最近読んだ本 2013/7

暑さのせいか、あまり本を読む気にならない。そして、最近は新刊書を買うこともほとんどなくなってしまった。が、図書館に予約していた本の順番が来れば読まざるを得ないので良いと言えば良いのだが、ヒマな時でなく、忙しい時にまとめて来ることが少なくない。思った通りに行かないのが世の中というものなのだろう。
●「アイデアの直前 タグボート岡康道の昨日・今日・明日」 岡康道著(河出書房新社/2013.2)
アイデアを生む発想法的な内容かと思って読み始めたが、単なるエッセイ集。とはいえ第一線のクリエーターの話はやはりひじょうに面白い。歳を重ね人生の後半にさしかかってきたことを自覚しつつ、しかし、アイデアを生み出すことに加え、人生に真正面から取り組んでいこうとしている筆者の生き方に(ちょっと上の)同世代の人間として大いに共感した。
●「泡沫日記」酒井順子著(集英社/2013.4)
40代半ばを迎えた酒井さんが、「人生後半の初体験」に満ちた日々を記した日記。連載数ヶ月後に巨大地震/津波/原発事故を体験し、「覚悟」は単なる言葉であったことを知ったと書かれている。これまでのエッセイ集とはややトーンが異なり、さらなるゆとり/余裕(諦観とはやや異なる)と大人っぽさが感じられた。
●「ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆」三上延著(メディアワークス文庫/2012.6)
●「ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと二つの顔」三上延著(メディアワークス文庫/2013.2)
図書館の予約者が多かったためなかなか順番が回って来ず、発売以来ずいぶん経ってしまったがやっと読むことができた。人気作品だけあってさずがに面白い。それにしても古書の世界というのも奥が深いとあらためて知る。
●「空白を満たしなさい」平野啓一郎著(講談社/2012.11)
一度死んだ人が生き返るという奇抜なストーリーではあるが、「分人」という考え方はなるほどと思わせるものがある。
●「犬とハモニカ」江國香織著(新潮社/2012.9)
表題作品のほか、「おそ夏のゆうぐれ」、「夕顔」、「アレンテージョ」などの一見、あまり関連のない作品を集めた短編集。ずいぶん久しぶりに江國作品を読んだが、やや拍子抜け。やはり若い時に読む作家なのだろうか・・。

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