バーンスタイン/マーラー:交響曲第1番二長調

録画しておいた「2K版いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台」を観た。
曲目等は下記の通り。
○マーラー:交響曲第10番嬰へ長調からアダージョ
○マーラー:交響曲第1番二長調「巨人」
○管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:レナード・バーンスタイン
○収録:1974年10月/ウィーン・コンツェルトハウス

私にとって初めて観る映像だったが、さすがバーンスタインと思える熱演で、圧倒的に素晴らしい演奏だった。
ここまで陶酔的で濃い演奏ができる人はバーンスタイン以外にはいないだろうと思う。

バーンスタインによるマーラー:交響曲第1番は、
○ニューヨーク・フィル(SONY/1966)
○ロイヤル・コンセルトヘボウO(DG/1987)
などの録音があるが、ウィーン・フィルとの録音/映像はこれが唯一となる。

今回の名演もウィーン・フィルだからこその面が少なくなかった。
まず何と言ってもホルンのローラント・ベルガ―。
https://zauberfloete.at.webry.info/200610/article_10.html
交響曲第10番もそうだったが、第1番においても、オケ全体のトゥッティをも凌駕する音質/音量はある意味、ベルガ―の独壇場だった。
1960~70年代のウィーン・フィルの録音の中で、ホルンが突き抜けて聴こえてきたら、間違いなくベルガ―が吹いていると言える。
ホルン・セクションは、向かって右から、トムベック父(1アシ)、ベルガ―、アルトマン、ゼルナー、フィッシャー、後列はホルヴァート以外確認できなかった。

あと、あらためて感じたのはマイヤホファのオーボエの音色。
録音などで聴いていた、トゥッティの中でも埋もれずに聴こえてくる独特の音色は、当初あれがウインナ・オーボエの音と思ったのだが、他の奏者はあのような音はしない。(良い意味で)筋っぽいと言うか、ミュートを付けたトランペットの音と言うか、別次元から聴こえてくるような音は何ともユニークで不思議な魅力を持っている。

その他のパートのメンバーは下記の通り。
コンマス:キュッヒル、トップサイド:ビンダー
ヴィオラ:ヨゼフ・シュタール
チェロ:シャイヴァイン
コントラバス:(おそらく)ヘルベルト・マンハルト
フルート:ヘルベルト・レズニチェク(子)、2nd:ハンス:レズニチェク(父)
オーボエ:マイヤホファ、2nd:ボイシッツ
クラリネット:シュミードル、2nd:ハーイエク、Esクラ:ヴィリー・クラウゼ、バスクラ:アルフレート・ボスコフスキー
ファゴット:ツェーマン
トランペット:アドルフ・ホラー

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この記事へのコメント

清兵衛
2021年04月07日 20:21
Esクラはヴィリー・クラウゼですね。
Zauberfloete
2021年04月07日 22:03
清兵衛さま
教えていただきありがとうございます。
追加させていただきます。