オーディオテクニカ ATH-CM700Ti

最近ではメイン・システムで音楽を聴くのは休日の昼間くらいで、それ以外はラジカセ、CDウォークマン、あるいはデジタル・レコーダー、まれにはパソコンで聴くことがほとんど。その際必ず使用するのがイアフォン。いわゆるヘッドフォンというものも持ってはいるが、耳や頭への圧迫感が大きいため滅多に使わない。
そのイアフォンについて、レコード芸術6月号のWORLD TOPICS欄で中矢一義氏が書かれていた記事――イギリスのハイエンド・オーディオ誌「ハイファイ・ニューズ」で、オーディオテクニカの製品が、3万円前後の他社製品を押さえてコスト・パフォーマンス第一位の評価を得たという――がずっと気になっていた。
スピーカーであればともかく、たかがイアフォンくらいでそれほど音が変わるのかという懐疑的な気持ちはなかったとは言えないが、少しでも良い音で聴きたいと思う気持ちを抑えきれず、購入意向は高まるばかり・・。
しかし、この製品、相対的に安価とはいえ定価17,325円もする高級品。店に行ってみると、一応試聴はできるようになってはいたが、とても音の違いが分かる環境でもない。とりあえず前記の記事およびネット上の評価(クラシックには向いているという)を信じて購入した。
そして家に帰って試聴。「それまでとはまったく次元の異なる画期的な音」への変貌は実現できなかったものの、確かにレンジは広がり、クリアさ/リアリティ/空間の広がりが増し、間違いなくクォリティの向上が感じられた。もちろん、外や車内ではその違いは分からないとは思うが、家で聴くときはその能力が活かせそうに思う。スピーカーと同じようにエージング効果もあるようなので今後のさらなる進化に期待したい。a

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