ナタリー・シュトゥッツマン&オルフェオ55 演奏会

録画しておいた「クラシック倶楽部」を観た。ナタリー・シュトゥッツマン&オルフェオ55 演奏会。曲目等は下記の通り。
○ドゥランテ:協奏曲第1番ヘ短調から ポコ・アンダンテ
○アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇「ポンペオ」から「私を傷つけないで」
○ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」から「この喜びをもって会おう」
○リュリ:歌劇「アルミード」から「パッサカリア」
○ヴィヴァルディ:歌劇「救われたアンドロメダ」から「太陽はしばしば」
○ヴィヴァルディ:オラトリオ「敵の将軍ホロフェルネスに勝って帰るユーディット」から「気まぐれの風にもてあそばれ」
○ラモー:歌劇「みやびなインドの国々」から「未開人の踊り」
○ファルコニエーリ:「パッサカリア」
○ドゥランテ:「踊れ、優しい乙女よ」
○マルティーニ:「愛の喜び」
○ヴィヴァルディ:歌劇「オリンピアーデ」から「私は苦しみながらも震えている」
○合奏:オルフェオ55
○コントラルト・指揮:ナタリー・シュトゥッツマン
○収録:2018年5月15日/紀尾井ホール

あまり期待しないで観始めたのだが、予想をはるかに超えた素晴らしい演奏だった。
全般的なトーンはどちらかと言えば暗いのだが、生き生きと躍動感があり、時には激しくドラマティクで「濃い」演奏。
器楽のみの曲はもちろんだが、歌とオケの曲においても隅々までシュトゥッツマンの音楽が共有/徹底され、歌と完全に一体になった見事な演奏を聴かせてくれた。
「歌う指揮者」というのは、他にバーバラ・ハニガンが思いだされるが、シュトゥッツマンとはだいぶ趣が異なる。
https://zauberfloete.at.webry.info/201609/article_3.html

オルフェオ55は、シュトゥッツマン自身が2009年に創設した室内オーケストラ。
1stVn:4、2ndVn:3、Vla:2、Vc:2、Cb、ファゴット、テオルボ各1、チェンバロ/オルガンの15名編成。
今回は古楽による演奏だったが、この団体は現代楽器の演奏も可能らしい。
そして、今回のプログラムは「イタリア歌曲集」のオリジナル/弦楽合奏版とのこと。
器楽のみの曲を挟みながら、シュトゥッツマンが歌う曲は作曲家が異なっても、全体では統一感のある優れたプログラムだったと思う。

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