笈田ヨシ演出/歌劇「蝶々夫人」

録画しておいた「プレミアムシアター」を観た。今回は笈田ヨシ演出 歌劇「蝶々夫人」、声楽ソリスト等は下記の通り。
○蝶々夫人:中嶋彰子
○スズキ:鳥木弥生
○ピンカートン:ロレンツォ・デカーロ
○シャープレス:ピーター・サヴィッジ
○ゴロー:晴雅彦
○ヤマドリ:牧川修一
○僧侶:清水那由太
○役人(神官):猿谷友規
○蝶々夫人のいとこ:熊田祥子
○ダンサー:松本響子
○父親:川合ロン
○召し使い:関裕行
○召し使い:松之木天辺
○村人:重森一
○村人:山口将太朗
○蝶々夫人のこども:設楽乃愛

○合唱:東京音楽大学
○管弦楽:読売日本交響楽団
○指揮:ミヒャエル・バルケ
○演出:笈田ヨシ
○美術:トム・シェンク
○衣装:アントワーヌ・クルック
○照明:ルッツ・デップ
○収録:2017年2月19日/東京芸術劇場コンサートホール

「蝶々夫人」といえば、先日ミラノ・スカラ座の公演(初演版)を観たばかり。
http://zauberfloete.at.webry.info/201702/article_4.html
スカラ座の公演は初演版ということだったが、今回のものも現行版とは一部異なっているらしい。また、笈田ヨシの演出は時代設定の変更など解説では触れられていたが、概して分かりやすいもので、最後の場面、蝶々さんが刃物を突きたてようとするところで幕が下りる・・・。なお、第二幕の終わりのオーケストラのバックでダンサーが踊る場面があり、最初なぜスズキが?と思ったのだが、よく似た別の人だった。
中島彰子はある意味憑かれたような熱唱で濃いキャラクターだった。シャープレス(ピーター・サヴィッジ)もなかなか好感が持てたが、何と言ってもスズキを演じた鳥木弥生が素晴らしかった。歌唱、表情の作り方など演技も自然で好演だったと思う。
バルケの指揮はあまり大見得を切るようなものではなかったが、よくまとめていたと言うべきか。特筆すべきは読響で、難しいオケパートを細部まで巧みに演奏していた。
以下、あくまでも個人の印象だが、「蝶々夫人」という作品は「トリスタンとイゾルデ」の影響を受けているのでは、と感じたのは思い過ごしだろうか・・・。

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