「トスカ」公演

12月の「トスカ」公演に出演させていただくことになっていたのだが、やっとパート譜が送られてきた。「トスカ」は私にとって未知の作品。とりあえず、DVD・対訳書などであらすじを理解した上で、スコアを購入、CDを何回か繰り返し聴くがなかなか頭に入らないため、スコアに部分的に和訳を書き込んだりしていた。
さて、今回の「トスカ」は、弦5部に加え、Fl2、Ob1、Cl2、Fg1、Hr2、Tp2、Tb1、Tim、Per2という小編成版という事前のアナウンスはあったのだが、パート譜を見るまでどのような内容なのかまったくわからなかった。
届いたパート譜によれば、出版社はKALMUSで、Osbourne McConathy という人の編曲による小編成版。ファゴットのパート譜をみると、1番ファゴットに加え、バスクラ、2番ファゴット、ホルン、一部コントラなどのパートが休みなく埋め込まれている。
トスカのオリジナル編成は、
フルート3(第2・第3奏者ピッコロ持ち替え)、オーボエ3、コーラングレ、クラリネット2、バス・クラリネット、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、バス・トロンボーン、ティンパニ、小太鼓、トライアングル、シンバル、タムタム、大太鼓、グロッケンシュピール、チェレスタ、鐘、ハープ、弦五部、舞台上のバンダ
という巨大なもの。
今回のような小編成版のニーズはあるとは思うが、出版されていることまでは知らなかった。通常のファゴット・パートより長い(吹く箇所が多い)のは確実で、38ページにも及んでいる。
しかし、問題は実際の演奏。楽譜上は特に難しいところもないのだが、予習が必要になるのは休みの数え方。拍子やテンポが頻繁に変わることに加え、声楽特有のフレージングもあるので油断できない。パート譜にはほとんどガイドが書かれていないので、他パート、特に声楽ソロの動きを書き込んでおく必要がある。考えただけで結構手間のかかりそうな作業である。

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