別府アルゲリッチ音楽祭

第9回別府アルゲリッチ音楽祭(芸術劇場/NHK教育)を観た。
ユーリ・バシュメット指揮、桐朋学園オーケストラの演奏。チェロの新倉さんだけは知っていたがあとは知らない人ばかり。学生なのだろうか女性がいやに多く、きわめて少数派の男性は皆、いやに若く見えた・・。
●グリーク:組曲「ホルベアの時代から」
よく整った演奏でなかなか聴かせた。バシュメットの指揮は面白い。
●バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
私の知らない曲なので論評は避けるが、久しぶりに見るアルゲリッチ、切れ味はあるが、さすがに歳をとったという印象。
●ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調
ウェーバーのクラリネット五重奏の弦楽合奏版というのはこれまであったが、ブラームスは初めて、それも独奏がヴィオラという変わった形(バシュメット自身の編曲による)。
部分的に聴かせるところはあったものの、さすがに弦の人数が多すぎてヴィオラが埋もれがち。とはいえ、弦楽合奏で聴くとよりブラームスの色合いが濃くなることは事実で、トゥッティ(?)の部分は初めて聴く響きに満足した。
もうこれで番組も終了、と思いテレビを消そうとしたところ、アンコールが演奏された。
武満徹作曲:3つの映画音楽から「他人の顔」 ワルツという曲。
この曲が素晴らしく情感に富んだ曲で一度聴いたら忘れられないメロディーを持っており、すっかり虜になってしまった。後で調べたら、石川セリが歌った「武満徹ポップ・ソングス」(DENON/1995)にも含まれていたのだが、編曲が全く異なるため別の曲のように聴こえた。今度、このオーケストラ版のCDを買いに行こうと思う。 

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  • 武満徹:「他人の顔」より「ワルツ」

    Excerpt: この前、別府アルゲリッチ音楽祭のアンコールで聴いた曲が忘れられず、武満徹作品集のCDを買ってきた。 http://zauberfloete.at.webry.info/200706/article_.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2007-06-10 20:49