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最近読んだ本 2018/4

4月は比較的時間があったにもかかわらず、あまり本を読めなかった。結局、図書館に予約していた本がどの程度用意された(順番がまわってきた)かにも因る。概して、忙しい時に読みたい本がいっぺんに用意されることが少なくない。 ●「肺年齢を若くしてセキぜんそく・誤嚥性肺炎から守る 長引くセキを治す正しい知識と最新治療」大谷義夫著(日東書院本社/2…
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「楽譜から音楽へ」/バルトルド・クイケン

バルトルド・クイケン著「楽譜から音楽へ~バロック音楽の演奏法~」を読んだ。訳は越懸澤麻衣、道和書院から2018年1月に出版されている。 「はじめに」にもあるように、本書は研究書や(古楽をどのように演奏するかを解説した)実践的な手引書でもない。古楽をめぐる重要なトピックが演奏者の視点で語られていくのだが、アプローチがやや哲学的であり、著…
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最近読んだ本 2018/3

●「楽器博士佐伯茂樹がガイドするオーケストラ楽器の仕組みとルーツ」音楽の友編(音楽之友社/2018.3) 「音楽の友」に連載した「楽器ものしり講座――オーケストラをもっと楽しく」を再編集したもの。楽器をやる人にとってはその歴史を知る上でも必読の書。有田正弘氏と満江菜穂子氏(クラリネット奏者)の時代毎の楽器の特色、古楽器体験などの新コン…
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「エロイカ」のスコア表紙

「ベートーヴェンの交響曲」マルティン・ゲック著、北川千香子訳(音楽之友社/2017.10)という本を読んでいたら、下記のような記述があった。 写譜師ベンヤミン・ゲーバウアーによる「英雄」のスコアで、ベートーヴェン所蔵のもの。自筆譜は消失している。「シンフォニア・グランデ(大交響曲)/ボナパルトと題する(判読不可能)/ルイ・ヴァン・ベー…
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最近読んだ本 2018/2

2月は時間的余裕があったにもかかわらず、事情により読書に集中できず、読んだ本も極端に少なかった。来月はもう少し読めるとは思う。 ●「人間アレルギー~なぜ「あの人」を嫌いになるのか~」岡田尊司著(新潮文庫/2018.1) 「自分でないもの=異物に対する過剰な拒絶と排除」を人間アレルギーとしてとらえ直しつつ、異物とみなされた「悪者」…
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最近読んだ本 2018/1

1月は家の中の片づけはじめひじょうに忙しく、本もあまり読めなかった。来月以降に期待したい。 ●「ウィーン・フィル コンサートマスターの楽屋から」ウェルナー・ヒンク語り、小宮正安構成・訳(アルテスパブリッシング/2017.11) ウェルナー・ヒンクが生い立ち、団員/コンマス時代の仕事、室内楽、指揮者などに付いて語ったひじょうに興味深い…
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最近読んだ本 2017/12

●「クラシック音楽とは何か」岡田暁生著(小学館/2017.11) https://www.shogakukan.co.jp/books/09388583 一見入門書のように見えるがそうとも言えない。「ジャンルに既になじんでいる人々にとっては今さら説明の必要もないのだが、しかし部外者にとってはどうにも要領を得ない、そういう死角のような…
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最近読んだ本 2017/11

●「ファンダメンタルな楽曲分析入門」沼野雄司著(音楽之友社/2017.10) ファンダメンタル(原理的)な次元で音楽形式を説明する内容。ベートーヴェンのピアノソナタを素材にその形式について分析されている章についてはある程度理解できたが、現代音楽の分析の章は読み飛ばすこととなった。 ●「オーケストラ解体新書」飯田政之、松本良一著/…
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「通奏低音弾きの言葉では、」

鈴木秀美著、アルテスパブリッシングから2017年5月に発刊されている。 あとがきによれば、業界では通奏低音奏者のことを「絶滅危惧種」と呼ぶのだそうだ。私もある団体で通奏低音を担当するようになってから3年が経つ。バッハのカンタータをチェロ、コントラバス、オルガンの方々と一緒に演奏するのだが、通奏低音は初心者だったこともあり、これまで指揮…
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最近読んだ本 2017/10

●「ティンパニスト かく語りき」近藤高顯著(学研プラス/2017.9) 著者は新日本フィルの首席ティンパニ奏者。ベルリンに留学し、オスヴァルト・フォーグラーに師事した。音楽家になろうとした経緯から始まり、ベルリン留学時代の話、ベルリン・フィルへのエキストラ出演の話、帰国後の日本のオケでの現場の話など、ひじょうに興味深い内容。 ●…
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最近読んだ本 2017/09

9月はいろいろと予定があったため、読んだ本も少なかった。図書館で借りたが読み終えられなかった本、予約したが取りに行けないままキャンセルされてしまったものも少なからずあった。10月は読書の時間を多くしたい。 ●「あなたの人生を、誰かと比べなくていい」五木寛之著(PHP研究所/2017.8) 五木氏が再三、繰り返し説いている、生きる…
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最近読んだ本 2017/08

●「ピリオド楽器から迫る オーケストラ読本」 「音楽の友」編/佐伯茂樹監修(音楽之友社/2017.7) http://zauberfloete.at.webry.info/201708/article_8.html ●「読むオペラ~聴く前に、聴いたあとで~」堀内修著(音楽之友社/2017.7) 有名な50のオペラについての概要…
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最近読んだ本 2017/07

●「だめだし日本語論」橋本治、橋爪大三郎著(atプラス叢書17/2017.6) 日本語の成り立ちから始まって、古典文学における日本語の変遷、日本史(政治、経済、文化)、中国などとの関連などなど、日本語を超えた日本/日本人の本質に迫る。 ●「音のかなたへ」梅津時比古著(毎日新聞出版/2017.5) 現桐朋学園大学学長でもある著…
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「プレイバック 制作ディレクター回想記~音楽「山口百恵」全軌跡~」

著者は川瀬泰雄、2011年2月に学研教育出版から出版されている。川瀬はホリプロ、キティ・レコードを経てフリーのプロデューサー、「禁じられた遊び」以降の山口百恵の録音のプロデューサーを務める。ビートルズ研究家として著書もある。 「山口百恵」の楽曲についての書は平岡正明著「山口百恵は菩薩である」 (講談社/1979)しか知らなかったのだが…
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最近読んだ本 2017/06

●「おもしろ管楽器事典」佐伯茂樹著(ヤマハミュージックメディア/2017.6) 「あとがき」にも書かれている通り、本書は2007年に出版された「知っているようで知らない 管楽器おもしろ雑学事典」の改訂版。 http://zauberfloete.at.webry.info/200711/article_6.html 内容的に大きな…
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「エリック・ミヤシロがガイドする 管楽器奏者のための楽器スーパー上達術」

音楽之友社より2017年5月31日に出版されている。エリック・ミヤシロはホノルル出身のトランぺッター。吹奏楽、オーケストラ、学校講師、クリニシャン、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして幅広く活動。 http://www.ericmiyashiro.com/ 本書は、「バンドジャーナル」の連載「エリック宮城さんに聞く楽器の悩みな…
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最近読んだ本 2017/05

●「シモネッタのどこまでいっても男と女」田丸公美子著(講談社文庫/2017.4) 単行本は2014年に出版されていたようだがおそらく読んでいないと思う(最近は読んだ本を忘れることが少なくない)。いつもながらの田丸さんらしい歯切れのよい読み応え。が、今回のご両親、祖父母の方々の波乱万丈の生涯における詳細な記述は心にしみた。 ●「演…
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最近読んだ本 2017/04

●「僕は奇跡なんかじゃなかった~ヘルベルト・フォン・カラヤン その伝説と実像~」カール・レーブル著/関根裕子訳(音楽之友社/2017.4) まず、本書のタイトルにやや違和感を覚えたが、原題は、"Ich war kein Wunder!"。このような邦題になった理由はわからないが出版社の意向なのか・・。いずれにしても死後30年近く経とう…
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「地球がもし100cmの球だったら」

椎名誠の本で紹介されていた一冊。図書館で借りようと思ったら所蔵されていなかったので購入してしまった。 http://zauberfloete.at.webry.info/201703/article_16.html 文:永井智哉、絵:木野鳥乎、協力:日本科学未来館、世界文化社から2002年9月に出版されている。 直径12,756k…
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最近読んだ本 2017/03

●「オーケストラの読みかた~スコア・リーディング入門~」池辺晋一郎著(学研プラス/2017.2) まえがきにもあるが、本書は「専門書」ではない「ひたすらスコアを読む楽しさを語った」書。ということで、一応のことを知っている読者にとってはややもの足りないところはある。初心者向けの入門書。 ●「クラシックは斜めに聴け!」鈴木淳史著(青…
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「翻訳できない世界のことば」

エラ・フランシス・サンダース著、前田まゆみ訳で2016年4月に創元社から出版されている。ひとことでは訳せない、世界各国のユニークな単語を集めている。特定の状況下における情感の表現、物理的な時間や距離に関する固有の表現など、それぞれのお国柄が現れていて大変興味深い。以下、具体例。 ●SAUDADE/ポルトガル語:心の中になんとなくず…
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最近読んだ本 2017/02

●「おもしろ吹奏楽事典」渡部謙一、佐伯茂樹、松本たか子、生乃久法著(ヤマハミュージックメディア/2017.2) http://zauberfloete.at.webry.info/201702/article_12.html ●「新生オルセー美術館」高橋明也著(新潮社とんぼの本/2017.1) 三菱一号館美術館長高橋氏によるオ…
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「おもしろ吹奏楽事典」

渡部謙一、佐伯茂樹、松本たか子、生乃久法著、ヤマハミュージックメディアから2017年2月に出版されている。吹奏楽の基礎知識、吹奏楽曲エトセトラ、楽器マメ知識、マーチングバンド入門、という章構成になっているが、やはり、佐伯茂樹氏が執筆した「楽器マメ知識」の章が断然面白かった。以下、私も知らなかったことのまとめ。 ●トランペット、コル…
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「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル~セックス、ドラッグ、クラシック~」

ジャーナリスト、オーボエ奏者であるブレア・ティンドール著/柴田さとみ訳、ヤマハミュージックメディアから2016年12月に出版されている。 原書は、Mozart in the Jungle: Sex, Drugs, and Classical Music(Atlantic Monthly Press/2005.5)。 https://…
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最近読んだ本 2017/1

●「青春の門 第八部風雲編」五木寛之著(講談社/2016.12) ●「青春の門 第七部挑戦編」五木寛之著(講談社/2011.3) http://zauberfloete.at.webry.info/201701/article_5.html ●「バイオリニストは弾いていない」鶴我裕子著(河出書房新社/2016.11) 「バイ…
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「青春の門」

「青春の門 第七部挑戦編」(文庫)を読んだ。2011年3月15日発行(単行本は1993年6月)となっているので大震災以降に買ったと思われるのだが、全くその記憶がない。とはいえ、家の書棚にあったのでおそらく私が買ったものなのだろう。部分的に読んだような気もする箇所も出てきたものの、読んでいたとすればブログに書いたと思うのだがその記述もない…
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「神保町」

私にとって神保町界隈は、社会人になってからその後会社が移転するまで約20年間過ごしたところで、懐かしいという以上に私にとってかけがえのない街となっている。 会社から少し歩けばすずらん通りで、昼休みにはほぼ毎日、三省堂、書泉グランデ/ブックマート、東京堂、冨山房などを始め、古本屋巡りをしたものだった。朝や午後は喫茶店、昼は食べ歩き、…
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最近読んだ本 2016/12

●「新編 バッハのすべて~生涯、作品とその名演奏家たち」音楽の友編(音楽之友社/2016.12) http://zauberfloete.at.webry.info/201612/article_6.html ●「ただ生きていく、それだけで素晴らしい」五木寛之著(PHP研究所/2016.11) 「人は生きているだけでも価値があ…
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「バッハのすべて」

○「新編 バッハのすべて~生涯、作品とその名演奏家たち」音楽の友編(音楽之友社/2016.12) ONTOMO MOOKシリーズで、バッハの生涯、名演奏家が語るバッハの世界、バッハ演奏家たち他の内容。「アーノンクール、クイケンなどへのインタビューや、演奏評――特に征矢健之介と山本友重の「シャコンヌ聴きくらべ」対談は興味深かった。そして…
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最近読んだ本 2016/11

●「もっと知りたいカンディンスキー 生涯と作品」 松本透著(東京美術/2016.11) ABC アート・ビギナーズ・コレクション シリーズの一冊。カンディンスキーの生涯がその作品(豊富なカラー図版)とともに語られる。個人的には抽象の世界に入る前(42歳頃まで)のカンディンスキーの作品にひじょうに惹かれている。今回、その時期の初めて観る…
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