ザリャジエ・コンサートホール開場記念演奏会

録画しておいた「プレミアムシアター」後半を観た。まず、「最高の音響を求めて」というドキュメンタリー番組。「シューボックスかワインヤードか」というサブタイトルが示す通り、世界各地のコンサートホール、オペラハウスなどを音響工学的/音響設計的視点から分析する。豊田泰久氏のインタビュー/説明、ベルリン国立歌劇場のリニューアル工事、ピエール・ブーレーズ・ザールの紹介、ベルリン・コンツェルトハウス舞台上での音の聴こえ方の違いの実証、ドレスデンKultur Palast の改修、ミラノ・スカラ座の音響的問題点などなど、ひじょうに興味深い内容だった。

続いて、ワレリー・ゲルギエフ指揮「ザリャジエ・コンサートホール開場記念演奏会」の模様。曲目等は下記の通り。
○ムソルグスキー :歌劇「ホヴァンシチナ」から 前奏曲「モスクワ川の夜明け」
○シチェドリン:荘厳序曲
○グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」から「つらくて たまらないのです 大切なお父様」
○ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドノフ」から 序幕 第2場 クレムリン宮殿の広場/戴冠式
○ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
○ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」から「元気かね 子供たちよ」
○チャイコフスキー:憂鬱なセレナード
○ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 作品35
○リムスキー・コルサコフ:歌劇「皇帝の花嫁」から「イワン・セルゲーイチ 庭へ行きましょう」
○ムソルグスキー/ラヴェル 編曲:組曲「展覧会の絵」から キエフの大きな門

○ソプラノ:アリビナ・シャギムラトワ
○ソプラノ:アンナ・ネトレプコ
○バス:イルダール・アブドラザコフ
○バス:ミハイル・ペトレンコ
○ピアノ:ダニール・トリフォノフ
○ピアノ:デニス・マツーエフ
○ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマン
○合唱:マリインスキー劇場合唱団
○管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団
○指揮:ワレリー・ゲルギエフ
○収録:2018年9月8日/ザリャジエ・コンサートホール(モスクワ)

とにかく豪華なソリストたち:ネトレプコはじめ、マツーエフ、ズーカーマンなど。声楽、合唱、ピアノ、器楽など多彩なロシアプログラムだったと思う。
ラフマニノフを弾いたトリフォノフという人もなかなか見事な演奏だった。「憂鬱なセレナード」もずいぶん久しぶりに聴いた(ヴァルトビューネの樫本以来だと思う)が、やはり名曲だと思う。演奏も良かった。
ショスタコヴィチでトランペットを吹いていたのは、ティムール・マルティノフというこのオケのトランペット奏者でひじょうに優れた演奏だった。
それにしてもこのマリインスキー劇場オケ、メンバー表を見ると楽員数が半端でない。
https://www.mariinsky.ru/en/company/orchestra1/players
ゲルギエフの手の震えは相変わらず気持ち悪かったが、全般的には水準の高い演奏で興味深い内容だったと思う。


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