ベルリン・フィル/ジルヴェスター・コンサート2015

録画しておいた「プレミアムシアター」を観た。今回はベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2015、.曲目等は下記の通り。
○シャブリエ:.歌劇「エトワール」序曲
○サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
○マスネ:歌劇「ル・シッド」のバレエ音楽から
○ラヴェル:ツィガーヌ
○プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
○ラヴェル:バレエ音楽「ラ・ヴァルス」
○ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

○ヴァイオリン:アンネ・ゾフィー・ムター
○管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:サイモン・ラトル
○収録:2015年12月31日/フィルハーモニー

フランス音楽を集めたもので、サン=サーンスとラヴェル以外はかなりマイナーな(私が知らないだけかも知れないが)曲ばかり。とはいえ、シャブリエの序曲(この曲はガーディナー=WPhのディスクにも収められていなかった)始め、聴きやすく楽しい曲が少なくなく、なかなか楽しめた。ベルリン・フィルももちろん見事な演奏だったが、ラトルという人は、ドイツものにしてもフランスものにしても、その様式に従いながらその上に新たな表現を試み、生き生きと躍動感を持った音楽を創り上げる、という極めて優れた手腕を持った指揮者であるということをあらためて再認識した。
ムターは一段と多かった拍手からもその人気が伺える。風格も増し落ち着いた、しかし熱い演奏だった。
ベルリン・フィルはコンマス:樫本、トップサイドはバルグレイ、木管はデュフォー、ケリー、フックス、シュヴァイゲルト、Hr:ドール、Trp:タルコヴィ、Tim:ゼーガース

(以下余談)
○マチュー・デュフォー(首席Fl)
ベルリン・フィルでの吹き姿は初めて観た。これまで、
ヤマハ
http://www.yamaha.co.jp/ipy/mathieu_dufour/
ムラマツ
https://www.muramatsuflute.com/flute/comments/064.html
などの記事もあったが、今回は頭部管が木製(?)の楽器(メーカー不明)を使用していた。
○クリストフ・ハルトマン(Ob)
レジェールのリードを使っているように見えたがやはりそのようである。
http://www.global-inst.co.jp/misc/legere_ob.html
なお、この説明を読むと、半永久ではなく「数ヶ月間使用できます」とのことである。
○アンドレアス・ヴィットマン(Ob)
マスネ(「タイスの瞑想曲」しか知らなかったが)では珍しくコーラングレを吹いており、見事な演奏を聴かせてくれた。
○シュテファン・シュヴァイゲルト(首席Fg)
楽器を替えたのだろうか? 本体の色がこれまでとは違うような感じがしたが・・。
○マルティン・クレッツァー(Trp)
マスネの曲では久しぶりに氏のソロを聴くことができた。ベルリン・フィルのサイトでは2番トランペット募集中のようなので、
http://www.berliner-philharmoniker.de/offene-stellen/
1950年生まれの氏も近々退団されるのだろう。エキストラでうら若いトランペット奏者が吹いていた。なお、ソロ・トランペット奏者は依然として募集中となっている。
http://zauberfloete.at.webry.info/201503/article_21.html
○あと大変遅ればせながら、ムターが肩当てを使っていないということにやっと気がついた。肩当てがなくてもまったく不自由さを感じさせず、むしろ自由な気もしたのだが・・・。

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