最近読んだ本2019/7

●「100歳まで自分の歯を残す4つの方法/改訂新版」齋藤博著、木野孔司監修(講談社/2019.5)
数あるこのような書とは異なり、有益な示唆を多く含む内容だった。自分自身の歯の磨き方も少し変えなくてはと思った。
自分の歯を残すための生活習慣として下記の4点が挙げられている。
①歯の接触時間を減らす/TCH(Tooth Contacting Habit):無意識のうちに上下の歯をつける癖 、その克服の仕方
②砂糖を極力とらない
③1日1回正しい歯磨きをする
④3ヵ月に1回歯周病管理のために歯科医院に通う

●「名医が教える! 強い血管のつくり方」根来秀行著(ナツメ社/2019.5)
血管の衰えは万病の元ということで、毛細血管が劣化すると体調不良、病気、老化の原因になるという。本書では血管を若返らせる方法が、呼吸、食生活、睡眠、入浴などの側面から解説される。特に睡眠について、23時就寝6時起床がベスト:メラトニン分泌と成長ホルモンの分泌タイミングを合わせる/長生きできるのは7時間睡眠/起きたらまず窓辺で朝日を浴びる→体内時計がリセットされてメラトニンの分泌量が増える/寝る直前に歯磨きをしない(メラトニンを減少させる)などなど有意義な情報が多く載っている。

●「朝からスキャンダル」酒井順子著(講談社文庫/2019.4)
「週刊現代」2015年7月4日号~2016年7月2日号に連載されたエッセイ。2016年8月に刊行された単行本の文庫化。いつもながら社会/世間を見る視点は鋭く、感心/納得させられる。

●「いくつからでも脳は若返る~専門医が教える8つの方法~」林成之著(宝島社/2019.3)
「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」「伝えたい」という脳の4つの本能にマッチした情報であれば脳は採用する、そして脳細胞はこの4つの本能にしたがって「興奮~抑制」を繰り返すとのこと。そのためにはコミュニケーション能力、気持ちを込めた会話をする習慣、人を好きになることが必要になるという。このような本の中では、わかりやすく説得力のある内容だった。

●「「感情の老化」を防ぐ本」和田秀樹著(朝日新聞出版/2019.3)
高齢になっても、知力や体力は意外に衰えないが、感情のコントロールがうまくいかなくなり、自発性や意欲が失われる「感情の老化」が原因となって心も身体も一気に老け込んでしまうことが問題という。そのための対策/心がけ/習慣などが提起される。内容的にはなるほどと思えるもの。が、本書の装丁はいただけない(「老化」の文字だけが異様に大きいポイントで目立たせてある)。

●「ヒトはなぜゴキブリを嫌うのか?~脳化社会の生き方~」養老孟司著(扶桑社新書/2019.3)
主に講演内容を文書化したもので、解剖学を専門とした養老氏ならではの特徴的な考え方が展開されている。ひじょうに面白かったが、このような書名にしなくても という感じはした。

●「世界でいちばん素敵な 西洋美術の教室」永井龍之介監修、ロム・インターナショナル編集(三才ブックス/2018.10)
美術史全般のテーマがQ&A形式で平易に説明される。カラー図版も豊富で入門書としてもひじょうに楽しめる。

●「リッカルド・ムーティ自伝:~はじめに音楽 それから言葉~」リッカルド・ムーティ著、田口 道子訳(音楽之友社/2013.10)
ムーティが70歳を機に出版した自伝。両親はイタリアのプーリアに住んでいたが、ナポリ出身とするために母親がわざわざ出産のときに移動したことなどに始まって、幼少時代、音楽院時代の様子、オペラ、オーケストラ、指揮者、歌い手、演出家などに関する数々のエピソードが興味深い。小学生時代、家族写真、著名音楽家とのツーショットなど初公開(?)写真も50枚掲載されている。

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