テーマ:音楽

異名同音

東川清一著「だれも知らなかった楽典のはなし」(音楽之友社/1994)を読んでいたら、いわゆる「異名同音」について書かれている箇所があった。 「異名同音」とは、たとえば嬰トと変イのようにピアノでは結局同じ鍵で奏される同一音高の二つの音のことを言うのだが、理論的にはこの「異名同音」は決して「同音」ではなくて、僅かながらも互いに音高差を持つ…
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SONGS~小泉今日子~

最近の小泉今日子に惹かれている。 1/21の一回目の放送の時には70年代の映像がずいぶん流れていたが、久しぶりに見たせいもあり、若いと言うよりもあまりにも子供っぽいという感じではあった・・。最近の彼女は良い意味で円熟味を増し、潤いにあふれてきたような気がする。歌はお世辞にも上手くはないが、それ以上に役者としての存在感が感じられ、また、…
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エンヤ 「雪と氷の旋律」

「アマランタイン」がリリースされたのが2005年なので約4年ぶりの新譜となる。 このアルバムは当初、クリスマス・アルバムの予定だったらしいが、レコーディングが進むに連れ、より幅広い季節、冬の情景をベースにしたアルバムになったという(制作期間は約2年とのこと)。 最初のインストゥルメンタルの曲からもうエンヤの世界・・。軽快な<Wh…
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竹内まりや:エクスプレッションズ

「表現の数々」という意味での「エクスプレッションズ」、竹内まりや30年間の表現を凝縮した究極のベスト盤とのことで、10/1に発売された。前回のこともあったので、 http://zauberfloete.at.webry.info/200705/article_20.html 発売2日目に某大手のCDショップで初回限定盤を購入した…
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ランパル&ラスキーヌ:日本の旋律

私にとってかけがえのないLPが今回、通常CD、xrcd(Extended Resolution Compact Disc)24bit Super Analog CD、重量LPで復刻された。 ジャン・ピエール・ランパルのフルートと、リリー・ラスキーヌのハープのデュオにより、「春の海」、「この道」、「中国地方の子守唄」、「荒城の月」な…
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「チューバはうたう mit Tuba」

私はこの本をタワーレコードの音楽関係書籍売場で知ったのだが、このような本を書店の店頭や図書館で見つけることは難しい。著者は瀬川深(小児科医)、筑摩書房から2008/3/20に出版されている。 タイトルにもなっている「チューバはうたう mit Tuba」ほか、「飛天の瞳」「百万の星の孤独」の計三編が収録されている。なお、この「チュー…
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ジム・フジーリ 「ペット・サウンズ」

著者のジム・フジーリは1953年生まれのアメリカの小説家(ミステリ小説)でロックやポップスの評論もしている人とのこと。アメリカでは2005年に出版されているが、日本では村上春樹氏の訳によって2008年2月に新潮社から出版されている。 「ペット・サウンズ」は1966年、ビーチ・ボーイズによる演奏で発売されたアルバムで、その後現在までに9…
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西六郷少年少女合唱団

たまたま土曜日の午前中、10時のニュースのあとに放送されていたNHKアーカイブス(年間シリーズ「ともに、いきる」)に引き込まれて最後まで見てしまった。素晴らしい番組だった思う。 内容は1999年に放送されたドキュメントにっぽん「最後の演奏会 ~ある音楽教師と二千人の教え子たち~」、西六郷少年少女合唱団の先生と教え子たちを追ったドキュメ…
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いい日旅立ち

百惠さんの誕生日に因んで、今日は「いい日旅立ち」の聴き比べ。 この曲のCDには実は3つのバージョンがある(1980.10.5 「日本武道館さよならコンサート・ライブ 山口百恵~伝説から神話へ~」は除く)。 ●1978.11.21発売のシングル盤、B面は「スキャンダル(愛の日々)」。川口真編曲によるオリジナル盤。 レコード時代からも…
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綾戸智恵&Boyz ⅡMen

SONGS(NHK総合)を観た。 今回は綾戸智恵&Boyz ⅡMen。 綾戸のCDは<Life>一枚しか持っていないが、10年前のデビュー頃からその才能に注目していた。ヴォーカルの素晴らしさはもちろん、ピアノもそれ以上のセンスの良さで、日本人離れした音楽をやる人とずっと思っている。 この日の一曲目はピアノ弾き語りによる「ホワイト・…
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ジョンとヨーコのバラード

12月8日というのは、調べてみるとシベリウス(1865~1957)や、ジェイムズ・ゴールウェイ(1939~)の誕生日ということがわかったが、私にとって忘れられないのは、あのジョン・レノンが凶弾に倒れた日(1980.12.8)であること。ジョンは1940年生まれだからあの時まだ40歳。もうあれから27年が経つ。 ジョンの作とされる曲は、…
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管楽器おもしろ雑学事典

「知ってるようで知らない管楽器おもしろ雑学事典(ヤマハミュージックメディア/2007.11)」 ヤマハミュージックメディア社から、おもしろ雑学事典として、これまで、「吹奏楽」、「コンクール」、「指揮者」、「オーケストラ楽器」などのシリーズが出ていたが、今回、「管楽器」が登場した。 元々私はこの手の本には全く興味がないのだが、…
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ヘルムート・ハンミッヒ

TC(Ticket Classic)ArtGaia CLUB MAGAZINE 9月号(フリーペーパー)を見ていたら、高木綾子さんの記事が出ていた。 インタビューの冒頭から、「実のところ、フルートの音色はあまり好きじゃないんですね。子供の頃たまたま手に取ったのがフルートでそのままずっとフルートをやってきて、いま自分の音楽を表現できる技…
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アンドレ・プレヴィン:alone/ballads for solo piano

ジャズとクラシックの最も大きな違いは、音楽の呼吸が人間のそれに近いかどうかということではないかと思う。プレヴィンのとびきり優しくて美しいピアノを聴いていると、音楽が自分の呼吸と一体化してくるような気分になり、自然に心に溶け込んでくる・・。これほどホッとでき心が穏やかになる音楽というのも珍しい。 ピアノのタッチ、音色はこの上なく美しく、…
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「ピアノはなぜ黒いのか」

著者、斎藤信哉氏は楽器店で営業、調律などの現場に長くたずさわった人。幻冬舎新書(2007.5)への書き下ろし。 日本製のピアノの色はなぜ画一的に黒なのか、という素朴な問いを投げかけつつ、ピアノの歴史、日本における大量生産技術の発達、普及過程などを現場の視点から解きほぐしていく。 そもそもヤマハ、カワイ以外の日本のピアノメーカー(ブラ…
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津原泰水「ブラバン」

不思議な小説だった(バジリコ/2006.10)。 図書館で予約してからだいぶ待たされ、ようやく借りて読み始めたのだが、登場人物は多い(34人!)し、盛り上がりにも欠けるので、数十ページ読んだところで次の本に移っていた・・。が、返却期限の当日の午前中、もう少し読んでみようと思い読み始めたら急に引き込まれ、結局すごい集中力(?)で、連続し…
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平原綾香

平原の歌をたっぷり聴いた(SONGS/NHK総合水曜23時)。 最近の若い人の中で、歌の上手さでは飛び抜けた存在だと思う。彼女しか持っていない独特の伸びのある声、きわめて正確な音程、美しい日本語をメロディに巧みにのせるテクニック、そしてひたむきな感情の込め方と溢れる情感・・。 それにしても「ジュピター」は何度聴いても素晴らしい。クラ…
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Denim

雨の中、会社の帰りに秋葉原Tレコードに寄った。 竹内まりやの「デニム」を買うためである。店頭を見ると通常盤しかない(初回限定盤はB面コレクションCDがついた2枚組仕様)。店員に訊くと、売り切れましたという。2日前に発売されたばかりなのにそんなハズはない、と抗議。他の店員を呼び、他の店の在庫を調べて欲しいと頼んだところしばらく調…
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SONGS

山本潤子ほど、自分の「声(声質・音色?)」を持ったボーカリストも少ない。 やや翳りを含んだ、それでいてよく通る、特に中音域での豊かに包み込むような、一聴しただけで彼女と分かる独特の素晴らしいメゾソプラノ・・・。以前から大好きだった彼女が、久しぶりにテレビに登場した。 「SONGS」(NHK総合/水23:00)、あの番組のターゲットは…
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月島慕情

浅田次郎の最新刊(文藝春秋/2007.3)。オール読物などに載った7編の短編集。浅田の作品は欠かさず読んでいたが、この数年、読んでもピンとこない作品が続いたので、しばらく敬遠していた。これは久しぶりに私好みの作品集だった。 私は、すべての浅田作品の中で、いまだに、単行本「霞町物語」(講談社/1998)に収められている「夕暮れ隧道」を最…
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「みんなのうた」が生まれるとき

2006年4月に発売されたソフトバンク新書の一冊。著者は川崎龍彦氏(元NHKのプロデューサで、「レッツゴーヤング」、「ときめき夢サウンド」などの演出を手がけ、その後、NHKエンタープライズに転籍、「みんなのうた」は8年間担当)。実はこの方、私の高校オケの先輩でトランペットを吹かれていた。もう何十年もお会いしていないが、こうした形でお目に…
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「これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」

関孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ共著による、イタリアの日常会話から学ぶ音楽用語集(全音楽譜出版社/2006.6)。 「音楽用語」、「楽語」と言われると、専門的で難しそうなイメージがあるが、実は音楽用語のほとんどが日常会話で話される生きたイタリア語が使われている、という事実からこの本は出発している。そして、いろいろな音楽用語について、速度…
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ホリー・コール:「シャレード」

ホリー・コールによる3年ぶりの新譜(EMI)。 私はペギー・リー、ヘレン・メリルといったシンガーを好んで聴くが、最近の歌手の中ではホリー・コールを最も気に入っている。表現力、音楽性の豊かさ、その醸し出す陰影のある雰囲気は他の歌手にないものを持っていると思う。 さて、これまではピアノとベースをバックに歌うことが多かった彼女だが、今回の…
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ビーチ・ボーイズ/ライヴ・アット・ネブワース

ネブワースはロンドンの北、イングランド東部ハートフォードシャー州にある人口約5,000人という小さな街。ここで1980年6月21日に行われたビーチ・ボーイズのライブ。 当日はかなりの寒さだったらしく、ステージ上で歌うシーンでも息が白く見えるほど・・。 DVDでも発売されているようだが、先日の深夜BSで放送されていたもの(録画)を観た…
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「天から音が舞い降りてくるとき」

「天から音が舞い降りてくるとき」~音楽の彼方にあるものにⅡ~(東京書籍/2006.8)。 著者の梅津時比古氏は、毎日新聞学芸部専門編集員、早稲田大学講師で、このシリーズの前書「フェルメールの音」や「<セロ弾きのゴーシュ>の音楽論」、「<ゴーシュ>という名前」他、主に音楽を中心にした著作も多い。この本は毎日新聞夕刊のコラム「音のかなたへ…
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STRIKE UP THE BAND:マーチ名曲集

スウェーデン王立空軍軍楽隊による世界のマーチ集、2004年2月の録音(NAXOS)。 私自身、ブラスバンド出身なのでマーチにはいまだにこだわりがある。私の好きな演奏のタイプは下記の通り。 ①テンポが速すぎない。 ②サキソフォンがあまり前面に出過ぎない。 ③派手過ぎず落ち着いた演奏であること。 私にとって、マーチのベスト盤はやは…
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「今日までそして明日から」

プレミアム10(NHK総合)を見た。 今年の9月23日に行われた静岡県つま恋での、「吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006」 の様子を中心に据えつつ、会場責任者、カメラマン、訪れたファン、などの様子も織り交ぜたドキュメント。 ~吉田拓郎・3万5千人の同窓会~のサブタイトルの通り、1975年以来31年ぶりのコンサート…
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村上ゆき:夢で逢いましょう

私が初めて彼女の歌を聴いたのは、昨年、「谷川俊太郎による詩の朗読&谷川賢作の音楽」というコンサートの時だった。その時一緒に出演した波多野睦美、石川セリの二人はよく知っていたが、村上ゆき、という歌い手にちょっとひっかるものがあったことをよく覚えている。 今回、彼女の新しい(3枚目という)ディスク:「夢で逢いましょう」を購入した。世間一般…
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有山麻衣子 幻のコンサート

「日本のうた」といえば、鮫島有美子のLP以来(もちろんそれ以前にも存在したが彼女のアルバムはある意味で画期的だった)、数多くの歌手たちが歌っている。 私も何枚か曲集を持っているが、3人あげるとすれば、藍川由美、波多野睦美、米良美一だろう。今回、それに加えるべき優れた歌い手が登場した。有山麻衣子という、かの宇野功芳氏の秘蔵っ子ソプラノと…
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キャンディーズ

昨日、NHKBS2でキャンディーズ特集をやっていた。 彼女たちが解散宣言をしたのが1977年7月、もう30年近くが経つ。後楽園球場での解散コンサートが翌年の4月。「最高のキャンディーズでいるときに解散したい」と伊藤蘭が言っていた通り、人気絶頂時に解散するということが、彼女たちにとって最高の引き際だったと今でも思う(山口百惠さんの場合も…
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