白鳥の湖

6月の演奏会で抜粋版を演奏する。
私はこれまで、通常の組曲+αは演奏したことはあるが、全曲はもちろんなく、今回が初めての曲も何曲かある。チャイコフスキーというのは、譜面上、易しいところと難しいところに極端に別れており、今回の曲でも難易度が高いところが何箇所かある。特に、第28曲(フィナーレの1曲前)の後半からは、第4交響曲や第5交響曲の終楽章に通じる難しさがある。が、別にハダカになる部分ではないので、完璧に演奏できなくても許されるのではあるが・・。
それはさておき、私にとって絶対に忘れられない演奏(ディスク)は、カラヤン=ウィーン・フィル(DECCA)のもの。三大バレエ組曲がレコードで2枚組(といっても1枚と半面)に納められ、3000円という価格だった(1960年代後半)。このレコードは私が持っているすべてのディスクの中でも最も回数多く聴いた演奏の一つだと思う。後に、カラヤン=ベルリン・フィルの演奏(DG)も入手したが、コッホのオーボエは素晴らしかったが、このウィーン・フィル盤の方が私にとって大切な演奏であることは間違いない。情景でのウィンナ・ホルンの朗々たる響き、優雅なワルツ、しなやかな弦楽器、トランペットの素晴らしい歌い方、典雅なヴァイオリンソロ、ドラマティクなフィナーレなどなど。このディスクはレコード、CDそれぞれ一度買換えており、現在が4代目である。
私が他に持っているのは、プレヴィン=ロンドン響(EMI)、小澤=ボストンSO(DG)の全曲盤を始め、レーグナー=ベルリン放送響(Deutsche Schallplatten)、ロストロポーヴィチ=ベルリン・フィル(DG)、スラトキン=セントルイスSO(RCA)などだが、それぞれ個性的で聴くべきところが多い。やはり名曲の所以だろう。

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