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zoom RSS 「エリック・ミヤシロがガイドする 管楽器奏者のための楽器スーパー上達術」

<<   作成日時 : 2017/06/16 23:02   >>

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音楽之友社より2017年5月31日に出版されている。エリック・ミヤシロはホノルル出身のトランぺッター。吹奏楽、オーケストラ、学校講師、クリニシャン、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして幅広く活動。
http://www.ericmiyashiro.com/
本書は、「バンドジャーナル」の連載「エリック宮城さんに聞く楽器の悩みなんでも相談室」をその聞き手である佐伯茂樹氏が編/再構成したもの。
トランペット奏者にとっては必読の書と思うが、トランペット以外の管楽器奏者にとっても有益な記述が多い。以下一部抜粋する。

●出したい音が頭の中で鳴っていなければ、それを出すことはできません。(中略)自分自身の好みを探すために、まずはいろいろな音楽や演奏を聴かなければいけないと思います。
●シルキーさん(レイノルド・シルキー:元シカゴ交響楽団首席トランペット奏者)のところに行って、どうしたら楽器に息をたくさん入れることができるようになるか聞いたら、シルキーさんに「みんな息を入れろと言うけど、この楽器にはすでに空気が入っているだろう? だから、さらにこの中に空気を入れる必要はまったくないんだ。必要なのは管の中にある空気を共鳴させてやることさ」と言われました。
●息の量と同じで、実際には、息のスピードjはそんなに速くないんです。たとえば、コントラバスを弾いているところをイメージしてみてください。ものすごく力を入れて弾くと音はザラザラになるし、逆に、力が無さ過ぎても良い音はしません。いちばん良い音で鳴るポイントがあるわけです。トランペットも同じ。息を速く入れても良い音は鳴りません。
●やはり、息のコントロールにをするためには身体の筋肉(腹筋)というものが必要なので、「鍛えろ」とまではいきませんが、ある程度身体を健康にしておくことが重要です。あとは、身体のバネが大切ですから、筋肉の収縮力を活かせるように良い姿勢で身体がほぐれていることも大切、骨格の柔軟さも求められます。
●以前、モーリス・アンドレに「あなたは何時間練習しているんですか?」って聞いたことがあるのですが、「私はそんなに集中力がないから、せいぜい20分吹いたら、1時間ぐらいワインを飲んだり息子と話をしたりテレビを見たりして、それが飽きたらまた20分ぐらい吹く。そういう感じだよ」と言われました。(中略)練習しているときにバテていない状態でやることで、本番のときバテていない状態を再現できるわけです。良い状態を身体に覚えさせる。そこが大切なんです。
●人が、「動く、休む」という動作を繰り返すと、血が流れたり止まったりを繰り返す「ポンピング」の状態になります。これによって、「ここはよく使うところなんだ」と身体が認識して、毛細血管や神経が敏感になるそうなんです。何日か演奏していないと感覚が鈍くなるじゃないですか。短い時間でも毎日吹くことで良い状態が保たれるんです。
●顔や口の周りの筋肉というのは、足や腕の筋肉みたいに使えば使うほど繊維が太くなるわけではないんです。だから、鍛えるのではなく、感覚を敏感に保つという感じでしょうか。
●僕の世代は、アナログのレコードだったから、途中飛ばして聴くことなんてできないので、じっくりと音楽を聴いていたと思うんです。そうい意味で、現在の子どもたちは「聴く」という部分が発達していないと思う。(中略)とにかく1曲3回は聴いてほしい。1回目は、自分のパートを譜面を見ながら聴く。2回目は、周りの楽器がどうなっているのか、いろいろなところにロックオンして聴く。3回目は、全体を客観的に聴く。

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