C.P.E.バッハ:シンフォニア ニ長調Wq.183-1

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714~1788)といえば、大バッハの子供(次男)、ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735~1782)の異母兄、くらいの知識しかなく、その著作である、
○「正しいクラヴィーア奏法 第1部」東川清一訳(全音楽譜出版社/2000) と、
○オーボエ・ソナタ/協奏曲/シェレンベルガー、オルテガ・クエロ、池田昭子、ホリガーなどのCD
を持っているくらい。そして、調べてみるとモーツァルト:ピアノ協奏曲第3番K40の終楽章は、C.P.E.バッハのチェンバロ曲の編曲であるらしい。
さて、今年はC.P.E.バッハ生誕300年とのこと。
今春のベルリン・バロック・ゾリステンの演奏会でも数曲が採りあげられていたが、
http://zauberfloete.at.webry.info/201403/article_4.html
私が所属しているオケの秋のコンサートでも、C.P.E.バッハのシンフォニア ニ長調Wq.183-1を演奏することになっている。この曲、C.P.E.バッハの作品の中でも有名な曲らしく、7月の鈴木秀美=神奈川フィルの演奏会でも採りあげられ、そして前回のプレミアムシアターでもこの曲が演奏されていた。
演奏はベルリン古楽アカデミー、「カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ 生誕300年記念コンサート」(2014年6月15日、ベルリン、コンツェルトハウス)での演奏。
それまでのバッハ、ヘンデルなどはハンス・クリストフ・ラーデマンという人が指揮していたが、この曲だけは何と指揮者なしでの演奏。コンミス女史以下、かなり気合の入った演奏ではあった。
それにしてもこの曲、何度聴いても(演奏しても)、ちょっと変わったヘンテコな曲だと思う。
冒頭から何調だかわからない不思議な音の並びとリズム、せかすような楽想、突然の中断、大胆なダイナミクス、揺らぐテンポ、激しい転調、ヘミオラとも言えない小節線を無視したリズムなどなど・・。
この曲、1776年頃の作という。ピアノ協奏曲第6~8番、「セレナータ・ノットゥルナ」、「ハフナー」セレナーデなどと同時代の作品とはとても思えない。

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  • 秋の演奏会(その2)終了

    Excerpt: 私の所属しているオケの演奏会を終えた。おそろしく地味なプログラム、さらに悪天候が重なったにもかかわらず、少なくない方々に聴きに来ていただいた。心から感謝の意を表したい。本当にありがとうございました。 .. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2014-11-01 23:11