ガーディナー=バイエルン放送響/ハイドン

バイエルン放送交響楽団のHP, BRSO Mediathek→Videos で
https://www.br-so.de/brso-mediathek/videos/
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー指揮のハイドンの交響曲他を観た(主に前半を視聴)。
2019年5月23・24日、ミュンヘン・ヘルクレスザールでの演奏会の模様。
曲目は下記の通り。ソプラノ独唱はアンナ・プロハスカ。
○ヨーゼフ・ハイドン:交響曲第52番ハ短調 Hob.I:52
○ヨーゼフ・ハイドン:シェーナとアリア「ベレニーチェ、何しているの」 Hob.XXIVa:10
○ヨーゼフ・ハイドン:交響曲第44番ホ短調 Hob.I:44
○シューマン:「ゲーテのファウストからの情景」からグレートヒェンのアリア”Ach neige, du Schmerzensreiche"
○シューマン:交響曲第4番ニ短調 op.120

ガーディナーは指揮棒を持たず、概して速めのテンポ、曲のせいもありコントラストを付けたかなり激しい表現もみられた。が、バランスなどもよく考えられ、オケの巧さもありなかなかの秀演だったと思う。
オケは小編成、チェンバロ/フォルテピアノ(?)付。ホルンはナチュラルでエキストラが吹いていたが、驚いたのはその配置。前列中央に左からオーボエ2人、ファゴット(ポスティンゲル)が座っていたのだが、ホルンは後列の両脇に2人の奏者がそれぞれ左と右に分かれ、かなり離れて(前列の3人より2人分くらい外側)座っていた。1stと2ndのステレオ効果を期待しての配置なのだろうか?

シェーナとアリアではホルンは通常の配置(下手側)に戻り、ヴィーゼ、コルベットらが加わり二管編成となる。
プロハスカの歌唱は、艶やかで美しい声、劇的で伸びやかな表現、素晴らしい技巧などひじょうに見事なものだった。

後半はシューマンのアリアからアタッカで交響曲第4番を始めるという意外な演出。さらに驚いたことに、チェロ以外のオケメンバーは立って演奏していた。なお、ホルンは現代楽器でテルヴィルガー他が吹いていた。


さて、私が一番気がかりなことは、メンバー表にまだ名前が載っている首席オーボエの
ラモン・オルテガ・ケロ/Ramón Ortega Quero のこと。
https://www.br-so.com/instrumentation/ramon-ortega-quero/
2018/2019年のシーズンから、ロサンゼルスColburn School教授、およびロサンゼルス・フィル首席奏者に就任すると発表されたものの、
https://ramonortegaquero.com/1193-2
その後、ロサンゼルス・フィルを退団したらしい。
https://m-festival.biz/en/5204

4月のフィッシャーの演奏会ではシリーが吹いていたが、
https://zauberfloete.at.webry.info/201905/article_3.html
2月のハイティンクの演奏会ではルーカス・マシアス=ナヴァロがエキストラで、
そして今回のオーボエも元団員のルルーが吹いていた。
彼の復帰はもうありえないのだろうか・・・。

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