モーツァルト:オーボエ四重奏曲/シュタインス&ドロルツSQ

レコード芸術10月号をパラパラ見ていたら(最近は大した新譜も出ないのであまり真剣に読んでいない)、室内楽/再発売のコーナーに、モーツァルト:フルート四重奏曲第4番・オーボエ四重奏曲・クラリネット五重奏曲というディスクが載っており、その演奏者を見て目を疑った。ニコレ(Fl)、シュタインス(Ob)、ゴイザー(Cl)、ドロルツSQと書いてある。私がもう手に入れるのは不可能と思っていたレコードからの復刻盤。8/4に発売されていたらしいが全く知らなかった。
http://zauberfloete.at.webry.info/201011/article_11.html
グリーンドア音楽出版という会社(歴史的録音の復刻とか朝比奈のライブ、フルトヴェングラーの復刻などを手掛けているようだ)からの発売。何はともあれ早速インターネットでTレコードに注文した。
今日やっとCDが届き、早速オーボエ四重奏から聴く。
柔らかくしなやかで温かみのあるひじょうに美しい音色、とりわけ高音域でのヴィブラートはシュタインスならではの魅力的なもの。丁寧に、そして優しく歌う見事なモーツァルトは心にしみる・・・。モノラルではあるが聴きやすい音質で不満はほとんどない。とにかく、よくぞ復刻してくれたものである。これこそ不滅の名演奏と言うべきと思う。

なお、ドロルツ弦楽四重奏団のメンバーは(私も知らなかったのだが)下記の通り。
第1Vn:エドゥアルト・ドロルツ、第2Vn:ハインツ・ベドガー、Vla: ジークベルト・ユーバーシェール、Vc:ハインリヒ・マヨウスキ
録音はオーボエ四重奏:1957年10月2日、クラリネット五重奏:1957年10月5日、ベルリンでの録音、原盤は独コロンビアWSX506。フルート四重奏の方は元は全曲盤だったらしく東芝EMIからLPが出ていたとのこと。また、ゴイザーは1962年の録音もあるらしい。

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この記事へのコメント

ひでくんママ
2011年09月28日 00:37
わたしも欲しい! (=^.^=)
音楽の手ほどきは伯父ですけれど、伯父の誕生日が命日になっているオーボエスト、マンフレート・クレメントがこの曲を録音しています。私は伯父宅のレコードで聴かされました。TRIO という日本盤でした。その演奏は超えるものがないと思いました。早くCDにして欲しいです。
2011年09月28日 23:04
ひでくんママさま
コメントありがとうございます。私は、コッホ、シュタインス、クレメント、の三人の大ファンで、録音を集めているのですが、クレメントが吹いたモーツァルトの四重奏の録音があるというの初めて聞きました。TRIO盤ということは日本で録音されたのでしょうか・・。私もひじょうに聴きたいです。
ひでくんママ
2011年09月29日 13:55
レコードについて訊きました。アマデオ原盤と載っているそうです。
ザルツブルグ・モーツァルト合奏団との共演。録音年の記載なし。
オーボエ四重奏曲、フルート四重奏曲第1番(コンラート・クレム fl )、ピアノ四重奏曲第1番。以上3曲です。
ヴィオラのオスカー・ハーゲンって、あのハーゲン兄弟の親かなと、そんな話も出ました。ではでは。
Ferlendis
2015年03月27日 22:35
マンフレート・クレメントの演奏するモーツァルトのオーボエ四重奏曲はレコードはアマデオが原盤で日本ではトリオから発売されていました。両レコードとも所有していますが、何年か前にオーストリアでCDも出ました、これも所有していますが、クレメントの録音は少ないですね。シュタインスもあまりないですが、コッホは3人の中では一番多く、日本では売られなかったものがドイツで有りましたね。
Ferlendis
2015年03月28日 13:04
コッホの録音はまだありますね。ベルリン・フィル8重奏団との録音でモーツァルトのディベルティメント第11番KV251があります。この曲は弦楽器以外はホルン2本とオーボエ1本の珍しい編成です。また、フルートのツェラーと組織した室内楽を演奏するベルリン・フィル・ゾリステンが在りましたが、ここでモーツァルトの4重奏曲と協奏曲を録音しています。滅多にありませんが、室内オーケストラとしての録音もあります。その他にはベルリンの宮廷作曲家の室内楽がありましたが、4重奏曲と協奏曲はCDにもなっています。コッホはシュトゥッツガルト室内オーケストラ、指揮ミュンヒンガーとヘンデルのオーボエ協奏曲を3曲、ハンブルク・テレマン協会とはテレマンの協奏曲ハ短調も録音しています。
2015年03月30日 19:07
Ferlendisさま
貴重な情報ありがとうございます。クレメントのCD、発売元と番号など教えていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。
Ferlendis
2015年04月03日 14:30
クレメントにはミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の主席ファゴット奏者デートレフ・キュールとミュンヘンバッハに参加していたヘトヴィッヒ・ビルグラムのチェンバロでバロック期のオーボエソナタを録音したプライベートレコードも有りましたが、たいへん高額でした。紹介したレコードやCDの番号は現物を用意して次回連絡致します。

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