イブラギモヴァ/バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ

五嶋みどりのバッハ:ソナタ&パルティータの録画をし忘れたこともあり、イブラギモヴァのバッハのCDを買ってしまった。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲(Hyperion)
○ソナタ第1番ト短調BWV1001
○パルティータ第1番ロ短調BWV1002
○ソナタ第2番イ短調BWV1003
○パルティータ第2番ニ短調BWV1004
○ソナタ第3番ハ長調BWV1005
○パルティータ第3番ホ長調BWV1006
○ヴァイオリン:アリーナ・イブラギモヴァ
○録音:2008年12月、2009年1、2月/ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

現代のヴァイオリニストで私が注目しているのは、コパチンスカヤ、バティアシュヴィリ、イブラギモヴァの3人。中でもイブラギモヴァはモーツァルトのソナタを聴いて以来、ひじょうに好感度が高い。
今回、あらためて録音をじっくり聴いてみてその素晴らしさを再認識した。
バッハの無伴奏、元々グリュミオーの演奏から聴き始めた私だが、イブラギモヴァの演奏は、楽譜に忠実に音楽を紡いでいくタイプでもなく、句読点をきっちり感じさせる演奏とも違う。敢えて言えば、大きなフレーズの中で自然な抑揚を付けながら音楽を語らせていく演奏。極めて繊細ながら大胆なアプローチで、一見素っ気ないと思わせながら聴かせるところはしっかり聴かせる。美音や超絶技巧で聴かせるというよりは、人の心に訴えかけて来るものを持っている。

なお、2005年10月の日本公演の模様(バッハ:パルティータ第2番)はYouTubeで観ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=paBW46iYqOg
https://www.youtube.com/watch?v=1d9kIXbSOd0
https://www.youtube.com/watch?v=Tezau3hlRxs
この演奏も圧倒的に見事なものとしか言いようがない。

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