モーツァルト:ホルン協奏曲ニ長調K412,514(K386b)

従来は第1番として知られていたが、第一楽章は1791年に完成(1786年から1788年頃に着手した可能性あり)され、ロンドは1791年に作曲を開始し未完となった(135小節の断片/草稿が残されている)。
そして、このロンド(第二楽章)は別の完成された筆写譜(K514)が存在し、モーツァルトの弟子のジュスマイアが1792年春に草稿の素材を使って新たに作曲したとされている。

クラシック音楽館はN響第1812回定期公演(6/12 NHKホール)、ソリストとしてバボラクが登場。このモーツァルトのコンチェルト、2006年のバレンボイム指揮のヨーロッパ・コンサートでは従来版を使っていたが、今回はレヴィン補筆完成版を使用しての演奏。西川尚生先生も登場され解説されていた。
なお、一緒に演奏されたリヒャルト・シュトラウスの第1番のコンチェルトともども、バボラクならではの安定感のある見事な演奏だったことは言うまでもない。
あと、アンコールで演奏された「レヴェイユ・ア・ラ・ロッシーニ」(バボラク作曲)は、なかなか難しそうな曲だったが、ロッシーニ:ファンファーレ「狩りの集い」ニ長調(ベルリン・フィルのホルン奏者たちによる録音がある)からの素材が含まれていたように思う。

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