オッフェンバック イン パリ

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とにかく楽しい。初めて観る人でもそう感じること請け合いと思う。
オッフェンバックの音楽は七色に輝き、華やかに躍動する。
オッターの演じるヒロインは、気品があり、艶やかで、優雅で、高貴で、明るく、のびやかで、そして美しい。歌はもちろんその演技も素晴らしい。そしてミンコフスキ。これほど音楽に没入し、情熱的に表現し、楽しさを引き出せる人もそういないのではないか・・。レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル,グルノーブルは、センスに富み技術的音楽的にも高いレベルの演奏を聴かせる。
オッフェンバック イン パリ」と題されたこのDVDは、2001年12月22日パリ・シャトレ座における公演をライブ収録したもの。実は一部を除きほとんどの曲は2002年にCD(DG)が発売されており(私も持っている)、2005年に当DVDも発売されていたのだが、たまたまそれを見落としていた。そして偶然「レコード芸術」誌の広告で、昨年末に2005年の価格の半値以下(1995円!)で再発売されることを知り早速購入した。
やはり映像の力は絶大で、CDで聴くより何十倍も楽しめるということを今回実感した。コストパフォーマンスは極めて高く、絶対のお薦め盤と言える。収録曲は下記の通り。
なお、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル,グルノーブル(邦訳はルーブル宮音楽隊)というオーケストラ。一般的には古楽器による団体と解説されていたが、映像で見ると確かにトロンボーンだけは現代楽器ではない楽器を使用しているものの、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット(ヘッケル式!)、ホルン、コルネットすべてバリバリの現代楽器を使用していた。

ジャック・オッフェンバック (1819~1880)
「ジェロルスタン女大公殿下」
・銃を担え!…ああ!軍人さんが大好き
・将軍さん…あの人に伝えてください
・軍隊の唄
・ワルツ「エクス=レ=バンの思い出」
「ファンタジオ」
・ご覧 黄昏時の
・この魅力的な囁きは?
「レヴュ・カーニヴァル」
・未来の交響曲―婚約行進曲
「女大公殿下」
・アルファベットの六重唱
「ホフマン物語」
・舟歌
「美しきエレーヌ」
・これは若き娘たちの義務です
・崇高な愛!
「青ひげ」
・村の羊飼いの娘たちは
・大オーケストラのための序曲
「リッシェンとフリッツヒェン」
・私はアルザス生まれ/僕はアルザス生まれ
「パリの生活」
・我らはここに来て…私は未亡人なのです
「鼓手長の娘」
・鼓手長の娘のシャンソン
「ラ・ペリコール」
・ほろ酔いのアリエット
「地獄のオルフェ(天国と地獄)」
・地獄のギャロップ

アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)
マガリ・レジェ(ソプラノ)
ステファニー・ドゥストラック(メゾソプラノ)
ジル・ラゴン(テノール)
ロラン・ナウリ(バス=バリトン)
ジャン=クリストフ・アンリ(テノール)
ジャン=クリストフ・ケック(テノール)
クリストフ・グラプロン(バリトン)
グルノーブル・ルーヴル宮合唱団・音楽隊
合唱指揮:セバスチャン・ルーラン
指揮:マルク・ミンコフスキ
2001年12月22日 パリ・シャトレ座におけるライヴ収録

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