春の演奏会(その2)終了

今年2回目の演奏会を終えた(3/6)。小さなホールではあったが、多くの方々においでいただき満席となった。あらためて感謝の意を表したい。本当にありがとうございました。
ハイドンの交響曲全曲演奏を目指しているオケ、今回は東日本大震災5周年追悼公演ということで下記のようなプログラム。
○ハイドン:交響曲第30番ハ長調「アレルヤ」
○ハイドン:交響曲第45番嬰へ短調「告別」
○ペルゴレージ:スターバト・マーテル/ウィーン版
○フォーレ:ラシーヌ賛歌
プログラムの前半は「告別」の第三楽章で終わり。休憩をはさみ後半、スターバト・マーテルを演奏した後、「告別」の第四楽章を演奏し、途中で合唱団、オケが次々に退出するという演出。
モーツァルトの時代においては、シンフォニーの楽章を分離して演奏することは普通のことだったようだが、現代においては極めて珍しい試みであったと思う。

今回のハイドンの2曲は、楽譜的にはチェロ・バスと同様(「告別」の最後のみ独立パートあり)なので、トゥッティ奏者としての参加。しかし、チェロ2、コントラバス1という小編成のため役割分担としては小さくはなかった。
さて、スターバト・マーテル/ウィーン版というのは、4人のソリスト、四部合唱、オケも弦楽に管楽器11人が加わった大編成(原曲は女声ソリスト2人+弦楽合奏)。
http://zauberfloete.at.webry.info/201602/article_3.html
音源は見つからなかったので、今回初めて演奏しながらその曲を経験することになったが、原曲に比べ、多少響きが厚く豊かになっているものの、静謐さ/敬虔さは保持されており、個人的には好感を持った。私自身、演奏に参加することができて本当に良かったと思う。
しかし、演奏はある意味なかなか手強いもので、ソロもあったが むしろ声楽ソリスト始め、他のパートに如何に上手く合わせるかという点に集中させられた。なお、練習の時、第8曲フーガ途中で休みを数え間違えたらしいのだがそれに気づかず(ヘンだと思わないところが問題)、自分だけ先に終わっていたということがあったため、休みのカウントには十分注意を払うこととなった(本番は無事終了)。
あと、特筆すべきは「ラシーヌ賛歌」について。
曲名は知っていたが聴いた(演奏した)のは今回が初めて。フォーレが20歳のとき、音楽学校の卒業作品として作曲したという。フランスの詩人ラシーヌによる神を讃える詩に四声の合唱が付けられている。
とにかく美しい。高貴、崇高、敬虔、清澄、純粋・・・、言葉による形容は不要と思えるほど完璧な名曲と思う。

以下蛇足。
それにしても今回の演奏会は久しぶりにコンディションの悪い本番だった。
一週間前くらいからハナの調子が悪くなりノドの痛みが出てその後悪化。
http://zauberfloete.at.webry.info/201603/article_1.html
内科でもらった薬(と花粉症の薬)を飲んで安静にしていたが、発熱こそしなかったもののさらに悪化の一途を辿ったため、金曜に耳鼻科を受診したところ「鼻の奥がひどい状態」との診断。多量の薬をもらうが、土曜日の練習(事情がありどうしても休めなかった)の帰りはいつ倒れてもおかしくないような状況となる・・・。それでも何とか無事に終了することができた。演奏会前の体調管理には今後気をつけたい。

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