バッハ:カンタータ第197番BWV197

J.S.バッハ作曲のカンタータ 第197番:Gott Ist Unsere Zuversicht は、「神はわれらの確信なり」、「神はわれらの確(かた)き望みなり」、「主かたき望み」などと訳される。ライプツィヒ時代の1736~1737年頃の作とされる結婚式用のカンタータで、全10曲が5曲ずつの二部構成となっている。
第1曲 コラール合唱(弦楽にトランペット3、ティンパニ、オーボエ2が加わる大編成)
第2曲 レチタティーヴォ(バス)
第3曲 アリア(アルト)
第4曲 レチタティーヴォ(バス)
第5曲 コラール
第6曲 アリア(バス)
第7曲 レチタティーヴォ(ソプラノ)
第8曲 アリア(ソプラノ)
第9曲 レチタティーヴォ(バス)
第10曲 コラール
第一部が結婚式の礼拝、第二部はそれが終わったあとに演奏されるものらしい。また、第6、8曲がクリスマス用のカンタータBWV197a「いと高き神に栄光あれ」から転用されているとのこと。対訳は下記の通り。
http://www.kantate.info/taiyaku.htm#197
ここで特筆すべきは、第6曲バスのアリアにオブリガート・ファゴットが付いていること。
カンタータ第155番第2曲アルトとテナーのアリアでのファゴットのオブリガート(と言うより、この曲はアルト、テナー、通奏低音とファゴットの四重奏になっている)は有名だが、この曲でのファゴット・ソロは私も知らなかった。
バスのソロをヴァイオリンⅠ&Ⅱ、オーボエ、コンティヌオ、オブリガート・ファゴットが伴奏する(最初から最後まで71小節にわたる地味な音型が継続する)。茂木大輔氏が言っていたように、バッハのカンタータというのは宝の山だとあらためて思う。

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