トップへ | テーマトップへ | テーマランキング一覧へ
| タイトル | 日 時 |
|---|---|
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調K414〜弦楽合奏伴奏版〜
久しぶりに素晴らしいモーツァルトを聴いた。 2枚組のディスクで曲目は下記の通り。 ○ピアノ協奏曲第12番イ長調 K414 ○ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K415(387b) ○ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K537「戴冠式」 (モーツァルト自身による弦楽器のみによる伴奏編曲版) オリヴァー・シュニーダー(ピアノ) カメラータ・ベルン エーリヒ・ヘーバルト(指揮、ヴァイオリン) ○幻想曲ニ短調 K397 ○ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K310 ○アダージョ ロ短調 K540 ○... ...続きを見る |
2008/08/15 20:52 |
(まとめて)最近読んだ本〜その2 音楽関連書〜
●「天上の音楽・大地の歌」 なかにし礼著(2001.5/音楽之友社) なかにしの音楽に対する鋭い視点、深い共感、熱い情熱、思い入れが見事に表現されている。クラシックに限らず、アマリア・ロドリゲス、デューク・エリントン、ラヴィ・シャンカールなどその対象は幅広い。さらに、この本はカメラマン田村勝弘による秀逸な写真の数々がこの音楽エッセイ集を飾り、奥行きを与えている。 ...続きを見る |
2008/08/14 22:12 |
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調Hob.I.105 〜ローター・コッホ盤〜
半年以上前に、名古屋にあるCDショップにオーダーして以来、私もすっかり忘れていたのだが先日突然そのCDが家に届いた。2300円+送料との請求にとりあえずホッとする・・。 http://zauberfloete.at.webry.info/200805/article_25.html Slovakia製のCD(プレスはドイツSONOPRESS)で、ハイドン(1732〜1809)とプレイエル(1757〜1831)の協奏交響曲が収録されている。演奏はボダン・ヴァルハル指揮のスロヴァキア室内管弦楽団... ...続きを見る |
2008/08/13 22:12 |
ベルリン・フィル関連人事異動〜コントラバスなど〜
久しぶりにベルリン・フィルのHPを見にいったところ、コントラバス・パートの首席メンバーが様変わりしていた(4月には決定していたらしい)。 入団してまだ数年しかたっていないシェハタの名前が消えており(昨年からミュンヘン音大教授に就任したとのこと)、ヤンネ・サクサラが第一ソロ奏者に、エスコ・ライネもソロ奏者にそれぞれ昇格となっている。 シュトールとヴァツェルはともに1943年生まれなので今年定年となる。そのため、第一ソロとソロ奏者の募集は以前から告知されていた。大阪センチュリー交響楽団の方のブロ... ...続きを見る |
2008/08/11 21:27 |
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K551〜その1〜
1788年8月10日の日付(ちょうど220年前!)を持つこの曲は、19世紀前半のドイツ語圏では「フーガのフィナーレをもつ交響曲」あるいは「フーガで終わる交響曲」として知られていたという。「ジュピター」というニックネームはイギリスに由来するもので、モーツァルトの息子のフランツ・クサーヴァ・モーツァルトは、出版者のノヴェ夫妻に、このニックネームは、ロンドンにいたハイドンのスポンサー、ヴァイオリン奏者でオーケストラのリーダーだったヨハン・ペーター・ザロモンによる命名だったと語っている。 それはさてお... ...続きを見る |
2008/08/10 10:24 |
オーケストラの105人
|
2008/08/05 21:32 |
C.HARTMANN/BELLA NAPOLI v.s.A.MAYER IN VENICE
ベルリン・フィルのオーボエ奏者によるイタリアをテーマにしたディスクの対決(?)。 まず、クリストフ・ハルトマンによる「BELLA NAPOLI(麗しのナポリ)」。約一年前の初ディスクに続く第二弾(EMI)。 http://zauberfloete.at.webry.info/200704/article_6.html 曲目は下記の通り。 ○D.スカルラッティ/レンツ編:協奏曲ニ短調(鍵盤ソナタK5, 9, 208より) ○ハッセ:協奏曲ト長調 ○チマローザ/レンツ編:協奏曲変ロ長調(... ...続きを見る |
2008/08/03 23:05 |
シュミードル氏演奏会
PMFのために来日されていたペーター・シュミードル氏の演奏会を聴いた(7/31)。 ピアノ:佐々木秋子、チェロ:村井将、神楽坂 音楽の友ホール 曲目は下記の通り。 ○シューマン:幻想小曲集Op.73(Cl.Pf) ○シューマン:アダージョとアレグロOp.70(Vc,Pf) ○ウェーバー:歌劇「ジルヴァーナ」の主題による協奏的変奏曲Op.33(Cl.Pf) ○ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.11「街の歌」(Pf,Cl,Vc) ○ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調Op.... ...続きを見る |
2008/08/02 11:34 |
「音大進学・就職塾」
茂木大輔氏の最新著作(音楽之友社/2008.8)。 「バンドジャーナル」誌に2005〜6年に連載された「職業音楽家を目指すヒトのためのもぎぎ塾」をもとに、大幅に加筆修正されたものという。 タイトルの通り、音大→プロを目指す(特に管楽器専攻の)学生、もしくはその親をターゲットに書かれた本であり、一般音楽ファン向けのものではない。とはいえ、私のようなプロ志向崩れのアマチュア音楽愛好家が読んでもなかなかおもしろい内容ではあった。 音大に入ることも難しいが、音大へ入ったからといって、プロになれるワ... ...続きを見る |
2008/07/29 23:10 |
オクサーナ・リーニフさん〜その3:演奏会終了〜
オクサーナ・リーニフさん、およびドレスデン国立歌劇場オケのお二人をソリストに迎えての演奏会を終えた。 暑い中、1100名を超える方々にご来場いただいた。あらためて聴きに来ていただいた方々に感謝の意を表したい。 今回の演奏会は、我々のオケの自主公演ではなく、区の文化振興協会が主催する音楽祭の一環としての参加であり、有料で全席指定、13時開演、司会者による紹介/インタビューなどに加え、他の2つのアマチュア・オケと競合(?)する、という形で行われた。 曲目は、 ○モーツァルト:歌劇「コジ・ファ... ...続きを見る |
2008/07/21 11:44 |
モーツァルト:セレナーデ ニ長調K203(189b)
|
2008/07/17 22:23 |
オクサーナ・リーニフさん〜その2:オール・モーツァルト・コンサート〜
オクサーナ・リーニフさん指揮による演奏会があったので聴きに行った(7/15カザルスホール)。 オーケストラは都内のプロ・オーケストラ有志から構成されたという「モーツァルト・オルケスター・トーキオ」、曲目は下記の通り。 ○交響曲第1番変ホ長調 K16 ○ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K364 ○交響曲第15番ト長調 K124 ○交響曲第29番イ長調 K201 独奏ヴァイオリン:ファ二・フレーデ(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団準団員) 独奏ヴィオラ:ラルフ・ディーツェ... ...続きを見る |
2008/07/16 23:13 |
オクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv)さん
リーニフさんはウクライナのブロディ生まれ。ボグダン・ダシャクの下で指揮を学びながらプロンプターに、後にルヴィフ・オペラの首席指揮者のアシスタントになる。2004年4月にバンベルク交響楽団により開催された第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールで出場者299名の中で第3位入賞を果たし、引き続きこのオーケストラの指揮者ジョナサン・ノットのアシスタントとなる(ちなみにに、この時の第1位は既に有名になっているベネズエラ出身のデュダメル、同じく3位には松沼俊彦も入賞している)。 2005年以降、活動の本... ...続きを見る |
2008/07/13 11:48 |
「コジ・ファン・トゥッテ」序曲〜その2〜
前回の確認をしつつ、あと一点、この曲の拍子記号(二分の二拍子)の解釈をポイントに、家にあるディスクを聴いてみた。他にもムーティ=スカラ座のLD(他にもあるかも)も持っているのだが聴き直していない。 @ワルター=コロンビア響(CBS/1954) 4:22 Aベーム=ウィーン・フィル(DECCA/1955) 4:28 Bカラヤン=フィルハーモニアO(EMI/1955) 4:12 Cヨッフム=ベルリン・フィル(BELART/1963) 4:13 Dスゥイトナー=シュターツカペレ・ベルリン(... ...続きを見る |
2008/07/10 23:08 |
「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
最近の数年間で、モーツァルトのオペラの序曲は、「イドメネオ」、「フィガロ」、「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」、「ティトゥス」、そして「後宮」の管楽合奏なども演奏しているので、「コジ」が最後に残った序曲の一つとなる。 私自身これまで、この曲は一回も演奏したことはなかったのだが、20日の演奏会でこの曲を演奏する。ハ長調で、構成は単純明快、聴いている分には気楽(?)な曲なのだが、実際のところ演奏は大変難しい。あの、いろいろな調で何度も繰り返される「ミソファミレドシド ミソファミレドシド」というフレー... ...続きを見る |
2008/07/09 23:58 |
「ビドロ」のチューバ
|
2008/07/07 22:18 |
カラヤン:ベートーヴェン交響曲第7番
演奏会まであと2週間となり、ベートーヴェンの7番を繰り返し聴いている。 今回聴いたのは、名演と言われるフルトヴェングラー=ウィーン・フィルの演奏(EMI/1950)。モノラルで音は貧弱だが、スケールの大きさ、テンポのゆれ、バランスの作り方などにこの指揮者の個性が発揮されている。 とはいえ、個人的には(感受性が鈍いのか)、凄いとは思うがあまり共感するところはなかったが、一箇所だけ、第一楽章Vivaceから急にテンポを上げるのではなく、Vivaceに入る2〜3小節前から徐々に加速していくやり方は... ...続きを見る |
2008/07/06 23:19 |
「三拍子の魔力」
なかにし礼著、毎日新聞社からの刊(2008.3.30)。「サンデー毎日」に連載(2006/4〜2007/7)していたものに加筆修正したものとのこと。 オビには「歴史の通奏低音として、秘かに鳴り続けていた魔のリズム。」などと大層な表現がされているが、「三拍子」は一つの切り口であって、この書は著者による「音楽と旅」に関するエッセイと言える。ただ、音楽の中でも、クラシック音楽、それも主にモーツァルト、ベートーヴェンとフリーメーソンに焦点を当てた異色の内容となっているのが特徴だが。 著者は、「フリー... ...続きを見る |
2008/07/03 22:01 |
「モーツァルトの回廊」
海老澤敏著、MOZART CHRONICLE 2006のサブタイトルを持っている(春秋社2008.3)。 モーツァルト研究の第一人者として知られる海老澤氏が、モーツァルト生誕250年を期に、新聞雑誌その他の寄稿した論稿、コンサートでのレクチャー、プログラムに掲載した解説などがまとめられている。 第一部はモーツァルト祝年に対する氏の感懐や反応など、モーツァルトを題材にしたビジネスへの批判も一部込められており、第二部はモーツァルトの諸相として、歌曲、オペラ、ソナタ、コンチェルトなどの分析、第三部... ...続きを見る |
2008/07/02 21:40 |
「ヴェニスの愛」〜オーボエによるバロックの調べ〜
このCD自体は2005年秋にRCAからリリースされたもので、J.S.バッハ、マルチェッロ、ファッシュの協奏曲、ヴィヴァルディ、ルイエ、ヘンデル、テレマンのソナタを、ローター・コッホが吹いている。発売当時のコピーには、ルイエは世界初CD化とあったが、私はもうずいぶん前に新星堂からリリースされた1000円盤のこれと全く同内容のCDを持っていたので、あらためて買わないでいた。 ところが、先日図書館に行った折、このディスクがあったので手に取って見てみると、その解説書の執筆者たちのあまりの豪華さに思わず... ...続きを見る |
2008/07/01 21:51 |
モーツァルト:ピアノのための変奏曲
午後から練習があったのだが、午前中、少し時間があったのでCDを聴いた。 天気も悪く、弦楽器の良い響きは期待できなかったので、取り出したのは、シュテファン・フラダーが弾くモーツァルトのソナタと変奏曲(SONY/1990 ヴィーン)。 http://zauberfloete.at.webry.info/200707/article_14.html 「デュポールのメヌエットによる変奏曲」を聴くが、鳴り出した第一音からなかなかの音。昨日ある程度鳴らしていたせいかも知れないが、このコンディションにし... ...続きを見る |
2008/06/30 23:46 |
「音楽遍歴」
小泉純一郎氏による、「音楽遍歴」 日経プレミアシリーズ(2008.5/日本経済新聞出版社)。 読んでみて、この人は本当に音楽好きな人だとつくづく思った。 中学時代にヴァイオリンを手に取るところから始まり、フランチェスカッティの弾くメンデルスゾーンのVnコンチェルトのレコードを買ってきて擦り切れるほど聴き返す。自分にとってのクラシック音楽との出会いと、それをより深いものにしていく体験が率直に語られている。 ・クラシック音楽は、まず何回も聴いて覚えること。覚えないとその良さもわからない。 ・... ...続きを見る |
2008/06/28 12:30 |
「アテネの廃墟」序曲
11月の演奏会でこの曲を演奏する。 何か序曲を、ということで曲目選定中、ホルン4本の編成でという注文が出たためこの曲に決定したのだが、スコアを見てみると、3・4番ホルンというのは序奏に6小節出番があるだけで、あとは全休という譜面になっている・・。 さて、作品番号113を持っているベートーヴェンによるこの曲、コッツェブーの祝祭劇「アテネの廃墟」への音楽として作曲され、序曲ほか8曲から構成されている。作曲年代は1811年(「田園」、「皇帝」よりあと、第7の前)。 この曲、あまり有名でないし、私... ...続きを見る |
2008/06/26 21:25 |
西本智実さん
今、話題の西本智実さん。 たまたま、モンテカルロ・フィルとの演奏会のチケットをいただいたので聴きに出かけた(6/24 サントリーホール)。 プログラムは下記の通り。 ○ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ○ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/ギター独奏:村治奏一 ○ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」 オフィスが移転したせいで、終業と同時に会社を飛び出す必要もなく、残務整理をしてから6:30前に会社を出る。氷川公園を右手に見ながら坂を上り、衆議院議員宿舎前を過ぎ、坂を下ればも... ...続きを見る |
2008/06/25 21:41 |
カラヤン=ベルリン・フィル/ブラームス:交響曲第1番ハ短調
どうしようか迷っていたが、やはりカラヤン・ファンであれば聴いておかねばと思い、購入した。 私がカラヤン=ベルリン・フィルの公演を聴いたのは全部で3回のみ。 1970年5月:「幻想交響曲」他(東京文化会館) 1973年10月:ベートーヴェン交響曲第6・5番(NHKホール) 1977年11月:ベートーヴェン交響曲第9番(普門館) このあと、カラヤンは1979年、1981年、1984年に来日しており、今回発売されたのはカラヤン最後の来日となった1988年5月5日、サントリーホールでの最終日の... ...続きを見る |
2008/06/23 21:46 |
仲道郁代さん
電車の中で音楽を聴いたり、ちょっとディテールが気になって分析的に聴く時は別として、普段音楽を聴く時、私はほとんどヘッドホンというものを使わない。やはり空気を通した音を聴きたいからで、三次元空間の中での音の動きを聴きたいからに他ならない。それほど高級ではない家の装置でも、上手く再生できた時には左右の拡がりはもちろん、奥行き、高さ、聴き手までの程よい距離感、それにホール全体の空間がちゃんと感じられることもある。そして、再現される楽器(声)の質、存在感に加えて発せられた楽音の響きが空気の動きとして伝わ... ...続きを見る |
2008/06/21 13:38 |
ハイドン:木管五重奏のためのディヴェルティメント 変ロ長調
木管五重奏をやったことのある人ならば、必ずと言って良いほどこの曲を演奏した経験があると思う。私も、高校時代にオケの仲間とこの曲を演奏したことを懐かしく思い出す。 最もよく知られているのは、ハロルド・ペリー編曲によるBOOSEY AND HAWKES版だが、この曲の原型については、あまり知られていないのではと思う。 ヨーゼフ・ハイドンによる<Feldparthien>と呼ばれる6曲からなるセット(Hob.U:41-46)。Feldharmonieとはmilitary bandのことで、part... ...続きを見る |
2008/06/18 21:29 |
弦楽九重奏版「グラン・パルティータ」
これまでこの曲の編曲版は、原曲が作曲された当時に編曲されたといわれる弦楽五重奏曲版(K46)、管楽八重奏版(KAnh182)、さらにはフルート四重奏曲K285bの変奏曲などが知られており(以上いずれも偽作とされている)、他にも、クリスティアン・シュヴェンケ(1767〜1822)という人の編曲によるピアノ、Ob、Vn、Va、Vcによる五重奏版、オーボエと弦楽四重奏による五重奏版(その一部は茂木大輔氏による録音で聴ける)などがあった。 さて、今回の新譜、聴く前からだいたいどのような様子(?)か想像... ...続きを見る |
2008/06/17 21:52 |
楽譜製本
この秋の演奏会の楽譜が揃ってきたのでまとめて製本をした。 この製本という作業、やり始めるまで何となく気が進まないのはやはり細かくて気を遣う作業だからだろうか。今日は休日だったこともあり、思い切ってまとめて片付けてしまうことにする。 対象曲、パートは下記の通り。 ○モーツァルト:交響曲第41番ハ長調(1st・2nd) ○ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調(1st・2nd) ○ベートーヴェン:「アテネの廃墟」序曲(1st・2nd) ○ブラームス:大学祝典序曲(1st・2nd) ○ブラー... ...続きを見る |
2008/06/15 22:39 |
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
来月の演奏会でこの曲を演奏する。 「のだめ」のテーマ曲としてすっかり有名になってしまったこの曲だが、昔は「運命」、「田園」、「英雄」、「合唱付」などに比べあまり目立たない存在だったと思う。 私にとってこの曲との出会いは、高校時代に買った何枚かのレコードのうちの一枚。カラヤン=ベルリン・フィルによる第1回目の録音(DG/1962)だった。カラヤンによる演奏は、概して速いテンポ、スマートかつ洗練されたものであったが、当時の安い再生装置で聴いたせいかあまりピンとくるものでもなく、それほど聴き込んだ... ...続きを見る |
2008/06/14 11:50 |
ラヴェル:ピアノ協奏曲
N響アワーはラヴェルの2つのピアノ協奏曲。 番組の解説で、この2曲のピアノ協奏曲がラヴェルの最後の管弦楽作品であることを知った。作曲された背景、年代などについての知識・情報は、その曲を鑑賞する上で特に必要ないという立場もあろうが、個人的には知ることによりさらに曲の理解が深まると思っている。不勉強を反省・・。 一曲目に「道化師の朝の歌」が演奏されたが、ファゴット・ソロは岡崎氏、Fisの左手は中指のみ(最もオーソドックスな指使い)だったが、D-E-Fisのフレーズがやや滑らかさに欠けていたように... ...続きを見る |
2008/06/09 21:12 |
「征爾とユンディ The Young Romantic」
「あなたのアンコール サンデー」(NHK BS2)を観た。 ユンディ・リが弾くプロコフィエフのト短調のピアノ協奏曲、小澤征爾=ベルリン・フィルとのリハーサルを中心としたドキュメンタリー。ユンディの生い立ち、両親、親戚、ピアノ教師などのインタビュー、中国の音楽学校、ホールでの演奏、ショパン・コンクールでの優勝などの様子、並行してユンディのロウ人形作りのプロセスを織り込みながらの構成。拍手で迎えられたベルリン・フィルとの演奏会のステージに小澤とユンディが舞台ソデから出て行くシーンで番組は終わってお... ...続きを見る |
2008/06/08 12:11 |
新譜CD
ずいぶん久しぶりにCD店に行った。 雑誌やネットなどで新譜情報を得ているとはいえ、実際に店頭で見るのとはやはり微妙な違いはある。最近、個人的に気になっている新譜は下記の通り。 ○カラヤン=ベルリン・フィル/サントリー・ホールライブ1988/ブラームス:交響曲第1番他(DG) ○池田昭子:カプリッチョ(マイスター・ミュージック) ○シベリウス:交響曲第5番/カラヤン=ベルリン・フィル(SONY) そして、店頭には、以前であれば間違いなく購入したであろう下記のディスクが並んでいた。 ○モ... ...続きを見る |
2008/05/28 22:22 |
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調Hob.I.105
協奏交響曲(symphonie concertante/sinfonia concertante)とは、合奏協奏曲に倣い複数の独奏楽器を持ち、カール・シュターミツなどマンハイム楽派の作曲家によって多く作曲されたジャンルで、ハイドン、モーツァルトの作品がその代表的なものとされている。 さて、このオーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、チェロを独奏者とするハイドンのこの曲、作曲されたのは何と1792年、ハイドン60歳、モーツァルトの死後のことである。 LP時代には、未だ私はこの曲の存在すら知らず、レ... ...続きを見る |
2008/05/27 22:51 |
チャイコフスキー:交響曲第6番/カラヤン=ウィーン・フィル
TOKYO MXのカラヤン特集、5月の最終回は「悲愴」、1984年の収録。 数多くの録音を残したカラヤンにとって最後の「悲愴」。テンポ、ダイナミクス、バランスも素晴らしく、歌うべきところは徹底的に歌い、チャイコフスキーの魅力を十全に明らかにしている。映像面の不自然さを別にすれば、文句のつけようがない演奏と言える。 カラヤンの指揮で印象的だったのは、第一楽章のクライマックス(280小節あたりから)、fffのオケのトゥッティをバックにトロンボーン3本が咆哮するところを煽りながら丁寧に4つに振って... ...続きを見る |
2008/05/25 22:20 |
海外音楽情報〜マスコミからは得られない個人サイトからの情報〜
ウィーン国立歌劇場の新シーズンのニュースに始まり、この春は海外の音楽関係のニュースが多い。 http://zauberfloete.at.webry.info/200804/article_4.html なお、今回退職されるメンバーの方々は、今シーズン一杯、つまりザルツブルク音楽祭までは勤務を続けるはずとの情報もある。 続いて、衝撃的だった安永徹氏のコンマス辞任、 http://zauberfloete.at.webry.info/200804/article_16.html ヴェルナ... ...続きを見る |
2008/05/23 22:06 |
SONATEN/水谷上総(Fg)
水谷上総は京都市立芸術大を卒業後、デトモルト音大を経て、ライン・ドイツ歌劇場管弦楽団(1989年〜)、群馬交響楽団(1993年〜)、2000年よりNHK交響楽団首席奏者。今回、初めての録音はバロック・ソナタ集。解説の木幡一誠氏も書いている通り、デビュー盤にしてはずいぶん渋い。曲目としては、2曲(ホ短調・ヘ短調)のソナタ、ベデッカーの「ラ・モニカ」、ファッシュのハ長調のソナタ、ベゾッツィの変ロ長調のソナタ、C.P.Eバッハのイ短調のフルート・ソナタというもの。チェンバロは小倉貴久子、録音は2007... ...続きを見る |
2008/05/22 23:30 |
チャイコフスキー:交響曲第5番/カラヤン=ウィーン・フィル
TOKYO MXのカラヤン特集、5月はチャイコフスキー。最初の第4番はうっかり見逃してしまったが、今回は第5番。1984年、ウィーン・ムジークフェラインザールでの収録。 カラヤンはLP時代からチャイコフスキーの交響曲(4〜6番)を何度も録音しているが、これはその最後のCD録音と同時期のもの。チャイコフスキーの交響曲集(特に第4番)は、個人的には1971年のEMI盤に優る演奏はないと思っているが、この映像も初めて観たが結構見応えがあった。 チャイコフスキーはリヒャルト・シュトラウスと並んで、カ... ...続きを見る |
2008/05/20 21:32 |
JAMAC CONCERT “俺たちだって天地を動かす。”
JAMAC(Japan Male Chorus League):日本男声コーラス連盟とは、三枝成彰が議長を務め、東京(六本木男声合唱団倶楽部)、札幌(男声合唱団ススキーノ)、長岡(長岡メンネンコール)、長野(男声合唱団ZEN)、名古屋(栄ミナミ男声合唱団 )の5団体により結成された280名を超す男声合唱団。 18日、サントリーホールで開かれたコンサートは、中丸三千繪、坂本朱らのソリストに加え、長内勲、三澤洋史指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演という豪華なものだった。 六本木男声合唱... ...続きを見る |
2008/05/19 20:49 |
歌曲集「冬の旅」op.89 D.911
クリスティアン・ゲルハーヘル:Christian Gerhaher(バリトン)による「冬の旅」を観た。ピアノはゲロルト・フーバー、2008年2月1日、王子ホールでのライブ(NHK教育 芸術劇場) 私にとって久しぶりの「冬の旅」全曲。 http://zauberfloete.at.webry.info/200603/article_10.html ゲルハーヘルは1969年生まれということで、まだ39歳という若さ。私は初めて「観た」が、容姿、歌い口は若さに加え、円熟味も感じられた。 美しい声... ...続きを見る |
2008/05/18 11:40 |
「カラヤン帝国興亡史〜史上最高の指揮者の栄光と挫折〜
著者は中川右介(幻冬舎新書/2008.3)、元々「クラシックジャーナル」に連載していた「カラヤン帝国衰亡史」に大幅な加筆、修正を行ったもの。 タイトルが「衰亡史」から「興亡史」に代わった訳はわからないでもないが、個人的には「衰亡史」の方が本書の内容をよく表しているのではないかと思う・・。 カラヤンに関する書物はかなりの点数出ているが、本書はかなり異色な一冊。あとがきで著者も述べているように、本書は、「カラヤンの<芸術>そのものについて論じるどころか、記すこともせず、カラヤンの生涯におけるポス... ...続きを見る |
2008/05/16 22:16 |
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調/カラヤン=ベルリン・フィル
タワーレコード&ユニバーサルミュージックのカラヤン生誕100年記念のCDパンフレットを見ていたら、マーラー:交響曲第5番のディスクのタイトルに、マルティン・クレッツァー(Trp)と明記されていた。 クレッツァーは1950年、ヴォルフェンビュッテル生まれ、12歳から父の指導でトランペットを始め、カッセル、ハノーファなどの国立歌劇場を経て、1973年ベルリン・フィルに首席奏者として入団、その後31年間首席を務め、2004年から2nd奏者に降りている。 非公式には、この録音でクレッツァーが吹いてい... ...続きを見る |
2008/05/14 21:13 |
「ばらの騎士」〜カラヤン=ウィーン・フィル(1960)〜
”元帥夫人がそうであるように、黄昏を予感したときに、人は、後ろをふりむく。シュトラウスも単にその作品に、「黄昏の近づきつつあった文明の象徴である」人物を登場させただけでなく、黄昏の接近を予感していたに違いなかった。「ばらの騎士」が「音楽のための喜劇」であるにもかかわらず、全体が愁いの影に淡くおおわれていることと、そのことは無関係ではない。” これは、カラヤンがウィーン・フィルと1982年に再録音したレコードのライナーノーツの中で、黒田恭一氏が書いている文章の一節である。ここで黒田氏は、1956... ...続きを見る |
2008/05/12 22:23 |
驚異の13人楽団 モーツァルトとハイドンのト短調交響曲〜もぎぎのオーケストラくわしっく鑑賞ガイド6〜
エキサイティングで大変素晴らしいコンサートだった。 内容を見た瞬間、ネットでチケットを購入したのが去年の12月。半年間待った甲斐もあり、またわざわざ遠く(三鷹市芸術文化センター/風のホール)まで出かけた甲斐もあり十二分に満足した。私の大好きなモーツァルトの2曲のシンフォニー(K130ヘ長調とK132変ホ長調)を生きている間にナマで聴けるとは思ってもいなかった。このような企画を立てられた茂木氏にあらためて感謝の意を表したい。 プログラムは下記の通り。 ○W.A.モーツァルト:交響曲第19番変... ...続きを見る |
2008/05/11 23:14 |
ライナー・クスマウル/バッハ:ソナタとパルティータ集〜その2〜
ライナー・クスマウルのヴァイオリンによる、1995年10月22日にベルリン楽器博物館で行われた''Gagliano in Concert''という演奏会のライブ録音。クスマウルはベルリン楽器博物館所蔵の1750年のジェンナーロ・ガリアーノ製作の楽器を弾いている。 http://zauberfloete.at.webry.info/200805/article_1.html 円熟というか貫禄というか、きわめて自然な音楽の流れを持った素晴らしく格調高いバッハが聴ける。奏法は古楽器的でヴィブラート... ...続きを見る |
2008/05/10 09:23 |
ハイドン:協奏交響曲〜リーバーマンのオーボエ〜
この一ヶ月以上、一枚のCDも購入しなかった。 会社の引越し、新年度、オケの掛け持ちなどいろいろと忙しかったせいもあるが、欲しいと思うCDがなかったせいもある。が、一枚だけ発売されたら購入しようと思っていたディスクがあった。ケルテス=バンベルク交響楽団による、ハイドンの協奏交響曲/モーツァルトのVnとVlaのための協奏交響曲の一枚(オイロディスク・ヴィンテージ・コレクション/DENON)。ここでオーボエを吹いているのがヴィンフリード・リーバーマンという情報を得たからで、先日やっと入手した。 リ... ...続きを見る |
2008/05/08 21:38 |
シューマン:交響曲第4番/カラヤン=ウィーン交響楽団
リハーサル盤は持っていたのだが、本番の様子は今回初めて観た(4/5に放送されたもの)。 http://zauberfloete.at.webry.info/200711/article_10.html 収録は1965年、演出はアンリ・ジョルジュ・クルーゾー。映像作品としてはカラヤンにとっても、世の中的にも最初期のものと思う。モノクロ、モノラルで決して画質・音質は良いとは言えないが内容的には大変素晴らしい。 カラヤンはこの時57歳。颯爽として若々しく、曲を完全に掌握し確固たる信念のもとに指揮... ...続きを見る |
2008/05/06 18:28 |
演奏会(シベリウス第5交響曲)終了
シベリウス交響曲第5番の演奏会を終えた。 悪天候の中、多くの方々が聴きに来て下さった。あらためてこの場を借りて感謝の意を表したい。 今日のリハーサルは別として、これまでの練習回数は分奏も含めて5回だけ。ベートーヴェンやブラームなどのやり慣れている曲であればともかく、シベリウス第5という曲はとにかくリスキーで難しい曲であり、もう少し練習したかったというのが本音ではある。 まだ録音を聴いていないので何とも言えないが、特に目立った破綻もなく一応無事に終了できたことは良かったとは思う。とはいえ、細... ...続きを見る |
2008/05/03 23:00 |
ライナー・クスマウル/バッハ:ソナタとパルティータ集
3月初めにオーダーしたCDがやっと届いた。 ベルリン楽器博物館の自主制作盤で、演奏者は下記の通り。 ○バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ○バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第2番、第6番 ライナー・クスマウル(Vn) クリスティーネ・ショルンスハイム(Cem) このCDはベルリン楽器博物館に直接オーダーしたものなのだが、手元に届くまでに多くの紆余曲折があった。 まず、オーダー自体はwebで簡単にできるのだが、請求書が返信されてきて先方の銀行へ払込む方式となっている。... ...続きを見る |
2008/05/01 22:07 |
ヴァルトビューネ2007
2007年6月17日、ベルリン、ヴァルトビューネでのコンサートがやっと放映された(4/20 NHK-BS2)。 Hi-Visionでは放送されていたらしいが、BSでは初めてのようで私の記憶違いではなかったようだ。今回のテーマは「ラプソディ」、指揮はサイモン・ラトル。 シャブリエ、ラフマニノフ、エネスコ以外はどちらかと言えばマイナーな曲で、全体的にも地味なプログラムだったように思う。私にとって最大の関心曲はディーリアス。「ブリッグの市」というタイトルしか出なかったが、「イギリス狂詩曲」の表示は... ...続きを見る |
2008/04/30 22:59 |
安永徹氏
最新情報によれば、ベルリン・フィル第一コンマスの安永徹氏が退団するらしい。日本に戻られる予定とのことで、昨年末から募集していた第一コンマスの席は安永氏の後任ということが判明した。 http://zauberfloete.at.webry.info/200802/article_18.html 定年まであと8年を残しながら、今の時期の退団とはひじょうに残念である。 なお、この情報ソースはベルリン・フィルHP、という一部記述もあったが発見することはできなかった。 下記には間違いなくその記述が... ...続きを見る |
2008/04/29 00:08 |
モーツァルト:5つのコントルダンスK609
モーツァルト自身のカタログに記入されずに終わってしまったこの曲は、この第5曲のホルン等を含む拡大された別編曲版(K610/「いじわるな娘たち」というタイトルを持つ)が1791年3月6日の日付を持っていため、同時期の作と考えられてきた。が、最近のアラン・タイソンによる楽譜用紙の研究によれば1787〜88年頃の作とされている。 第1曲に有名なフィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ」を使っているところから、プラハで「フィガロ」が流行っていた1786〜87年頃の作品というのも大いにうなずけるし、第4曲ではト... ...続きを見る |
2008/04/27 12:40 |
シェレンベルガー氏
シェレンベルガー氏が出演したN響の2月定期の抜粋がN響アワーで放送された。 実はこの演奏会、私も聴きに行きたかったのだが都合でどうしても行けず放送を心待ちにしていたものである。N響定期は金曜午前のBS2などで放送されるので私もこまめにチェックしていたのだが、なかなか放送されないと思っていた矢先、数週間前にテレビでその放送を観たという記事が、あるブログに掲載されてショックを受けていた。実際のところいつ放映されたのか・・。 それはともかく、ベルリン・フィルを退団して以来、久しぶりに見るシェレンベ... ...続きを見る |
2008/04/21 23:53 |
アンドラーシュ・シフ
遅く帰ってテレビをつけると、シフのリサイタルがまだ続いていた(NHK教育)。 ベートーヴェンは観ることができなかったが、バッハ、シューベルト、シューマンなどを観る。 タッチも美しくテクニックも万全、全般的に知性的というか堅実な音楽づくりでひじょうに好感が持てる演奏だった。 シフといえば、デジェ・ラーンキ、ゾルタン・コチシュと並んで、ハンガリーの「若手三羽ガラス」と言われた時代もあるが、個人的に忘れられないのはもう何十年も前、たまたまつけたFM放送(懐かしい!)でやっていたコンサート実況での... ...続きを見る |
2008/04/19 09:49 |
「拍手のルール」
茂木大輔氏の何冊目かわからないが、最新の著作。<秘伝クラシック鑑賞術>というサブタイトルがついている(中央公論社/2008.4)。 全6章中、拍手のルールについて書かれているのが一章分(ページ数にして全体の4分の1)、あとはクラシック音楽全般、コンサート鑑賞法・マナー、交響曲解説などが茂木氏独特の語り口によって綴られている。 結局のところ、演奏者の立場として、また聴衆の立場からも、「フライング拍手」は謹んで欲しいということが最も言いたいことだと思うし、私自身も絶対に止めて欲しいと思う者の一人... ...続きを見る |
2008/04/15 21:33 |
カラヤン=ウィーン・フィル:「新世界から」
TOKYO MXでのカラヤン特集、今回はウィーン・フィルとのドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」。SONYのデータには1985年2月ウィーンとのことで、CD(DG)の1985年1・2月とほぼ同時期の収録となる。この映像の存在は知ってはいたが今回初めての視聴。 良くも悪くもカラヤンの音楽以外の何ものでもなく、素晴らしい出来と言えるが臨場感には欠ける(1982.04.30のベルリン・フィルとの「英雄」のようなライブ感はあまり感じられないhttp://zauberfloete.at.webry... ...続きを見る |
2008/04/12 22:23 |
モーツァルトと調性〜そのE変ロ長調:B管ホルンの響き〜
モーツァルトのファゴット協奏曲とヴァイオリン協奏曲第1番、その第一楽章の開始は大変よく似ている。私だけかも知れないが、この2曲の冒頭こそモーツァルトの変ロ長調の典型だと思う。これらの曲からは、「躍動」、「若さ」、「情熱的」などのキーワードが想起されるが、これらに共通する前提として、音というか音階の持つ聴感上の「高さ」ということがポイントとなると個人的には考えている。 他にも、ディヴェルティメントK137、K287、ピアノ協奏曲第15番・18番・27番など、それぞれが独自の世界を持っているが、あ... ...続きを見る |
2008/04/08 23:49 |
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 関連人事異動
ウィーン・フィルのHPより先に、国立歌劇場オケのメンバーが更新されている。 http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node2/home/haus/5330.php コンマスのヒンク氏、2ndトップのヴェヒター氏、ヴィオラのオクセンホファ氏、コントラバスのギュルトラー氏、ホルンのヘグナー氏、アルトマン氏などが退任され、新人も何人か入っている。 管楽器はホルン以外、目だった動きはないが、クラリネットの第三席(シュミードル、オッテンザマーに次ぐ)にMat... ...続きを見る |
2008/04/07 23:53 |
「春」の演奏会終了
私が所属しているオーケストラの春の演奏会を終えた。 天気にも恵まれ、1200名を超える方々にご来場いただいた。この場をお借りしてあらためて感謝の意を表したい。 今回はオケ自体、止まるかも知れないと懸念された箇所もあったが、大きな破綻もなく一応無事に終了した。細かい事故は別にして、とりあえず半年間の練習の成果はみられたように思う。いずれにしてもたくさんの方々に聴きに来ていただいたことは嬉しい。 今回あらためて感じたのはステージで聴くホールの響き。普段練習している場所は天井も低く、残響も全くな... ...続きを見る |
2008/04/06 22:44 |
モーツァルト:交響曲第23番二長調K181(162b)
交響曲第23番、と聞いてどんな曲かすぐに思い出せる人は相当のモーツァルティアンだと思う。私も、実はよく知らなかったのだが、たまたま、クスマウルの弾いた協奏交響曲を聴こうと思い取り出したCD(アバド=ベルリン・フィル/SONY/1994)の第1曲目にこの曲が収められていたので聴いてみた。 1773年5月19日の日付を持つこの曲は、第一楽章アレグロ・スピリトーソから続く第二楽章アンダンティーノ・グラツィオーソ、そのまま切れずにプレスト・アッサイの終楽章へと続く短い(10分に満たない)曲で、編成はO... ...続きを見る |
2008/04/02 23:48 |
シベリウス:交響曲第5番〜初練習〜
シベリウス第5の(私にとっての)初練習に参加した。 何十回も繰り返して聴いたので曲はほとんど頭に入っているし、スコアも念入りに研究し、パート譜にも他のパートを書き込むなど、私としては結構準備をしての練習参加。が、肝心の楽器の練習が不足しており、指がついていかないところが何箇所かあった点は反省する。 指揮者の方はちゃんと心得たもので、いきなり第一楽章冒頭から開始することなく、四分の三拍子に変わるところ(練習番号Nの5小節目)あたり――もやもやしていた霧がやっと晴れ、このあたりから分かりやすい音... ...続きを見る |
2008/04/01 21:50 |
ハイドン生誕276年
今日はヨーゼフ・ハイドン(1732/3/31〜1809/5/31)の誕生日。 私にとってハイドンという作曲家は長い間、近くて遠い存在だった。レコード時代、私が持っていたハイドンは、ディヴィス=アムステルダム・コンセルトへボウOによる「軍隊」、「驚愕」(PHILIPS)、ショルティ=ロンドン・フィルの102、103番(DECCA)、あとカラヤンの104番(EMI)くらい、あとは弦楽四重奏(「ひばり」他)が一枚程度。もちろん、他の曲も聴いたことはあり知ってはいたが、それほど興味もわかず、そしてオケ... ...続きを見る |
2008/03/31 23:08 |
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K459 〜その2 聴き比べ〜
モーツァルト中期のピアノ協奏曲は、一応の演奏であればあまり注文は出ないのだが、この第19番に関してはいくつかのポイントがある。 まず、第1・3楽章での躍動感、愉悦感の表出、ピアノとオケ(特に管楽器)との対話と掛け合い、さらに緩徐楽章における陰影の演出など。 この曲の場合、オケは伴奏に徹することなく積極的に仕掛けて行かないといけない。その意味では編成の小さい室内オケに向いていると思えるが、聴き比べた結果必ずしもそうとも言えないことがわかった。 なお、下記以外に、アシュケナージ、シュミット、ラ... ...続きを見る |
2008/03/30 16:15 |
モーツァルトと調性〜そのDイ長調〜
イ長調といえば、クラリネットを使用した3曲(協奏曲・五重奏曲・ピアノ協奏曲第23番)、ヴァイオリン協奏曲第5番K219、ピアノ協奏曲第12番K414、ロンドK386、ピアノソナタK331、交響曲第29番K201などがすぐに思い出される曲である。他にもK134やK114のシンフォニー、弦楽四重奏K464、フルート四重奏K298、その他には「戴冠式」のラルゲット、「ハフナー」セレナーデのアンダンテなどに加え、弦楽四重奏やヴァイオリン・ソナタに何曲かがあるくらい。 オペラに眼を向けると、ベルモンテの... ...続きを見る |
2008/03/29 11:54 |
「東京クラシック地図」
散歩の達人ブックス(大人の自由時間)シリーズ(?)の一冊で、交通新聞社刊(2007.12)。名曲が流れる隠れ家案内(東京の名曲喫茶、レストラン&バー)、音楽ホール案内、至高のクラシック音楽専門店案内(レコード&CDショップ、楽器店、書店、オーディオショップ)のような構成になっている。 まず、懐かしかったのは名曲喫茶「ライオン」(渋谷)の紹介。他にも荻窪、吉祥寺、国分寺などの何店かが紹介されていたが、私が知っているのは「ライオン」のみ。この店は現在でも健在のようだが、同じく渋谷にあった「らんぶる... ...続きを見る |
2008/03/28 22:18 |
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K459
「春に聴くのにふさわしいモーツァルトのピアノ協奏曲はどの曲だろう?」と考えてみた。 まず浮かんだのは第18番変ロ長調K456。が、憂愁に包まれた第二楽章や、終楽章の明るい中の翳りはむしろ秋の空にふさわしいようにも思える。 次の候補は第15番変ロ長調K450。この曲は確かに穏やかな暖かい春の雰囲気を持っており、冬の終わり、春の訪れがわずかに感じられる季節に聴くと良いのかも知れない。 そして、第19番ヘ長調K459、この曲こそ「春爛漫」というイメージを持っている。 1784年、モーツァルト2... ...続きを見る |
2008/03/26 23:24 |
バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
先日購入したミヒャエル・シュターダーのセット、曲目をあまりよく見ずに聴き始めたのだが、第一曲プレリュードが鳴り始めた瞬間、今から40年近く前の記憶がよみがえってきた。 J.S.バッハのパルティータ第1番変ロ長調BWV825。 白血病により33歳の若さで夭折した、ルーマニアの天才ピアニスト、ディヌ・リパッティ(1917.3.19〜1950.12.2)が弾くこの曲のレコード(1950.7.9ジュネーヴにおけるスタジオ録音)、私は何回聴いたことだろうか。裏面(どちらがA面だったか忘れたが)に収めら... ...続きを見る |
2008/03/24 22:02 |
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12・24番〜円熟のポリーニ〜
ポリーニがウィーン・フィルを弾き振りしたモーツァルトの12・24番のコンチェルトのCDをやっと購入した。2007年6月、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ録音(DG)。 ポリーニは1942年1月5日生まれなので、現在66歳ということになるが、ジャケットや解説書の写真を見る限り少し病的な痩せ方で、年齢以上に老け込んでいる感じでやや心配である。 ポリーニにとっては、4枚目のモーツァルトのピアノ協奏曲のディスク。第12番は再録なので、これで8曲が揃ったことになる。 http://z... ...続きを見る |
2008/03/23 18:07 |
四つの最後の歌
吉田秀和氏の「永遠の故郷 夜」(集英社/2008)を読む。 「すばる」に連載中のエッセイをまとめたもの。想像していたよりも小型の本で、ルソーの「Carnival Evening」を使用した美しい装丁になっている。中心となっているテーマは歌曲で、フォーレ、リヒャルト・シュトラウス、ヴォルフ、ブラームスなどの曲がとりあげられている。後半はヴォルフの歌曲集についての記述がかなりのウエイトを占めているが、私にとってヴォルフというのは未知の作曲家。詩だけ読んでいてもそれなりに楽しめるのではあるが、やはり... ...続きを見る |
2008/03/22 12:54 |
ハイドン:交響曲第67番へ長調
2008年秋のムーティ=ウィーン・フィルの来日公演でこの曲が採り上げられる。 http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/080916.html 第86、90番などは最近、徐々にプログラムにのるようになってきたが、第67番という曲はほとんど演奏されることはない。 1775〜76頃に作曲されたというハイドンのこの交響曲は、4楽章という形式をとりつつも新しい仕掛けがたくさん入っている。第2楽章終わりにコル・レーニョという奏法(弓の背の部分で弾く)を... ...続きを見る |
2008/03/21 22:02 |
春分〜リパッティ、カラヤン〜
今年は閏年のせいか20日が春分。昨日までの暖かさはどこへ行ったのか、朝から冷たい雨。 昨日がリパッティの誕生日だったことを思い出し、午前中、ずいぶん久しぶりに「ブザンソン告別ライブ」を取り出した。 極めて格調高いバッハ、飛翔するモーツァルト、不動の美しさのシューベルト、そして自由でしなやかなショパン、どれをとっても感動的な演奏で、録音の貧しさも気にならない素晴らしさ・・。当日の演奏会の通り、最後に「主よ、人の望みの喜びよ」を聴く。 さて、次に何を聴こうかと考え、ちょうど読んでいた吉田秀和氏... ...続きを見る |
2008/03/20 20:47 |
智天使ケルビム
ずいぶん前に買ってはあったのだが金聖響、玉木 正之著「ベートーヴェンの交響曲」 (講談社現代新書/2007)をやっと読んだ。 玉木は前書きとあとがきだけで、実質的には金の著作であり、ベートーヴェンの交響曲を一曲ずつ採り上げて解説している。が、本書はあくまでも「クラシック初心者がベートーヴェンの交響曲を聴くにあたってのガイドブック」であり、そのため金聖響は、「従来ベートーヴェンの交響曲に植えつけられた先入観を排除する」ことに力を注いでいる。 クラシック初心者にとっては本書の内容はかなり新鮮... ...続きを見る |
2008/03/18 20:59 |
カラヤン=ベルリン・フィル/ベートーヴェン&ブラームス序曲集
最近発売されたばかりのカラヤン=ベルリン・フィルによる初出映像(TOKYO MXテレビで放映)。 ベートーヴェンは「フィデリオ」、「エグモント」、「レオノーレ」第3番(以上、1985年11月29日〜12月7日)、ブラームス:「悲劇的序曲」(1986年6月15〜19日)、ベルリン、フィルハーモニー・ホールでの収録。 カラヤンにとっては最晩年に近い映像。ステージに登場する時はやや脚を引きずってはいるものの、終始眼は開けたままで、相当気合が入っている演奏ぶり。棒も大変分かりやすく、初めて見る「エグ... ...続きを見る |
2008/03/17 21:49 |
マーラー:交響曲第4番ト長調
久しぶりにマーラーの交響曲第4番を聴いた。演奏は末廣誠=都民交響楽団、ソプラノ:家田紀子(東京文化会館)。 12時から座席指定券に交換と書かれてはいたので、少し早めの開場20分以上前に会場に着いたのだが、その時点で既に4階の端の後の席しか残っておらず、かなり遠くからの鑑賞となった。 さすがにオーディションの厳しい団体のせいか、弦もなかなかで木管・ホルンの破綻もなく、安心して聴くことができた。家田さんは声の質がこの曲にはやや濃厚すぎる気もしたが、オーケストラともども優れた演奏だったと思う。 ... ...続きを見る |
2008/03/16 22:53 |
シベリウス:交響曲第5番〜1915年オリジナル版と1919年現行版〜
シベリウスの交響曲第5番は、ヴァイオリン協奏曲と同様、シベリウス自身により何回か改訂を加えられたことが知られている。今回、オスモ=ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団によるオリジナル版と現行版が一枚のCDに収められた演奏(BIS/1995・1997)を聴いた。 オリジナル版は4楽章構成で、第一楽章とスケルツォが分割されてそれぞれ独立の楽章になっていたのだが、1919年現行版ではそれが統合されることになる。また、終楽章もオリジナルでは679小節あったものが現行版では482小節に切り詰められており、全体... ...続きを見る |
2008/03/15 10:47 |
「世紀の指揮者 大音楽会」
ドリームライフコーポレーションから発売されている歴史的指揮者たちの映像を集めたDVD。1931年から1951年までの、フルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルター、クナッパーツブッシュ、クラウスなどの演奏会の(断片的な)映像をまとめたもの。今回は図書館で借りてきたのだが、ちょっと買うのを躊躇するようなタイトルがつけられている。 フルトヴェングラーの演奏は、1942年のベルリン・フィルを振った「マイスタージンガー」以外はすべて数分の断片であまり見るべき箇所は少ない。トスカニーニやクナッパーツブッシ... ...続きを見る |
2008/03/11 23:09 |
ミヒャエル・シュトゥーダー/ザ・レガシー〜モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調〜
ミヒャエル・シュトゥーダーというピアニストは、私にとって30年くらい前のレコード時代、モーツァルトのK414(第12番)とK413(第11番)という2曲のコンチェルトの名演によってのみ、その名前をとどめる存在だった。その後、1990年代にK271(第9番)が追加されたCDが発売されただけで、もう忘れ去られたものと思っていたのだが、最近になって突然、「ザ・レガシー」というセットが発売された。6枚セットで価格は2184円! ミヒャエル・シュトゥーダーはスイス、トゥーンの近郊、オーバーディースバッ... ...続きを見る |
2008/03/10 21:23 |
SHM-CD〜極上の「スコットランド」〜
SHM-CD(Super High Material CD)というのは、ユニバーサルミュージックと日本ビクターの共同開発された新素材による高音質CD。通常のCD素材とは別種の、液晶パネル用ポリカーボネイト樹脂を使用することにより透明性を向上させた製品とのこと。厚さ1.2mmのCD基盤の透明性向上により、レーザー光による読取り精度が高まる結果、高音質となるようだ。 http://www.universal-music.co.jp/u-pop/special/shm-cd/about/index.... ...続きを見る |
2008/03/09 23:13 |
ハーン/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47
シベリウスのコンチェルトは、フェラス、イダ・ヘンデル、リトル、ミンツ、カヴァコス、ムローヴァ、スヴェンセン、シャハム、ラクリン、ムター、サラ・チャンなど(他にもあるかも)を持っているが決定盤に欠ける。オケの巧さなど総合的にはカラヤン(フェラス)とも言えるが、レコード時代に最も回数多く聴いたのはヘンデル盤。最近のものではシャハム、さらにオケも含めてサラ・チャンの演奏がなかなか優れていると思う。 待望のハーンの最新録音を聴いた。カップリングはシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲、オケはサロネン=スウ... ...続きを見る |
2008/03/08 23:23 |
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調〜その2〜
5月の演奏会でこの曲を演奏することになった。 出演したい旨の意思表示はしていたのだが、最終的にパート割りが決まったのは先週後半。オケの練習は既に始まっており、練習回数は本番までにあと5〜6回あまり。半年くらい同じ曲の練習が続くというのも苦痛だが、5〜6回というのもいやに少ない・・。それも、ベートーヴェンやブラームスなど慣れている曲であればともかく、シベリウス第5というのは、乗り遅れたり、一回落ちると復帰するのが難しそうな、なかなか手強い曲のようなので急遽、勉強を始めた。 自分で言い出しておき... ...続きを見る |
2008/03/07 21:33 |
カラヤン=ベルリン・フィル/「イタリア」
カラヤンはメンデルスゾーンの交響曲を1970年代前半に一回しか録音しなかった。序曲も「フィンガル」のみ、「真夏の夜の夢」は序曲、組曲とも録音は残していない。が、残された録音は黄金時代のベルリン・フィルによる極上のものばかり。「イタリア」と「スコットランド」のディスクは数えきれないほど持っているが、結局、このカラヤン盤を超える演奏は未だに登場していない。 今回は交響曲第4番イ長調「イタリア」を聴く。1971年1月、ベルリン、イエス・キリスト教会、DG(Hans Hirsch,Hans Weber... ...続きを見る |
2008/03/05 23:32 |
Antonio Lucio Vivaldi
アントニオ・ルチオ・ヴィヴァルディは、1678年3月4日生まれとされているので今日がちょうど生誕330年となる。 ヴィヴァルディは、52のオペラ、73のソナタ、他にも室内楽曲、シンフォニア、オラトリオ、宗教音楽を作曲したと言われているが、やはりその本領は500曲を超える協奏曲にあると言える。誰もが知っている「四季」を始めとする、さまざまな楽器のための協奏曲・・。 家にあるヴィヴァルディのCDを調べてみた。 ○「和声と創意への試み」、「四季」:10枚以上(イ・ムジチ、イタリア合奏団、シュワル... ...続きを見る |
2008/03/04 23:25 |
「魔笛」
今年初の演奏会を終了した。 寒い中、わざわざ聴きに来ていただいた方々にあらためてお礼を申し上げたい。 このオケは、20年間中断していた私の楽器演奏を再開するきっかけとなった団体(企業オケ)で、当時その団員だった大学時代の同級生が熱心に誘ってくれたという経緯があり、彼には本当に感謝しても感謝しきれないものがあると今でも思っている。 それからもう6年が経つ。2年前には企業統合(合併)もあり、団員は約2倍の100人を超える大所帯となったが、転勤・異動等で出入りも多く、ファゴットも私以外に本来4人... ...続きを見る |
2008/03/02 13:30 |
ベルリン・フィルの第一コンサートマスター
私が知るようになってからのベルリン・フィル歴代の第一コンマスの在籍年と就任時の年齢を調べてみた。 ○ミシェル・シュワルベ(1957〜1983?/38歳) ○トマス・ブランディス(1962〜1983/27歳) ○レオン・シュピーラー(1963〜1994/35歳) ○安永徹(1983〜/32歳:入団は1977/26歳) ○ダニエル・シュタブラーヴァ(1986〜/31歳:入団は1983/28歳) ○ライナー・クスマウル(1993〜1998/47歳) ○コーリャ・ブラッハー(1993〜19... ...続きを見る |
2008/02/29 21:25 |
スティング:「ラビリンス」〜Songs From The Labyrinth〜
●もう一年以上前、かのスティングがダウランドの歌曲集を出したことは知っていたのだが、どんな演奏かまったく想像がつかず、ちょっとためらっているうちに時間が経ってしまっていた。今回、このCDを図書館で借りてきて、遅ればせながらやっと聴くことができた。そして、最初の歌を聴き始めた瞬間に、あらためて購入することを決めた。 ●ロック・シンガーであるスティングがダウランドを歌うなどということ自体が考えられない企画だと思っていたが、スティング自身の解説を読むと20年以上前から、ダウランドの音楽について興味を... ...続きを見る |
2008/02/26 23:04 |
ハイドン:交響曲第95番ハ短調
4月の演奏会でこの曲を演奏する。 私にとってCDは持っていてもほとんど未知の曲だったが、練習が進むにつれずいぶん身近な曲になってきた。 この曲は1791年、ハイドンの第一回ロンドン旅行の折に作曲されたもので、全12曲から成るいわゆる「ロンドン交響曲(ザロモン・セットとも呼ばれる)」の第3曲にあたる。この曲の特徴としては、下記のような点があげられる。 ○ハイドンの交響曲の中で11曲しかない短調の曲のうちの一曲 ハイドンは104曲の交響曲のうち、ハ短調:3曲(52・78・95番)、ニ短調:3... ...続きを見る |
2008/02/23 23:53 |
ハイドン:交響曲全集](No.88-92,Concertante)
昨年購入したCDの中で、最も回数多く聴いたのは間違いなくラトル=ベルリン・フィルによるハイドン:交響曲第88〜92番(EMI)のディスクだろう。 http://zauberfloete.at.webry.info/200708/article_13.html これまでの伝統的な演奏とは一線を画す、古楽器の奏法を取り入れながら現代的な感覚で、かつ、しなやかで生き生きとした躍動感あふれる素晴らしい演奏と思う。 このセットの演奏を聴いて以来、全曲のスコアが欲しくて仕方がなかったのだが、どこにも在... ...続きを見る |
2008/02/19 23:10 |
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲作品10-2 ト短調 RV439「夜」
最近、某有名化粧品メーカーのCMにも使われてすっかり有名(?)になってしまったようだ。 私も数あるヴィヴァルディの協奏曲の中でも、かなり好きな一曲。「La Notte(夜)」の副題を持つこの曲は、Largo-Prest-Largo-Prest-Largo-Allegroの6つの部分から成り、ト短調を軸に全曲を支配するほの暗い翳りのある情感の移り変わりが見事に表出されている。 久しぶりに取り出して聴いてみた。 ●ブラウ/カラヤン=ベルリン・フィル(DG/1983.9) ●ゴールウェイ/ニュ... ...続きを見る |
2008/02/18 21:02 |
ハイドン:「パリ交響曲集」/デュトワ=モントリオール・シンフォニエッタ〜
ハイドンの交響曲のディスクは山ほど出ているが満足の行くものは少ない。 個人的にこれまで理想的な名演と思ったのはプレヴィン=ウィーン・フィルの92・96番のCD くらい。 http://zauberfloete.at.webry.info/200609/article_20.html 昨年、ラトル=ベルリン・フィルによる88〜92番(EMI)という名演が加わった。 http://zauberfloete.at.webry.info/200708/article_13.html http... ...続きを見る |
2008/02/17 13:02 |
ヒラリー・ハーン
ヒラリー・ハーンのデビュー(バッハの無伴奏:SONY/1996)は衝撃的だった。 10代の若さであの完璧なバッハを弾く少女は、天才を超えていると思わせたことは事実で、無伴奏全曲は未だに完結していないが、彼女の演奏は私にとって最も大切なバッハとなっている。 その後、ハーンはさまざまな協奏曲に取組むことになるが、指揮者・オケはほぼ毎回異なり、一貫性に欠けるというか、協奏曲の場合ソリストだけでなくオケも重要な要素と考える私にとっては、やや欲求不満なディスクが続いている。これまでリリースされた録音は... ...続きを見る |
2008/02/14 22:52 |
モーツァルト:6つのドイツ舞曲K509
1787年2月6日(プラハ)の日付を持つこの曲は、モーツァルト晩年の一連の卓越した舞曲集の中の最初の作品にあたるもので、次のようなエピソードが伝えられている。 ニッセンによれば、この曲がヨハン・フォン・パハタ伯爵の巧みな計略から生まれたという。モーツァルトがパーティ好きであることを知っていた伯爵は、モーツァルトを他の客よりも一時間早く自邸に招いた。邸に着いて驚くモーツァルトに伯爵は作曲するように促し、夕食の代わりに、ペンとインクと紙でもてなしたのである。そして一時間後に、モーツァルトは一つの舞... ...続きを見る |
2008/02/13 23:52 |
ムター&カラヤン/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲〜まだまだ続く東京MXカラヤン特集〜
先週ブルックナーの9番を放送していたのは知っていたが、まだ続くとは思っていなかった東京MXテレビでのカラヤン特集、2〜3月はベートーヴェン特集とのこと。特に3月の序曲集は最近初登場した映像なので見逃せない。 今回は、私も初めて観るベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。1984年2月18〜24日、ベルリン・フィルハーモニーでの演奏。先にリリースされていたレコード(1979年9、12月録音)から約4年半後の演奏。ムターはこの時20歳。詳細に聴き比べた訳ではないが、カラヤンの音楽づくりは概して同じアプ... ...続きを見る |
2008/02/12 21:40 |
アマチュア・オーケストラ
高校や大学などの学校関係は別にして、アマチュア・オケというのはどれくらいあるのだろうか。Freudeで調べただけでも都内に約300は登録されており、これ以外にいわゆる企業オケ(東芝、日立、ソニー、パイオニア、JR東日本、NTTなどは載っているが)もあるので、すごい数の団体が存在することは想像に難くない。土日のホールや公営の施設(練習場としての会議室など)の予約がなかなか取れないのは、こうしたことに因るのだろう。 学校・職場関係以外の団体は、練習場の確保が最も重要な課題となる。あとはいかに(優秀... ...続きを見る |
2008/02/11 17:49 |
CDショップ
珍しく少し時間があったのでCDショップの店頭をゆっくり見た。 クラシック売り場が最も充実していると言われる渋谷のTレコードか、秋葉原のI電気くらいしか私自身行くことはないが、以前に比べれば店に行く回数も購入するCD枚数も極端に減っている。 ネットでも滅多に購入しないので、結局買いたいと思うCDがなくなってきたということなのだと思う。同時に、聴く時間も減ってきたので、かつ、置き場所の制限もあり、購入するCDを厳選しているということもあるのかも知れない。 今回も特にあてはなかったので輸入盤の新... ...続きを見る |
2008/02/10 18:40 |
「ファゴット・レボリューション」
工藤淳子のファゴット、白石光隆のピアノによるファゴットの「秘曲集」。 2005年2月にキング・レコードから発売、録音は2004年。収録曲は下記の通り。 ・ラトハウス:道化役者 ・グリエール:即興曲とユモレスク op.35 ・ロベール・カサドシュ:2つの小品 op.61 ・ビゼー:初見用小品 ・マスネ:初見用小品 ・フチーク:小言親父(おどけたポルカ) op.210 ・エルガー:ロマンス op.62 ・チェレプニン:ソナチネ・スポーティヴ op.63 ・ロイド=ウェッバー:ノー... ...続きを見る |
2008/02/07 23:31 |
管楽八重奏による「後宮からの誘拐」
管楽八重奏による「後宮」については、これまで私も何回か採り上げてきた。 http://zauberfloete.at.webry.info/200605/article_11.html http://zauberfloete.at.webry.info/200605/article_12.html 最近、cherubinoさんという方による下記のブログで、このテーマについての詳細な記事があり、大変興味深く読ませていただいた。 http://gospels.cocolog-nifty.co... ...続きを見る |
2008/02/05 21:12 |
トゥオネラの白鳥〜池田昭子さん〜
イングリッシュ・ホルンが活躍する曲というと、「新世界」、「ウィリアム・テル」、「ローマの謝肉祭」、「幻想」、「ローマの松」、「中央アジア」などが思い浮かぶが、やはり「トゥオネラの白鳥」ほど長いソロは他にない(「トリスタン」は別として)。 私が初めて買った「トゥオネラの白鳥」は、サージェント=ウィーン・フィルによる演奏(EMI)で、「フィンランディア」と組合された17cmLP盤だった。ソリストの名前はクレジットされていなかったが誰が吹いていたのだろうか・・。 その後、カラヤン=ベルリン・フィル... ...続きを見る |
2008/02/04 21:02 |
ジョン・カルショウ:「レコードはまっすぐに」
原題は<PUTTING THE RECORD STRAIGHT>(1981 Martin Secker & Warburg Limited)、山崎浩太郎氏による全訳は2005年5月に学習研究社より出版された。 ジョン・カルショウ(1924〜1980)は、イギリスのデッカ・レコードのプロデューサとして1950年代から1960年代にかけて大活躍し、「ニーベルンクの指環」の史上初の全曲スタジオ録音など、数多くの名盤を世に送り出した。本書は録音時のエピソードや音楽家たちとの交流を自伝としてあらわしたも... ...続きを見る |
2008/01/31 21:49 |
Opera! ベルリン・フィル 8人のホルン奏者たち
「ベルリン・フィル 8人のホルン奏者たち」による、オペラのメロディの編曲もの(fontec)。この手のCDは「驚きはあるものの感動はない」と言われそうだが、エンターティンメントとしては極上の内容で十分に楽しむことができた。曲目は下記の通り。 ○ウェーバー(ヴァレンドルフ編):歌劇「魔弾の射手」より ○フンパーディンク(シュトランスキー編):「ヘンゼルとグレーテル」ファンタジー ○ヴェルディ(シュトランスキー編):歌劇「椿姫」前奏曲 ○ワーグナー(ユーリッセン編):「トリスタン」ファン... ...続きを見る |
2008/01/30 20:52 |
新譜情報
2月から3月にかけて、期待の高まる新譜発売が予告されている。 ●カサロヴァ/オッフェンバック:アリア集 オーケストラはウルフ・シルマー=ミュンヘン放送管弦楽団。2007年10月、ミュンヘン、ガスタイクでのライヴ録音(BMG)。 http://www.hmv.co.jp/news/article/801170137 数年前から、ロットやオッターなどの新録音が出始め、ミンコフスキも積極的に取り組んでおり、再評価の兆しがあるオッフェンバック。 私はもうだいぶ前からのオッフェンバック・マニアで... ...続きを見る |
2008/01/29 21:27 |
マティアス・リュッタース
2006/10/21の私のブログを見た方から、ベーム=ベルリン・フィルのブラームス:交響曲第1番のフルート奏者を教えていただいた。 http://zauberfloete.at.webry.info/200610/article_20.html リュッタース自身が語っていたという、その方の知人経由の話とのことだが、大変貴重な情報をいただき感謝したい。やはりツェラーではなかったということで個人的には大いに納得した。 マティアス・リュッタースについては、私自身、1964/8録音のカラヤン=ベル... ...続きを見る |
2008/01/28 22:05 |
モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
モーツァルト252回目の誕生日に、コンサートでホルン協奏曲第3番を聴いた。 オケは私の出身高校のOBオケ、ソリストもOBで若い女性フリー・プロ奏者。やや慎重ではあったが堅実な演奏ではあった。弦楽器の人数が多すぎてソロが埋もれるところがあったのは残念だったが、あらためて傑出した名曲と思う。 この曲、CDは何枚あるか分からないほど持っているが、実演で聴いた記憶はあまりない。20年以上昔にベルリン・フィルの室内合奏団が来日した時にザイフェルトが吹いたのは1番だったか・・。 長い間、1783年の作... ...続きを見る |
2008/01/27 23:08 |
ディアナ・ダムラウ:ブラヴーラ アリア集(モーツァルト/サリエリ/リギーニ)
今が旬のドイツ出身のコロラトゥーラ・ソプラノ、ディアナ・ダムラウの最新アルバム(Virgin/2006.12パリ)。 私が初めて彼女を見たのは、2003年コヴェントガーデンの「魔笛」(ディヴィス)の放送。 http://zauberfloete.at.webry.info/200705/article_4.html その後、彼女の売れっ子ぶりは世界的に凄いもののようだ・・。 今回のアルバムは「ARIE DI BRAVURA/ブラヴーラ アリア集」(bravuraは形容詞bravoブラーヴ... ...続きを見る |
2008/01/25 21:07 |
「クラシックCD 異稿・編曲のたのしみ」
近藤健児著、青弓社より出版(2006.12)されており、「クラシックCD 異稿・編曲のよろこび」という続編もある(2007.9)。 「Zauberfloete通信」を引用してくれたある方(その方はちゃんとトラックバックしてくれた)のブログの中に、「この本の中で紹介されたZauberflote通信〜」という記述があったため、とりあえず入手して読んでみた。 この本は、同曲異演追求、同一演奏家偏愛、有名作曲家の無名曲/無名作曲家の作品探索のいずれでもない、「異稿」(作曲者が自分の作品を改訂した結果... ...続きを見る |
2008/01/24 21:36 |
カラヤン=ベルリン・フィル/「皇帝円舞曲」
カラヤンは公式にはベルリン・フィルと4回(SP時代/1966 DG/1975 EMI/1980 DG)、ウィーン・フィルと3回(1946 EMI/1968 DG/1987 DG)、フィルハーモニア管弦楽団と1回(1955 EMI)、それぞれこの曲の録音を残している。私はフィルハーモニアOとの演奏以外すべて持っているが、1980年に録音されたベルリン・フィルとの演奏が決定盤と考えている。 ドイツ・グラモフォンにとってデジタル録音最初期の録音(会場はベルリン・フィルハーモニー)で、全体に音は硬めで... ...続きを見る |
2008/01/23 23:15 |
ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調作品93〜その2〜
私が初めて演奏したベートーヴェンの交響曲は第8番だった。もう40年くらい前のことになる。 当時はまだクラシック音楽初心者で、せいぜい5番と「田園」くらいしか知らず、8番などもちろん知らなかった。音楽之友社のスコア(第6刷)は当時230円で、その時に一緒に買ったレコードは、セル=クリーブランドO(CBS)による17cmLP盤(500円)だったことを今でもよく覚えている。本当にこの演奏は何回聴いたか分からないが、その後CDに買い換えた以降はほとんど聴くこともなくなった。 私にとってこの曲の理想的... ...続きを見る |
2008/01/22 20:49 |
ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調作品93
サンティ=N響の演奏でベートーヴェンの交響曲第8番を観た。 高木さんは今回2ndでほとんど映らなかったが、彼女のブログによれば、サンティの音楽作りはとても細かく、パート譜も自前で、「SANTI」の判が押してあるという(ブレスの位置や強弱の変更までパート譜に書き込みがしてあるとのこと)。また、茂木氏のブログには、「サンテイ配置」(12型対抗で、1st&2ndVnまったく同数だったらしいが私は気がつかなかった)により、オーボエの席からもコントラバスが凄く聞こえたとのコメントもあった。 私の印象と... ...続きを見る |
2008/01/21 22:05 |
モーツァルト:6つのドイツ舞曲K571
1789年2月21日の日付を持つこの曲の自筆楽譜は、管楽器と弦楽器が別々に書かれており、最近の研究では、この弦の部分は1788年頃に作曲され、管楽器を加えて完成させたのが1789年であろうとされている。 この曲について、ボスコフスキーの「舞曲と行進曲全集」に添付された石井宏氏による解説には以下のように書かれている。 「最も非芸術的な人たちが、仮面舞踏会などという最も非芸術的な目的で集まっている。そこで<楽隊>が演奏するための音楽であり、特にダンスの中では当時最も俗だった<ドイツ舞曲>というジ... ...続きを見る |
2008/01/20 20:10 |
「疾風怒涛のクラシック案内」
宮本文昭著、アスキー新書からの新刊(2007.12)。 あとがきで著者本人が語っているように、この本はクラシック音楽の知識・説明の書ではなく、宮本自身の体験に基づくクラシック音楽の紹介本である。入門用に読むのであればもっと適切な本があると思うが、オーケストラを30年間やってきた人の貴重な体験と音楽に対する印象を自由に綴ったもので、今さら「いざない」は不要である私個人としては大変興味深く読んだ。 宮本は「演奏という行為には、知識よりファンタジーのほうが数百倍大事」と言っており、まったくその通り... ...続きを見る |
2008/01/18 22:17 |
ノルベルト・ハウプトマン氏 〜ベルリン・フィル関連人事異動その2〜
ハウプトマン氏が定年退職された(ベルリン・フィルのHPで確認)。 2007年5月に65歳を迎えており、下吹きホルン募集は以前から出されていたのでそろそろ退団されるとは思っていた。 ノルベルト・ハウプトマン氏は1942年にミュンヘンで生まれ、ハンス・ノース教授に師事。1962年にニュルンベルク交響楽団、翌年にはバイエルン州立オペラ管弦楽団首席ホルン奏者となる。1967年にはベルリン・フィルハーモニーの首席ホルン奏者に就任、同年ミュンヘン国際A.R.D.コンクールで最優秀賞を得る。その後、約30... ...続きを見る |
2008/01/16 21:32 |
New Year's Eve Concert Berlin 1988
1月4日にTOKYO MXで放映された録画をやっと観た。 1988年12月31日のライブで、もちろん市販されているソフトだが私にとっては初めて観る全曲。カラヤンの亡くなる前年の演奏で、ベルリン・フィルとは最後の演奏会、映像モノとしてもこれが最後の作品となる。 最初の曲はプロコフィエフの古典交響曲(当初は「アイネ・クライネ」の予定だったらしい)。カラヤンはこの曲は一回しか録音しておらず(DG/1982)、貴重な映像。いやに残響の多い録音だが、オケは名演、とはいえ4管の大編成のせいか軽やかな演奏... ...続きを見る |
2008/01/15 21:03 |
練習始め
私が所属している団体の今年初めての練習があった。 今回の特別イベントは、現在来日中のコルソ・ウィーンのメンバーがみえて、一緒に弾いて下さったこと。 まずメンバー紹介。 ●Johannes Tomboeck氏(ウィーン・フィル 1stVn奏者):1983年生まれ。かの首席ホルン奏者ヴォルフガング・トムベック(ジュニア)氏のご子息。2007年10月からウィーン・フィル団員。 ●Dominik Hellsberg氏(ウィーン国立歌劇場オケ 2ndVn奏者):1982年生まれ。ウィーン・フィル団... ...続きを見る |
2008/01/13 20:39 |
カールハインツ・シュテフェンス氏 〜ベルリン・フィル関連人事異動〜
ベルリン・フィルのHPを見ていたらシュテフェンス氏の名前が消えていた。 去年から首席クラリネット奏者募集の告知が出ていたので、以前から決まっていたことなのだろう。 カールハインツ・シュテフェンス(Karl-Heinz Steffens)氏は1961年トリエール生まれ。カッセル、フランクフルト歌劇場などを経て1989年よりバイエルン放送響の首席クラリネット奏者。2001年4月からベルリン・フィルの首席奏者に就任。ベルリン、ハンス・アイスラー音楽アカデミー教授。 と、ここまでの経歴は私も知って... ...続きを見る |
2008/01/09 21:53 |
のだめカンタービレ in ヨーロッパ
二夜連続で、のべ286分という特別番組。 テレビ放映中は欠かさず見ていたし、本も最新刊まですべて読んでいるので一応私もファンの一人であると思っている。 一日目は、指揮者コンクールがメインだったためややもの足りなかった。原因はやはり、のだめがほとんどピアノを弾かなかったためで、その意味で二日目はリストの超絶技巧練習曲、モーツァルト、ラヴェルなどが弾かれたこともありなかなか見応えはあった。 ヨーロッパ・ロケに加え、現地のオケ(プラハ放送響)や聴衆始め多くのエキストラ動員など、制作面での苦労がう... ...続きを見る |
2008/01/07 22:36 |
聴き始め
今年になって初めてメイン・システムを聴いた。 家のスピーカーの間隔は約1.6m。いつも聴く場所はスピーカー間とだいたい同じ距離なので、ちょうど正三角形の頂点で聴いていることになる。今回はいつもより椅子を後ろに下げてスピーカーから約2.5mの位置で聴いてみた。スピーカーはあまり内側に振っていないので、これくらい下がるとちょうどトウィータの向きが耳と一致する。 試聴してみると、わずかな距離の違いでもホールでいうとやや後方の席に座った感じになるのが面白い。昼間だったので音量も上げられたのでなかなか... ...続きを見る |
2008/01/06 09:16 |
New Year's Eve Concert Berlin 1985
TOKYO MXで12/31からカラヤン生誕100周年ニューイヤーコンサート集が放映されている。 今回は私も持っていない1985年12月31日のコンサート。曲目は下記の通り。 ○ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲 ○レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」間奏曲 ○プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲 ○リスト:ハンガリー狂詩曲第5番 ホ短調 S.359-5 ○ラヴェル:ボレロ 初めて観る映像で、この年末年始のBPOやWPhのコンサートとは比較にならないほど興奮した。カラヤンはやや足... ...続きを見る |
2008/01/03 12:50 |
ベルリン・フィル/ジルベスター・コンサート2007
大晦日の夜に録画しておいたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるジルベスター・コンサートを観た。指揮はサー・サイモン・ラトル、今回のプログラムは「展覧会の絵」をメインとしたロシアもの。 ○ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から「ダッタン人の踊りと合唱」 ○ボロディン:交響曲第2番ロ短調 ○ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲 ○ムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」 ○ショスタコヴィッチ:組曲「黄金時代」から「ダンス」 2007.12.... ...続きを見る |
2008/01/02 22:25 |
ウィーン・フィル/ニューイヤーコンサート2008
今年のニューイヤーコンサートは初登場のジョルジュ・プレートル(発音としてはプレトレが正しいのだろうか?)。 プレートルといえば、ずいぶん以前から有名な指揮者ではあるが、私自身、「ホフマン物語」のLDと、パリ国立オペラ座のソリストたちとのモーツァルト:協奏曲集くらいしかディスクは持っていない。最近は時々ウィーン・フィルの演奏会を振っていたようだが、私は聴いたことがなかったので、この組合せがどのような音楽を創り出すのか興味津々だった。1992年のヴァルトビューネに登場した時にはあまり感銘は受けなか... ...続きを見る |
2008/01/01 23:47 |
N響第九演奏会
今年は合唱に焦点を当てた企画で、学生たちの練習風景・インタビューなども流され、田中信昭氏の話も説得力があったと思う(NHK-BS2)。 木管はクラリネットのみアシをつけた3名、ホルンは5名、それ以外の楽器は楽譜指定通りの人数。経験上言えることは、この曲をアシなしで吹き通す(特に第三楽章)のはかなり大変であるということ。もちろん、ファゴットの場合、コントラの人に第三楽章まで手伝ってもらえるのだが、音量の面というより体力的な面からもアシをつけることは必要条件のように思う。 さて演奏、合唱は比較的... ...続きを見る |