バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲

この二重協奏曲のオリジナルスコアは散逸してしまっているのだが、バッハはこの曲を後年「2台のチェンバロのための協奏曲」BWV1060に編曲しており、それに基づいて第三者の手によって元の形に復元されたという経緯があるらしい。
私は絶対音感がないので、これまで気がつかなかったのだが、このオーボエとヴァイオリンのための協奏曲には2つの版があるということを最近知った。シュナイダーによるニ短調のブライトコプフ版、ザイフェルトによるハ短調のペータース版ということである。
YouTubeで聴く限り、リヒター=ミュンヘンバッハOはニ短調、ホリガー&クレーメル、アーノンクールなどはハ短調で演奏している。それでは私が持っているCDはどうなっているのか調べてみた。なお、CDの表記はブルグ以外すべてハ短調と書かれている。

○コッホ、セバスティアン/ベルリン室内O(RCA/1974) →ニ短調
○ゴリツキ、アルテンブルガー/ヴィンシャーマン=ドイツ・バッハ・ゾリステン(LASERLIGHT/録音時期不明) →ハ短調
○ブルグ、カントロフ/オランダ室内O(DENON-JDR/1981) →ニ短調
○ルルー、ムローヴァ/ムローヴァ・アンサンブル(PHILIPS/1995) →ハ短調
○フォーゲル、ハーン/ロスアンジェルス室内O(DG/2002) →ハ短調
○ルルー、バティアシュヴィリ/バイエルン放送響室内O(SONY/2013・2014) →ハ短調

長年聴き慣れたコッホ盤がニ短調で演奏されているとはまったく気付かなかった。私の耳もいい加減であることを再認識する。

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