テーマ:楽譜

小節番号の数え方

スコアやパート譜などに振ってある小節番号について。 「アウフタクト(弱起)の小節はカウントしない」、というのは一般的なルールだと思うが、1番かっこ、2番かっこはどう数えるのか? バッハはもちろん、ハイドン、モーツァルトなども普段ほとんど出てこないので気にしたことはなかったが、来年やることになったドヴォルザーク:交響曲第8番のスコア(…
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パート譜/スコアのコピー&製本

来年3月のコンサートで演奏する曲のパート譜とスコアが配信された。 この団体の場合、指揮者用スコアのエディションが先に決まるため、それに対応したパート譜が入手できないことがあり、その場合パート譜をスコアの表記に合わせる作業が必要となる。 今回もスコアはカールス版、パート譜はヘンレ版のためスコアに準拠した修正作業が必要となった。 この…
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モーツァルト:交響曲第25番におけるファゴット・パート

モーツァルト:交響曲第25番のスコア/ベーレンライター版(1960年)の校訂者ヘルマン・ベックは、この曲のファゴットについて下記のように序文に書いている。 モーツァルトの自筆譜には、ファゴットは緩徐楽章とメヌエットのトリオにしか使用されていないのだが、この2箇所においては明らかに独立のパートとして扱われている。これにたいしてほかの楽章…
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「こうもり」練習開始

7月下旬のオペラ本番に向けて練習が始まった。今回は歌合わせが一回(!)しかないらしく、あとはすべてオーケストラだけの練習となる。昨年の11月には、序曲以外は手書きのパート譜(Kalmus版?)が配信され、同時に配信されたスコア(Peters版、ただしEulenburg版のリプリント)に内容を合わせるように、および練習番号を記入しておくよ…
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ハイドン:「天地創造」

来週の演奏会でこの曲を演奏する。 1798年に作曲されたこの曲は、ハイドンの最高傑作の一つと言われている。全体は3部に分かれ、旧約聖書の創世記の最初の部分に書かれた6日間にわたる、神による天地創造の過程とアダムとイヴの物語が描かれている。 概要はWikipediaにある程度書かれているが、 https://ja.wikipedia…
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「ドン・ジョヴァンニ」ファクシミリ

部屋をかたづけていたらダンボールに包まれた額状のものを発見した。開けてみたところ、「ドン・ジョヴァンニ」最初のページのモーツァルト自筆ファクシミリ。おそらく1980年前後に購入したものと思うが、「レクイエム」の「ラクリモーサ」のファクシミリを買ったことは覚えていたが、「ドン・ジョヴァンニ」のことはすっかり忘れていた。 久しぶりに日…
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パート譜製本

パート譜製本は毎度のことながら億劫だし面倒で時間がかかる。先月も、来年の演奏会のための20ページ超のパート譜を2セット、演奏会一回分(序曲、中プロ、メイン)計約20ページ弱分×2セットなどの製本をしたばかり。 やれやれと思っていたところ、来年夏のオペラのパート譜が早くも配布された。オペラの場合特にページ数が多く(前回は62ページ、今回…
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バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲

この二重協奏曲のオリジナルスコアは散逸してしまっているのだが、バッハはこの曲を後年「2台のチェンバロのための協奏曲」BWV1060に編曲しており、それに基づいて第三者の手によって元の形に復元されたという経緯があるらしい。 私は絶対音感がないので、これまで気がつかなかったのだが、このオーボエとヴァイオリンのための協奏曲には2つの版がある…
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モーツァルト:弦楽五重奏曲ハ長調K515

イブラギモヴァが1stVnを弾いたモーツァルトのハ長調の弦楽五重奏の映像を観た。 https://www.youtube.com/watch?v=iU-LiPWusrI Delft Chamber Music Festival 2013年7月の演奏会の模様と思われる。演奏者は、 Liza Ferschtman, Alina Ibr…
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「魔笛」序曲のトロンボーンについて

「音楽の友」2018年1月号に、佐伯茂樹氏による「新・名曲解体新書」第1回として「モーツァルトは<魔笛>序曲にトロンボーンを使っていなかった?」という記事が載っている。以下引用。 (前略)通常のオーケストラのコンサートで演奏されるモーツァルトの作品でトロンボーンが入っているのは「魔笛」序曲だけなのです。 ところが、「魔笛…
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IMSLPパート譜ページ抜け

スコアやパート譜が豊富に用意されているIMSLPのサイトを利用されている方は少なくないと思う。 http://imslp.org/wiki/Category:Composers 来年の演奏会で「フィガロ」からアリアを数曲演奏することになったため、パート譜をダウンロードしようとしたところ、1番ファゴットの26,27ページが欠落している…
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クラシックの真実は大作曲家の「自筆譜」にあり!

DU BOOKS/ディスクユニオンから2016年3月に出版されている。著者は作曲家の中村洋子、自身のブログから単行本化されたもの。「バッハ、ショパンの自筆譜をアナリーゼすれば、曲の構造、演奏法までも分かる」というサブタイトルが付いている。 何とも刺激的な本でひじょうに面白かった。 この本は、「レコード芸術4月号」の書評に採り上げられ…
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ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調

個人的には第三楽章のメロディしか知らず特に興味もない曲なのだが、必要があってちょっと調べてみた。 1885年3月17日完成、4月22日初演、その後1885年内にジムロック社から出版されている(ジムロック版)。一方、ドヴォルザークの批評校訂、すなわち自筆稿や客観的な資料を参考に作曲者の本来の意図を伝える原典版を出版するという作業は、19…
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ビゼー:「アルルの女」第一組曲

オケをやり始めた高校時代に演奏したきり、その後、この曲を演奏することはもちろん、演奏会で聴くこともほとんどなかった(「カルメン」は私も何度か演奏したことはある)。が、先日の演奏会の中プロがこの曲。私は降り番だったが、本来の奏者がお休みだった練習の時に2ndを吹かせていただいた。 この第1曲「前奏曲」、提示部が終わると17小節から木管五…
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ペルゴレージ:スターバト・マーテル(ウィーン版)

「スターバト・マーテル」はペルゴレージ(1710~1736)最後の作品であり、名曲として名高い。私も大好きな曲で、クレマンシック・コンソート (ACCORD/1986)、レ・タラン・リリク(DECCA/1999)などのCDを持っている。 来月の演奏会でこの曲を演奏するのだが、今回演奏するのは合唱と管楽器が追加された「ウィーン版/Wie…
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モーツァルト:ピアノソナタ第11番/自筆譜発見ニュース

昨年9月、ハンガリー国立セーチェーニ図書館でモーツァルト:ピアノソナタ第11番の自筆譜(第1、2楽章)が発見されたとのこと。これにより、両楽章合わせて6ヶ所以上に従来の出版譜との違いがあることが明らかになったという(第3楽章「トルコ行進曲」にはもともと大半の自筆譜があるため差異は特にないらしい)。 以上の内容と、モーツァルトの研究者で…
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第九/ベーレンライター版

12月のコンサートで第九を演奏する。今回の使用楽譜はベーレンライター版。数年前に2ndを吹いたことはあるのだが、1stは今回が初めてとなる(これまではすべてブライトコプフ版)。 とりあえず、ざっとブライトコプフ版と比較してみた。相違点を挙げ始めるとキリがないので、ここでは終楽章の低弦による「歓喜の歌」の主題が出たあと、ヴィオラ・チェロ…
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スコアのプリント

秋の演奏会用のスコアがPDFファイルで配信されたので、ページ数が多いこともあり、また最終的には両面プリントしたいので、セルフUSB両面プリント(普通のコンビニではできない)ができる店に行った。 1曲目は問題なく印刷できたのだが、他の2曲は、209.97mm×296.97mmのサイズ(A4よりわずかに小さい)の用紙を手差しで入れるように…
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パート譜・スコアの間違い/印刷ミス

パート譜にはどこかミスがあるものと思っていてほぼ間違いない。 http://zauberfloete.at.webry.info/201505/article_22.html 今回の「魔笛」のパート譜は悪名高い(?)カルマス版。そのため事前にスコアとパート譜を突き合わせてチェックしたところ、♯が落ちていたり、音高の異なる箇所始め、強…
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パート譜製本/チェック

11月の演奏会のパート譜が配布された。この団体の場合、オリジナル譜が配られるのだが、最終的には返却するためコピーを作成した。コピーをした後は例によって時間のかかる製本作業。一年中製本ばかりやっているような感じだが、前回のようにスコアからパート譜を作成するような作業がないだけ助かる。 一応製本までは終了したので、あとは、めくりができない…
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モーツァルト:12のデュオK487(496a)

この曲の第1,3,6番は、モーツァルト自身が書いた個別のパート譜が残っており、そこには「1786年7月27日ウィーン、九柱戯(ケーゲルシュタット)をやりながら」という注記が付け加えられている。 自筆譜には楽器の指定はなく、ケッヘルはヴァイオリン二重奏と考え、 その後旧全集ではバセット・ホルン二重奏とされた。しかし、ナチュラル・ホル…
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楽譜の製本

このところしょっちゅう楽譜の製本をしている。正団員として入っているオケが2つ、時々参加する(?)オケが1つ、ほかにもイレギュラーな小編成オケ/室内楽などがあるためだが、特に最近は諸事情によりスコアから作成(写譜あるいは切り貼り、またはその他の方法)することもあるため、なおさら時間を要することとなる。 今回は7月の演奏会の追加分と、秋と…
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ハイドン:交響曲第102番変ロ長調

交響曲第102番はハイドンが1794年にロンドンで作曲し、1795年2月2日ロンドンの王立劇場で開かれた第1回「オペラ・コンサート」で初演された(「奇跡」のエピソードはこの時のものらしい)。 その際、フィナーレがアンコールされたとのこと。 ハイドンが作曲した最後から三番目の交響曲であり、愛称こそないものの優れた楽曲であることは疑いない…
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「パリ」交響曲第二楽章

この秋の演奏会で、モーツァルト:交響曲第31番ニ長調「パリ」を演奏することになった。使用楽譜はブライトコプフ版ということで、念のため私が持っているベーレンライター/音楽之友社版スコア(1973)とパート譜付属のスコアを比較してみた。 アーティキュレーションの違いなど細かい点を別にすれば大した違いはないだろうと思っていたのだが、実際に見…
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ハイドン:交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」

ハイドンが2回目のロンドン滞在中、1794年から1795年にかけて作曲され、初演は1795年3月2日作曲者自身の指揮により王立劇場にて、オペラ・コンサート・シリーズの演奏会で行われた。その時のオーケストラはおよそ60名の演奏家を擁していたという。アンダンテ楽章は初演でアンコールされ、コンサート・マスターのウィリアム・クラマーの独奏に対し…
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チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲~その1 オイストラフ盤~

これまで、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、サン=サーンス(3番)、シベリウスなどのヴァイオリン協奏曲(のオケ伴奏)は演奏したことがあるが、チャイコフスキーだけは未体験だった。が、この秋にこの曲を演奏することが決まり、少しずつディスクを聴き直している。 しかし、恥ずかしながら、ハイフェッツ、スターン、オイストラフ、コーガン…
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「上を向いて歩こう」

朝日新聞5/6朝刊の「SUKIYAKI 50年」という記事で、「上を向いて歩こう」の初演時の楽譜(一部)が掲載されていた。 よく見ると、驚いたことに冒頭の歌い出しは耳で聞いて覚えていたリズム、 「休 う え を/む ー い て/休 あ ー る/こ ー ー う/」 ではなく、 「う ー え を/む ー い て/あ ー る こ/う …
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ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93

今年の秋にベートーヴェン:交響曲第8番を演奏する。私にとって初めて演奏したベートーヴェンのシンフォニー。 http://zauberfloete.at.webry.info/200801/article_18.html パート譜チェックにあたり、ベーレンライター版のスコア(ジョナサン・デル・マー校訂/1997年,第6版2011年)を…
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「リンツ」 ベーレンライター版スコア~その2~

前回の記事の直後に、cherubinoさんのサイトに私の疑問点の回答が掲出されていた。 http://gospels.cocolog-nifty.com/classic/2013/02/post-4a3f.html 結論としては、今回採り上げた最新のベーレンライター版スコアは、2003年に出された新モーツァルト全集の校訂報告書の訂正…
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「リンツ」 ベーレンライター版スコア

「リンツ」のベーレンライター版スコアを借りてきた。 http://zauberfloete.at.webry.info/201302/article_6.html これが現在日本国内で入手可能なベーレンライター版スコアだと思うのだが、ベーレンライター社のHPから検索すると、大きさ(225mm×165mm)、ISMNコードはまった…
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