ドガ展

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ドガ展を観た(横浜美術館)。
ドガの回顧展は国内では21年ぶりとなるという。今回はオルセー美術館所蔵のドガの名品45点に、国内外のコレクションを加えた、初期から晩年にわたる油彩、パステル、木炭、リトグラフ、エッチング、さらに彫刻など約130点の展示。
私自身、これだけまとまったドガの作品を観るのは初めて。
今回の展示を観て、やはりドガの本領は踊り子、馬、裸婦の三つの領域に顕著に表れていると思った。何はともあれ素晴らしかったのは「エトワール」。想像していたよりかなり小さな作品であり、構図、色彩、さらにはその繊細で見事な仕上げの美しさに魅了された。他にも「バレエの授業」、「控室の踊り子たち」など踊り子たちを描いた作品があったが「エトワール」が際立っていたことは事実。
馬を描いた作品は、「出走前」、「田舎の競馬場で」、「馬に乗る男」他数点あったが、印象的だったのは5~6点の彫刻の馬。それほど大きな作品ではなかったが、馬の姿、動きを見事に凝縮した作品ばかりだった。
そして裸婦。湯浴みする女性を描いた多くの作品は、ほとんど後ろからの単純な構図ばかりで、また色彩も穏やかとなり、視力の衰えつつあったドガの内面を垣間見ることができる。何点かあった踊り子の彫刻も観るべきものがあったと思う。

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