|
たまたま土曜日の午前中、10時のニュースのあとに放送されていたNHKアーカイブス(年間シリーズ「ともに、いきる」)に引き込まれて最後まで見てしまった。素晴らしい番組だった思う。 内容は1999年に放送されたドキュメントにっぽん「最後の演奏会 〜ある音楽教師と二千人の教え子たち〜」、西六郷少年少女合唱団の先生と教え子たちを追ったドキュメンタリー。 西六郷少年少女合唱団と言えば、日本でも有数の合唱団として知られた団体で、私にとっても「みんなのうた」始め、テレビなどでも馴染みのある、ひじょうに懐かしい合唱団。 昭和30年に大田区立西六郷小学校の鎌田典三郎氏によって設立された西六郷少年少女合唱団は、その後、鎌田氏による卓越した指導力により数々の合唱コンクールで入賞を果たし、全国でも屈指の名門合唱団となる。 が、それから約45年、結成した本人の意思により解散することになり、その予定されていた最後の演奏会の2ヶ月前、鎌田氏は急逝される。教え子たちは心を一つにして、演奏会を成功させる・・・。 病気と闘う鎌田氏、お見舞いに訪れる教え子たち、現役たちから寄せられる励ましの声、さらに多くのOBたちが語る鎌田氏とのかかわり、などを織り込みながら、最後の演奏会を迎えるまでのプロセスと当日の演奏会の様子を淡々と描いた本当に劇的なもの。 音楽を通じて人生や生き方を教わったと皆が口を揃える、現在ではほとんどいなくなったであろう熱血教師の音楽に対するひたむきな取り組みと、子どもたちに注いだ深い愛情、歌うことによって固く結ばれた先生と教え子、仲間たちの間の絆、そしてそれらを背負った一人一人が集まって紡ぎだす素晴らしい歌声・・・・。昔から聴き慣れた「ぼくらの町は川っぷち」が何と懐かしく、また感動的に心に響いたことか。 |
| << 前記事(2008/05/28) | トップへ | 後記事(2008/06/02)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/05/28) | トップへ | 後記事(2008/06/02)>> |