With Passion/maria joao pires

DG/Portrait of the Artistシリーズの新譜。
モーツァルト:ヘ長調のソナタ(K332)、シューベルト:3つのピアノ曲(D946)、ショパン:ノクターンから4曲、シューマン:ピアノ協奏曲(アバド=ヨーロッパ室内O)、とここまでは既発売のものに加え、今回初出となるモーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K488が収められている。協演はブリュッヘン指揮モーツァルテウムO・ザルツブルク(1995/8ザルツブルクでの実況)。
ピリス(最近はピレシュと発音するらしい)は、私が特に1970年代後半に好んで聴いたピアニストだった。1974年、DENONに録音したモーツァルトのソナタ全集は今でも私が最も愛するディスクだし、モーツァルトの12・21・23・26番の協奏曲(ERATO)などは本当に繰り返し聴いたものだった。その後のピリスの録音は、今回のノクターン集も含め大半は持っているが、最近は新譜も少なく寂しい。
さて、今回のK488、久しぶりのモーツァルトのコンチェルト(アバド=WPhとは結局14・26番が出たのみだった)。ブリュッヘン指揮ということで興味津々だったが、演奏はいたってオーソドックス。会場ノイズはないとは言えないが、オケも水準以上でキズもなく満足のできるもの。ピアノのタッチ&音色は美しく、禁欲的でていねいな弾き方は相変わらずピリスらしい。終楽章などもう少し飛翔感も欲しい気がしたが全般的には素晴らしい演奏と言えると思う。

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