ヘルムート・ヴィンシャーマン氏ご逝去 オーボエ奏者、指揮者であるヴィンシャーマン氏が亡くなられた(享年100歳)。謹んで哀悼の意を表したい。 ヴィンシャーマン氏は1920年3月22日、ドイツのミュールハイム生まれ。エッセンとパリで学び、ヘッセン放送交響楽団、コンセルトヘボウなどのソロ・オーボエ奏者を務め、数々の室内楽団のリーダーを務めた後、1960年、フランクフルトでドイ… トラックバック:0 コメント:0 2021年03月06日 続きを読むread more
Impressions / ソフィ・デルヴォー WPh首席ファゴット奏者のソフィ・デルヴォーが、BERLIN CLASSICS から Impressions というアルバムをリリースする。 https://berlin-classics-music.com/en/releases/impressions-2/ ドビュッシー、サン=サーンス、ラヴェル、フォーレ、ケーシュリンなど… トラックバック:0 コメント:0 2021年03月04日 続きを読むread more
一年ぶりの演奏会 昨年/2020年は、出演した演奏会は2回(1回は無観客)あったものの、聴きに行った演奏会はゼロ回だった。 最後はいつだったか調べてみたところ、2019年11月(1年3ヶ月前)のこと。 https://zauberfloete.at.webry.info/201911/article_15.html 今日、聴いたのは高校OBオケ… トラックバック:0 コメント:1 2021年02月28日 続きを読むread more
ヴォルフガング・ベッチャー氏ご逝去 チェリストのヴォルフガング・ベッチャー(Wolfgang Boettcher)氏が亡くなった(享年86歳)。謹んで哀悼の意を表したい。 ベッチャー氏は1935年ベルリン生まれ。ベルリン音楽大学でリチャード・クレムにチェロを学ぶ。 1958年ミュンヘン国際音楽コンクールで2位、同年ベルリン・フィル入団、1963~1976年ベルリン・フ… トラックバック:0 コメント:2 2021年02月26日 続きを読むread more
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K251 1776年7月、姉ナンネルの聖名祝日(7月26日)を祝うため、「ハフナー・セレナーデ」K250 を作曲後の短期間にザルツブルクで作曲されたと考えられている。 楽章構成は下記の通り。 Ⅰ Allegro molto ニ長調 4/4 ソナタ形式 Ⅱ Menuetto ニ長調 3/4 3部形式 Ⅲ Andantino イ長調 2/4 … トラックバック:0 コメント:0 2021年02月24日 続きを読むread more
モーツァルトのディヴェルティメント/セレナードにおけるバスの編成 モーツァルトのセレナーデ、ディヴェルティメントにおけるバス/低弦パートは、どのような楽器が想定されていたのだろうか。 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K525 には具体的にチェロの表記がある Violoncello e Basso ものの、 https://www.omifacsimiles.com/brochures/m… トラックバック:0 コメント:0 2021年02月23日 続きを読むread more
SEPTETS /ルツェルン祝祭管弦楽団ソリスト ルツェルン祝祭管弦楽団のソリストたちによる、SEPTETS というCD(accentus music/2020)を購入した。曲目、演奏者等は下記の通り。 ○モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K251(ナンネル・セプテット) ○ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20 ○オーボエ:ルーカス・マシアス=ナヴァ… トラックバック:0 コメント:0 2021年02月23日 続きを読むread more
モーツァルト:ホルンと管弦楽のためのロンド変ホ長調K371 1781年3月21日ウィーンの日付を持つこの作品は、ウィーンでモーツァルトが自由な音楽家として初めて作曲した作品と言われている。 独奏パートのすべて、最初のページのオーケストレーション、そしてそれ以降、伴奏部分に一部指示がある程度の未完のスコアとなっている。 そして1989年*1、欠落していた4ページ/60小節が新たに発見された。 … トラックバック:0 コメント:2 2021年02月18日 続きを読むread more
サラ・ウィリス/「モーツァルトとマンボ」 BPhのホルン奏者サラ・ウィリスによる「モーツァルトとマンボ/MOZART y MAMBO」というCD(ALPHA CLASSIC/2020)を聴いた。 https://tower.jp/item/5056382/ https://www.youtube.com/watch?v=ZFiX1F2r_p8 キューバのミュージシャンと協… トラックバック:0 コメント:0 2021年02月18日 続きを読むread more
BPh 2020/21のシーズンに周年記念を迎える団員 BPhのサイトで、2020/21のシーズンに入団から25・30・40周年を迎える団員たちが紹介されている。 https://www.berliner-philharmoniker.de/en/titelgeschichten/20202021/anniversaries/?fbclid=IwAR13E-nLTk1BZ_MNduQNHF… トラックバック:0 コメント:0 2021年02月12日 続きを読むread more
カラヤン/ミサ・ソレムニス カラヤンは生涯でこの曲を34回演奏したとのことで、映像含め公式録音は6(7)種類残されている。 http://www.karajan.info/concolor/1957/Performance-Beethoven.html ○ソプラノ:エリーザベト・シュヴァルツコプフ ○アルト:クリスタ・ルートヴィヒ ○テノール:ニコライ… トラックバック:0 コメント:2 2021年02月10日 続きを読むread more
購入CD/2020年 2020年に購入したCDは下記の13点だけだった。 新譜というものが少なくなった(「レコード芸術」誌などを見ていると極端に少なくなった訳でもないが)せいもあるが、私が欲しいと思う録音が少なくなったことは間違いないと思う。 ・一番の収穫は、もう入手不可能と思っていた、トマス・ソスノフスキの録音が聴けたこと。 https://za… トラックバック:0 コメント:0 2021年01月06日 続きを読むread more
第九/パブロ・エラス・カサド=N響 2020年末N響第九(12/31放送)はパブロ・エラス・カサド指揮。 声楽ソリスト等は下記の通り。 ○ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱つき」 ○指揮:パブロ・エラス・カサド ○ソプラノ:高橋絵理 ○メゾ・ソプラノ:加納悦子 ○テノール:宮里直樹 ○バリトン:谷口伸 ○合唱:新国立劇場合唱団 ○管弦楽:… トラックバック:0 コメント:0 2021年01月01日 続きを読むread more
アラン・ロンバール/「魔笛」 アラン・ロンバール指揮のモーツァルト:「魔笛」のCD(DECCA)を購入した。 既に、スウィトナー、ベーム、ハイティンク、サヴァリッシュ、カラヤン、ショルティ、マリナー、ディヴィス、マッケラスなどの全曲盤を持っているのだが、以下の声楽ソリストの名前を見ると どうしても聴いてみたくなったため。 ○パミーナ:キリ・テ・カナワ … トラックバック:0 コメント:0 2020年12月06日 続きを読むread more
マッケラス=スコットランド室内O/モーツァルト交響曲集 サー・チャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団によるモーツァルト交響曲集の5枚組CD(LINN)を購入した。 曲目等は下記の通り。 Disc1 ○モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K201 ○モーツァルト:交響曲第31番ニ長調 K297「パリ」(第2楽章異稿付き) ○モーツァルト:交響曲第32番ト長調 K31… トラックバック:0 コメント:0 2020年12月05日 続きを読むread more
ジェルジー・フィッシャー氏ご逝去 ハンガリーの指揮者、ジェルジー・フィッシャー/György Fischer 氏が亡くなられた(享年85歳)。謹んで哀悼の意を表したい。 https://slippedisc.com/2020/11/lucia-popps-husband-has-died-at-85/ フィッシャー氏は1935年ブダペスト生まれ、1957年春、ハンガ… トラックバック:0 コメント:0 2020年11月06日 続きを読むread more
クリストフ・コンツ/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の録音は何枚あるかわからないくらい持っているのだが、クリストフ・コンツが弾く全集(SONY)とあっては買わない訳にいかない。 クリストフ・コンツについては下記のページを参照。 https://zauberfloete.at.webry.info/201311/article_15.html この… トラックバック:0 コメント:0 2020年10月15日 続きを読むread more
1950年代後半~1960年代初めのBPh木管首席奏者 クリュイタンスのベートーヴェン交響曲全集の録音が行われた1957年末~1960年初において、ベルリン・フィルの木管首席奏者は誰だったのかという点について考えてみたい。 まず資料として、1957来日公演プログラムに記載されているメンバー表が掲載されているサイトがあり、以下そこから引用したもの(首席奏者のみ抜粋)。 http://www… トラックバック:0 コメント:2 2020年10月08日 続きを読むread more
1950年代後半~1960年代初めのベルリン・フィルの録音 クリュイタンスのベートーヴェン交響曲全集の録音が行われた1957年から1960年までのベルリン・フィルの録音を調べてみた(太字がクリュイタンスのベートーヴェン録音)。なお、漏れのある可能性もあるため以下がすべてとは言えない。 カラヤンがベルリン・フィルの芸術監督/常任指揮者に就任したのは1955年4月。 ベルリン・フィルとのEM… トラックバック:0 コメント:0 2020年10月07日 続きを読むread more
ベートーヴェン:交響曲全集~その2~ いろいろと迷った末、結局クリュイタンスの全集を購入した。 SACDハイブリッド盤5枚組で、声楽ソリスト、録音時期などは下記の通り。 ○ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲全集 <DISC1> 1. 交響曲第1番 ハ長調 作品21 2. 交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」 <DISC2> 3. 交響曲第2… トラックバック:0 コメント:0 2020年10月06日 続きを読むread more
トマス・ソスノフスキ/Tomasz Sosnowski ランパルとニコレが協演した下記のCDを購入した。 Chamber Music for Flute 1954-1985 - Martin, Burkhard, Mieg, Dutilleux, Damase, J.S.Bach, Handel, Haydn, Mozart 数年前にこの録音の存在を知ったのだが、既に廃盤になっており… トラックバック:0 コメント:0 2020年10月05日 続きを読むread more
ベートーヴェン:交響曲全集 私が初めて買ったベートーヴェンの交響曲全集は、クリュイタンス=ベルリン・フィルのLP(EMI/6枚組)で、価格は確か8000円だった。 その時点で私が持っていたベートーヴェンの交響曲のレコードは下記の数枚のみ。 ○交響曲第6番ヘ長調「田園」:ワルター=コロンビアSO(CBS/1958) ○交響曲第7番イ長調:カラヤン=ベルリン… トラックバック:0 コメント:0 2020年09月25日 続きを読むread more
ヴァルター・ザイファース氏退任 ベルリン・フィルのクラリネット/Esクラリネット奏者ヴァルター・ザイファース氏が退任/定年退職された。 https://www.berliner-philharmoniker.de/en/orchestra/musician/walter-seyfarth/ 長い間おつかれさまでしたと申し上げたい。 ザイファース氏の経歴は下記… トラックバック:0 コメント:0 2020年09月10日 続きを読むread more
ミヒャエル・ヴェルバ氏退任 WPhミヒャエル・ヴェルバ氏(元ファゴット首席)がこの8月末で退任/定年退職される。 本当に長い間おつかれさまでしたと申し上げたい。 https://www.facebook.com/ViennaPhilharmonic/photos/pcb.3179555728788881/3179647515446369/ https:/… トラックバック:0 コメント:0 2020年08月31日 続きを読むread more
ヨゼフ・ランナー:ワルツ「求婚者」~その2 聴き比べ~ 聴き比べを行うにあたり、アレクサンダー・ヴァインマン編曲による弦楽四重奏(Vn,Vn,Vla,Cb)版を対象とした。 この曲は、オリジナルの管弦楽版: ○アバド=WPhによる1991年のニューイヤーコンサートの録音(DG) 弦楽合奏版: ○ウィーン弦楽ゾリステン(fontec/1996) フルート、クラリネット+弦楽版: ○… トラックバック:0 コメント:0 2020年08月27日 続きを読むread more
ヨゼフ・ランナー:ワルツ「求婚者」 私がこの曲を初めて知ったのは、アンサンブル・ベラ・ムジカという団体による「VIENNE 1850 DANSES」というアルバム/レコード(harmonia mundi FRANCE/1980)を聴いたときのこと。 ミヒャエル・ディトリッヒ(指揮/ヴァイオリン)を中心にしたウィーン交響楽団員から成る団体で、フルート(ヘルベルト・ヴァイス… トラックバック:0 コメント:0 2020年08月26日 続きを読むread more
ムター/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K218 ケーブルテレビ品川のCLASSICA「お試しアワー」、8月はムターが弾き振りしたモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K218。 私はムターがロンドン・フィルを弾き振りしたCD(DG/2005)を持っており、今回のオケもロンドン・フィルとばかり思っていたのだが、カメラータ・ザルツブルク。収録も2005年12月と、ロンドン・フ… トラックバック:0 コメント:0 2020年08月21日 続きを読むread more
ハイデルベルク交響楽団/ハイドン交響曲全集 ハイデルベルク交響楽団によるハイドン交響曲全集(haenssler)第24集(第9番、第37番、第38番、第63番)の販売元提供資料には、これまで指揮を務めていたトーマス・ファイは、2014年に自宅で転倒し重症を負い 録音がストップしており、第24集ではコンサート・マスターのベンヤミン・シュピルナーが指揮を務めているとある。 ht… トラックバック:0 コメント:0 2020年08月06日 続きを読むread more
コパチンスカヤ&アントニーニ/「ヴィヴァルディ、その先に」 コパチンスカヤ&アントニーニ/「ヴィヴァルディ、その先に」というディスクが9月に発売されるらしい。 現代作曲家5人の小品を挟んでのヴィヴァルディの協奏曲集。 ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコとの共演とのこと。 https://www.hmv.co.jp/news/article/2007221034/… トラックバック:0 コメント:0 2020年07月23日 続きを読むread more
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲・七重奏曲/カヴァコス&バイエルン放送響 レオニダス・カヴァコス=バイエルン放送交響楽団によるベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、七重奏曲のCD(SONY/BR KLASSIK)を購入した。 https://tower.jp/item/4948838/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3… トラックバック:0 コメント:0 2020年07月13日 続きを読むread more