フェルメール<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展

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(以下、2011.03.09記)
フランクフルトにあるシュテーデル美術館所蔵のフェルメール「地理学者」を始めとする、オランダ・フランドル絵画展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。
平日の午前中に行こうかとも思ったが、世の中にはヒマな人たちも意外に多いので平日といっても油断できないと思い、あえて金曜ではなく平日の閉館直前に行ってみることにした。案内を見ると平日は19:00、入館は18:30までとあるので急いで会社を出て、18時少しすぎには会場に着いた。
中はひじょうに空いており、フェルメールも独占状態でゆったりと観ることができた。
今回の展示はフェルメールの「地理学者」を目玉に17世紀オランダ絵画とフランドル絵画95点の展示。フェルメール以外ではブリューゲル(父&子)、レンブラントくらいしか私が知っている人はいなかったが、どれも同時代の作品らしく、また、構成も歴史画と寓意画、肖像画、風俗画と室内画、静物画、地誌と風景画というもので見応えもあり、展覧会としてもひじょうに筋の通った見事なものだったと思う。
「地理学者」は初めて観たが、フェルメールにしては予想していたよりもやや大きめの作品で緻密で精密、光の描写やテーブルクロス(?)などの細密な表現も素晴らしかった。印象的だったのは静物画における作品群。ブリューゲル父(の工房)「ガラスの花瓶に生けた花」(これは意外に小さな作品だった)を始め、果物、ワイングラス、野菜、ジビエ類の細密な描写には目を奪われた。
また、地誌と風景画においてもそれぞれ個性のある、しかし、全体的には統一感を感じさせる優れた作品が多く十分満足した。

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    Excerpt: ブリューゲル展を観た(東京都美術館)。 http://www.ntv.co.jp/brueghel/highlight/ http://www.tobikan.jp/media/pdf/h29/2.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2018-03-22 22:00