アンサンブル of トウキョウ演奏会

アンサンブルofトウキョウの演奏会を聴いた(4/10紀尾井ホール)。曲目、演奏者等は下記の通り。
●ロッシーニ:ソナタ第1番ト長調
Vn:玉井菜採、Vn:山田麻美、Vc:河野文昭、Cb:渡邊玲雄
●モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K251「ナンネル七重奏」
Vn:山田麻美、Vn:玉井菜採、Vla:大野かおる、Vc:河野文昭、Cb:渡邊玲雄、Ob:青山聖樹、Hr:福川伸陽、Hr:上里友二
●モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K334
Vn:玉井菜採、Vn:山田麻美、Vla:大野かおる、Vc:河野文昭、Cb:渡邊玲雄、Hr:福川伸陽、Hr:上里友二

これだけ私の好きな曲ばかりを集めたコンサートは滅多になく、どの曲も素晴らしい演奏で十分満足した。やはり音楽というものは楽しく、美しくなければいけない、とあらためて思う。
http://zauberfloete.at.webry.info/200708/article_10.html
http://zauberfloete.at.webry.info/201609/article_21.html

まず、ロッシーニ。普段、弦楽合奏で聴き慣れているが、本来はこの形の四重奏。玉井さんの艶やかな明るい音色と、山田さんの滑らかでしっとりとした音色の対比が興味深かった。とにかく美しく、伸びやかで、爽やかで、しなやかな響きに魅了される。
続くK251、「ナンネル七重奏」と言われながら演奏者は8人。モーツァルトの時代のディヴェルティメントはチェロではなくコントラバスで演奏されたためそのように名付けられたものと思われる。今回はチェロを重ねての演奏。
第一楽章の前に終曲の行進曲がまず演奏された(プログラムには6楽章構成と書かれているのに、演奏されたのは7つの楽章となった)。
青山氏のオーボエは素晴らしかったが、吹き手にとっては休みがあまりなく、かなりハードな曲だったのではないかと想像される。
K334は現代ホルンの響きが弦楽器群を上回る場面もあったとはいえ、とにかく聴いているだけで心地良く、美しく、最高だった。モーツァルトという人は本当に天才/神の子だったのだろう。

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