モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番/ポリーニ、ティーレマン=ベルリン・フィル

ベルリン・フィル デジタル・コンサートホールでモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調を観た。ピアノはポリーニ、ティーレマン指揮ベルリン・フィル、2012年12月15日ベルリン・フィルハーモニーでの演奏。
ポリーニによるこの曲は、2005年のウィーン・フィルとのライブがCD化されており名演だった。
http://zauberfloete.at.webry.info/200609/article_2.html
今回も円熟した聴き応えのある演奏だったと思う。ポリーニは1942年生まれなのでこの時70歳。第一楽章でフレーズの終わりなどやや歯切れが悪かったが、その後は安定していた。緩徐楽章など相変わらず一切装飾を付けない演奏。アインガングやカデンツァは自作なのか適度な長さで、ある意味オーソドックスなもの。終楽章はテクニック的にも完璧で爽快な演奏だった。ただし、全曲を通じてポリーニ自身の歌声が結構聴こえてくるのはやや閉口した。
ティーレマンは指揮棒なしでの指揮。全般的には手堅い指揮だったが、第一楽章再現部前のピアノがホ短調で出る前のオケをピアニッシモにしたり、部分的に弱音にこだわる箇所が見られた。
オケはコンマス:ブラウンシュタイン、トップサイド:シュタブラヴァ、Fl:ブラウ、Ob:マイヤー、Fg:ダミアーノ、Hr:ドールほか。それにしてもこのような演奏を聴くと、このオケは本当に上手いということを実感する。
蛇足だが、第一楽章69小節のオーボエ・ソロの一拍目のCをマイヤーがテヌートにして吹いていた。この音はフレーズの途中ではあるが、やや短めに奏するものだと思っていたが、このような解釈もあり得るということだろうか。

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