ハイドン:交響曲第6番ニ長調「朝」

ハイドンがエステルハージ家の副楽長に就任した1761年に作曲されたこの曲は、続く「昼」、「夕方」とともに三部作を構成しており、ハイドン自身の命名による標題音楽であり、また、コンチェルト・グロッソ的な編成であるという点も注目される。中野博嗣氏によれば「ヴィヴァルディを愛好したに違いない侯爵を喜ばせるために、ハイドンがコンチェルト・グロッソの編成や描写的手法を用いたことも十分に理解でき」るとのことである。

さて、私が所属しているオケが練習場として毎週場所を提供していただいている小学校で、その児童たちによる金管バンドの「ふれあいコンサート」が開かれ、そこにゲストとして出演した。昨年は管楽合奏として参加したが、今年は小編成のオーケストラでの参加となった。
http://zauberfloete.at.webry.info/201302/article_9.html
まず、校長先生(トロンボーン)にも加わっていただいた金管アンサンブルを数曲、その後にハイドンの「朝」を演奏した。
今回はコンミスによる弾き振りで、オケの編成はヴァイオリン7、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス1、木管は編成通り(Fl,Ob2,Fg)の4、ホルン2 という計19名。
1761年のエステルハージ家のオーケストラの正規の団員は12名という記録もあり、今回の編成はそれに近いもの。ヴァイオリン独奏はもちろん、ヴィオラ、チェロ、そしてコントラバスまでソロがあるこの曲は、交響曲とは言うものの、室内楽が大きくなったような感じで、名曲でもあり、練習もひじょうに楽しいものだった。
が、当日の朝は冷え込みも厳しく、暖房のない体育館は例年のことながらかなりの寒さ。手足は冷たいし、楽器は冷え、水も溜まりやすく最悪のコンディション。おまけに直前まで雑務も多かったこともあり(そのせいではなく単に実力なのだが)、肝心のトリオでは二回とも失敗するという不本意な結果に終わってしまった。来週、もう一度再演の機会があるのでぜひ挽回をはかりたい。

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