モーツァルト交響曲全集

私が持っているモーツァルト:交響曲全集はベーム=ベルリン・フィル(DG)のみであり、あとはレヴァイン=ウィーン・フィル(DG)と、テイト=イギリス室内O(EMI)の、全集ではないが大部分、マリナー=アカデミー室内O(PHILIPS)の初期/中期交響曲集くらいである。あとは後期の曲、これはどれくらいあるか分からないが・・・。
さて、今回とりあげる全集だが、タワーレコードでラトル=ベルリン・フィルの「グレート」を買おうかどうか悩んでいた時に、このセットがふと目に入ったため、思わずこちらを購入してしまったものである。10枚組1985円(!)という格安セット。演奏はA.アリゴーニという人の指揮、フィルハーモニカ・イタリアーナ・トリノという団体による演奏。
何かの雑誌で、「意外に味のある演奏」という評を読んだことがあったため購入した訳だが、一枚200円弱というのはいかにも安く、コストパフォーマンス的には抜群に良い。
第37番はもちろん、第32番もなぜか収録されてはおらず、代わりに(?)、第42~47番が収められている。なお、第42番は K.75、第43番は K.76(42a)、第44番は K.81、第45番は K.95(73n)、第46番は K.96(111b)、第47番 K.97(73m)というのが新しいケッヘル番号であり、これらの曲は第10番と12番の間に位置づけられ、マリナー=アカデミー室内Oの全集にも収録されている。
私はまだ全曲聴いた訳ではないのだが、とりあえず何曲か聴いた限りでは、弦主体(録音のせいか)でソフトな演奏、オケの水準はまずまず(ホルンがやや弱体だが)、楽器はモダン楽器、メヌエットの反復はすべて省略することで一貫している。印象としては、初期~中期までの作品であれば、管楽器が主体でないこともあり、心地よい響きに浸ることができる。その意味で、持っていても決して損はない全集だと思った。

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