ナビル・シェハタ/コントラバス・リサイタル

録画しておいた「クラシック倶楽部」を観た。ナビル・シェハタ/コントラバス・リサイタル。
ナビル・シェハタ(Nabil Shehata)の経歴は下記の通り。
1980年エジプト人とドイツ人の両親のもとクウェートで生まれる
1984年家族と共にドイツに移住
1989年9歳からコントラバスを始める/トーマス・チェルペ、文屋充徳、エスコ・ライネに師事
2003年ミュンヘン国際コンクール・コントラバス部門で優勝
2003年ダニエル・バレンボイムに招かれベルリン国立歌劇場管弦楽団首席奏者
2004年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に首席奏者として入団~2008年まで在籍
2007年よりミュンヘン音楽大学教授
2007年ドイツで指揮者としてデビュー
2011年よりミュンヘン室内歌劇場(Kammeroper München)音楽監督
2019年南ヴェストファーレン・フィル首席指揮者
https://www.nabilshehata.com/

今回の曲目は下記の通り。
○バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007(コントラバス版/イ長調)
○ボッテシーニ:歌劇「夢遊病の女」による幻想曲
○ブルッフ:「コル・ニドライ」作品47
○グリエール:間奏曲とタランテラ作品9
○コントラバス:ナビル・シェハタ
○ピアノ:カリム・シェハタ
○収録:2018年11月22日/ハクジュホール

シェハタの名前はもちろん知っていたが、ソロを聴くのは今回が初めて。
最初のバッハの無伴奏から凄いテクニックに驚嘆した。
イ長調に移しているとはいえ、コントラバスにとっては1オクターヴ上げて弾いている訳で、インタビューでも語っていたが、ひじょうに難しいので何年もためらっていたとのこと。
技術的な困難はほとんど感じさせず(やや無理をしている感じはあったが)音楽的にも素晴らしい演奏だった。
あらためて、コントラバスという楽器はこのような表現力があったということを実感する。
ボッテシーニの方は、元々コントラバス用に書かれた曲ということもあり、超絶技巧を駆使する曲ではあったが、無理をしている感じはまったくなく十分に楽しめた。
「コル・ニドライ」も深々とした響きがこの曲に相応しかったと思う。

"ナビル・シェハタ/コントラバス・リサイタル" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント