モーツァルト:ピアノ協奏曲第18・22番/内田光子、ラトル=BPh

ベルリン・フィル デジタル・コンサートホールで内田光子の弾くモーツァルトの協奏曲を観た。両曲とも期待通りの超名演だった。特に第22番は録音でも決定盤がないだけに、今回の演奏は貴重で、お金を払っても観る価値はあると思う。
http://zauberfloete.at.webry.info/201005/article_14.html
第18番も内田の録音は素晴らしいものだったが、今回もそれに匹敵する/それ以上の(?)名演。
https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/3418#watch

第18番は2014年2月15日、フィルハーモニアでの演奏会のライブで、当日は他に
○オリヴィエ・メシアン:ピアノと小管弦楽のための「異国の鳥たち」
○ヨーゼフ・ハイドン
交響曲第45番、64番、第90番、及び「天地創造」、「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」からの抜粋による想像上のオーケストラの旅
http://zauberfloete.at.webry.info/201504/article_6.html
が演奏されている。
第22番は2016年3月21日、バーデン=バーデン祝祭劇場での演奏会のライブ。この曲の後にベートーヴェンの第九交響曲が演奏されている。

内田光子のピアノはいつもながらクリアなタッチと美しい音色、端正な表現で素晴らしかった。特に目立った装飾をつけることもなく、時にアルペジオや洒落たアインガングを入れる程度。
そして、付け加えるべきはベルリン・フィルの木管セクションの見事な演奏。木管セクションが大活躍する曲のためか、両日とも木管セクションは両翼配置の1st&2ndヴァイオリンの間/ピアノのすぐ前に座っており*1、ひじょうに効果的だった。
木管のトップは、22番:パユ、オッテンザマー、シュヴァイゲルト、18番:パユ、ケリー、シュヴァイゲルト
シュヴァイゲルトはもちろん素晴らしい演奏だったが、今回あらためて感心したのはパユ。22番の2、3楽章のソロでの自然なアーティキュレーション、効果的なダイナミクス、歌い方は特に見事なものだった。
コンマスは22番がシュタブラーヴァ、トップサイドは樫本、18番では両者が交替。ホルンは22番はエキストラ(氏名不詳)、難曲18番はドール*2。

*1 22番の場合、最前列には向かって左からフルート1、クラリネット2、二列目左側からホルン2、ファゴット2という並びになっており、そのため、チェロとヴィオラのトップは木管二列目の横あたりの位置で弾いていた。
*2 103ではなく別の楽器(おそらくヤマハのトリプル)を使っていた。

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