BPhジルヴェスター・コンサート2020

録画しておいた「プレミアムシアター」前半をやっと観た。
昨年末に無観客で行われた、ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2020。
曲目等は下記の通り。
○ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番作品72
○ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」から 「前奏曲」「火祭りの踊り」
○ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
○作曲者不詳/クリス・ヘイゼル編曲:映画「禁じられた遊び」から「愛のロマンス」
○ヴィラ・ローボス:ブラジル風バッハ第4番
○リムスキー・コルサコフ:スペイン奇想曲
○ショスタコーヴィチ:「馬あぶ」組曲作品97aから 第3曲「民族の祝祭」

○ギター:パブロ・サインス・ビジェガス
○管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:キリル・ペトレンコ
○収録:2020年12月31日/フィルハーモニー(ベルリン)

今回は、スペイン、南米などの南の太陽がテーマのようだ。
ただし、冒頭はベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番。
かなり気合の入った演奏でひじょうに素晴らしかった。
個人的には、パユがフルート・ソロの後のDの伸ばしをずっと吹いていたのかどうか見たかったが、画面が切り替わってしまった。

アランフェス協奏曲。
オケは大編成ではあったが、ギターの音はよく聴き取ることができた(マイクのせいなのか、オケのバランスのせいなのか・・)。
なお、この曲の調性について気に留めたことはなかったが、Wikipediaによれば、
第一楽章はニ長調、第二楽章はロ短調、第三楽章はロ長調
と書かれている。が、スコアを見ると、
https://archives.nyphil.org/index.php/artifact/92ee8f04-32a0-4d71-9673-8c94a7a4218c-0.1/fullview#page/86/mode/2up
第三楽章、ギターのメロディは確かにロ長調で始まっているが、オケの調号はシャープ二つ、最後もニ長調で終わっている。
有名な第二楽章のドミニクのソロは素晴らしかった。

「禁じられた遊び」では、まさかのオケ伴奏版。
ブラジル風バッハ第4番という曲も初めて聴いたが、なかなか華やかな曲でオケも好演だった。

「スペイン奇想曲」というのは曲としては知っているが、なかなか演奏会では聴けない曲。
ヴァイオリン、チェロ、フルート、クラリネットなどのソロも随所に散りばめられており、技術的になかなか難しい曲と思う。
とはいえ、さすがベルリン・フィル。そのような困難さは全く感じさせない完璧な演奏だった。

コンマス:シュタブラーヴァ、トップサイド:バルグレイ、2nd:イトウ、ヴィオラ:清水、チェロ:デレペレール、木管はパユ、ケリー、フックス、ダミアーノ、ホルン:ドール。

なお、今回(今さらながら)あらためて感心したのはペトレンコの指揮。
様々な曲の、それぞれ異なった特色を引き出しつつ、巧みで効果的な演出を施し、同時に見事にオケを(時には煽りながら)統率していく手腕は、なかなかのものだと思った。

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