○ファゴット:ハビエル・ザフラ
○収録:2019年1月23日/浜離宮朝日ホール

アンサンブル・ディアーロギは、フォルテピアノ、オーボエ、クラリネット、ナチュラル・ホルン、ファゴット」の五重奏団。
http://www.allegromusic.co.jp/EnsembleDialoghi2019.html
全員がピリオド楽器(またはコピー)、「古典派の音楽を作曲当時の楽器の音色で」というコンセプト。
フォルテピアノは1795年ワルターのコピーとのこと。
管楽器のメンバーはフライブルク・バロック・オーケストラなどのメンバーで古楽器の専門家たち。

実は私は古楽器によるこの編成の演奏は初めて聴いたのだが、予想以上に素晴らしかった。
何よりフォルテピアノと管楽器の相性の良さに驚く。
モーツァルトが接していたのはこのような響きであり、現代の(フル)コンサート・グランドピアノはあまりにも巨大過ぎる。
次に驚いたのはファゴットザフラの音色。いわゆるバロックファゴットの茫洋とした芯のない鄙びた音色ではなく、よく通る深々とした柔らかい音色で、古楽器に対する認識を新たにした。
クラリネット/コッポラも柔らかく美しい音色、ホルン/トレンブレイもなかなかの名手で、音はそれほど大きくはなかったがストップ奏法が効果的だった。オーボエ/ドメネクも難しそうな運指を感じさせることのない好演。
そしてフォルテピアノを弾いていたエスクラペス、なかなか大胆/挑発的な演奏をするとともに、装飾音符の付け方やフレージングは独特なものを持っていると感じた。
ベートーヴェンの五重奏、ひじょうに見事な演奏だったが、特に終楽章のエンディングの奏者間の駆け引きは目を見張るものだった。

なお、当日はモーツァルトの五重奏も演奏されたらしい。別の日の演奏だが終楽章だけはYouTubeで聴ける。
https://www.youtube.com/watch?v=juesNiA3X2s
ベートーヴェンの第二楽章。
https://www.youtube.com/watch?v=vLNrvl8JKQg

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