ウィーン・フォルクスオパー/メリー・ウィドウ

フォルクスオパーの「メリー・ウィドウ」を観た(東京文化会館)。オペラというものは本当に贅沢なものだと思う。歌、踊り、演技、舞台、衣装、オケ、すべてが華やかで煌びやか。そして「メリー・ウィドウ」という演目は、とびきり楽しく、圧倒的に素晴らしかった。ストーリー、音楽もきわめてわかりやすく、それでいて感動的という不思議な世界。これ以上のエンターテインメントはないのではないかとあらためて思う。
声楽ソリスト等は下記の通り。

○指揮:アルフレート・エシュヴェ
○演出・美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
○演出補:エンリコ・デ・フェオ
○衣装:ダグマール・ニーフィント
○振付:レナート・ザネッラ
○合唱指揮:トーマス・ベトヒャー

○ハンナ:ウルズラ・プフィッツナー
○ダニロ:マティアス・ハウスマン
○ヴァランシエンヌ:ユリア・コッチー
○ツェータ:アンドレアス・ミチュケ
○ロシヨン:ヴィンセント・シルマッハー
○カスカーダ:クリスティアン・ドレッシャー
○ブリオシュ:ロマン・マルティン
○ボグダノヴィチ:カール=ミヒャエル・エプナー
○シルヴィアーネ:マルティナ・ミケリック
○クロモウ:ダニエル・オーレンシュレーガー
○オルガ:ベアーテ・リッター
○プリチッチ:ヨゼフ・ルフテンシュタイナー
○プラスコヴィア:レグラ・ロジン
○ニェーグシュ:ロベルト・マイヤー

○管弦楽:ウォーン・フォルクスオパー管弦楽団
○合唱:ウォーン・フォルクスオパー合唱団
○バレエ:ウィーン国立バレエ団

演出、舞台などは2012年の来日公演と同様。
http://zauberfloete.at.webry.info/201208/article_1.html
ただし今回は第2幕の途中で休憩が入る変則型。
ヴァランシエンヌ役のユリア・コッチーは今回も素晴らしい歌と踊り、ニェーグシュ役のロベルト・マイヤーも卓越した演技、指揮を見せてくれた。他の声楽ソリスト、オケも一部アンサンブルの乱れはあったものの概して秀演だったと思う。

さて、「メリー・ウィドウ」は7月の公演に向けて現在練習中で、スコアもしっかり読み込んであるため(第3幕最初の曲などドブリンガー版とは異なる部分もあった)、本番でのオケの聴こえ方/歌とのバランスなどを参考にしたいというもう一つの目標があった。しかし、歌手、オケともマイク使用のためか、よく聴こえた(ファゴットなど、マイクなしではあれほどクリアには聴こえない)のは良かったが、バランスという意味ではあまり参考にならなかったのは残念。
あと、上記2012年公演でのハンナとダニロ(アンネッテ・ダッシュとダニエル・シュムッツハルト)が超素晴らしく、そのイメージが強過ぎたせいもあり、今回は彼らに比べるとやや物足りなかったことも事実・・・。
とはいえ、やはり実演の雰囲気/空気感は素晴らしかった。

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