最近読んだ本2021/02

●「オーストリア滞在記」中谷美紀著(幻冬舎文庫/2021.2)
WPhのティロ・フェヒナーと結婚した中谷美紀による、2020/5/1~7/24の約3ヶ月間の日記。ひじょうに興味深い内容も書かれている。
https://www.gentosha.co.jp/book/b13532.html
462ページ、400字詰め原稿用紙763枚という大作で、発売に同時に購入したが、他の本と並行して読んでいたためなかなか読み終わらなかった。まあ、一気に読む本ではないだろう。

●「これで万全!名曲の教え方」ムジカノーヴァ編(音楽之友社/2021.1)
https://zauberfloete.at.webry.info/202102/article_15.html?1614001217

●「すぐに役立つ移調楽器の読み方」伊藤辰雄著(音楽之友社/2021.1)
例えば「実音が記譜音より長2度低いB♭楽器は長2度高く記譜する」のようなことは当たり前と言えば当たり前で、このような形式が繰り返される内容になっている。
私はこのようなものではなく、「in B♭で書かれた楽譜はテナー記号に置き換えると読み替えができる」など移調楽器の楽譜を見た時にそれを簡易的に実音に移調できるようなやり方が書かれているのかと思ったのだがそうではなかった。

●「本は3冊同時に読みなさい」佐藤優著(マガジンハウス/2020.12)
歴史、社会、思想、神学・宗教などさまざまなジャンルにおける書評集。興味深い部分もあったが、ついて行けないところもあった。
なお、本書はタイトルから想像されるような読書の仕方に関するガイドではない。

●「マエストロ、ようこそ~日本クラシック界に歴史を刻む大芸術家たちと舞台芸術~」広渡勲著(音楽之友社/2020.12)
音楽プロデューサ、演出家である著者による、海外の歌劇場招聘/日本公演にまつわる、裏方としてのさまざまな現場の話が満載でひじょうに興味深い内容となっている。さらにクライバーとの交流についても著者ならではの特別な経験が語られる。
「音楽の友」の連載で大半は一度読んではいたが、あらためて読み返してみても感心すると同時に、著名な指揮者や歌手など個々人の知られざるエピソードなどなど、とにかく一気に読ませる面白さだった。

●「音の向こうに時代が見える (空を見てますか…12) 」 池辺晋一郎著(新日本出版社/2020.12)
2015~2017年に発表されたエッセイ集。テーマはさまざまで幅広いが、個人的にはやはり専門領域周辺での話の方が興味深い。

●「ヴァイオリニストの第五楽章」前橋汀子著(日経BP/2020.11)
前橋汀子さんのことは、もちろん知ってはいたが、その生い立ちについては本書を読んで初めて知ることとなった。
17才でレニングラード音楽院に留学、その後ジュリアード音楽院に学び、ヨーゼフ・シゲティのもとで研鑽を積む等々。
その軌跡は凄いという以上に感動的でもある。
https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/17690

●「嚥下トレーニング~のどを鍛えて誤嚥性肺炎を防ぐ!~」浦長瀬昌宏著(メイツユニバーサルコンテンツ/2020.11)
「飲みこむ動作」を覚えて「ごっくん筋」を鍛えるという内容。
「飲みこみ方をからだで覚え」、「飲みこむ動作を再現し」、「喉頭を上げたまま止め」、「咽頭を上下に動かす」などというのだがこれもなかなか難しい。

●「ブラームスを演奏する」クライヴ・ブラウン、ニール・ペレス・ダ・コスタ、ケイト・ベネット・ウォズワース著/天崎浩二、福原彰美訳
(音楽之友社/2020.10)
https://zauberfloete.at.webry.info/202102/article_6.html?1612523550

●「世間とズレちゃうのはしょうがない」養老孟司、伊集院光著(PHP/2020.10)
養老先生と伊集院さんの対談形式。世間とのズレを気にすることなく(?)、自分の生き方を実践するという二人のトークショー。
何か知識が得られる内容という訳ではないが、生きていく上で重要なことが語られている。

●「MIT 音楽の授業」菅野恵理子著(あさ出版/2020.9)
MIT/マサチューセッツ工科大学は科学・テクノロジー・工学・数学がその中心分野だが、一方、人文学や芸術科目にも力を入れている。中でも人気が高いのが、約4割の学生が履修する音楽科目であるという。
技術革新が進むほど、人間理解が求められ、また、創造的な問題解決法を編み出すためには、人文学やアートの経験が役立つということである。

●「世界のエリートが学んでいる 哲学・宗教の授業」佐藤優著、聞き手 小峯隆生(PHP文庫/2020.8)
筑波大学で行った講義内容を基に再構成したものらしいが、大変分かりやすく かみ砕いて説明されている(ポイント/まとめの他に、さらに詳しく学ぶための参考文献も付いている)。初心者にとっても読みやすく、ひじょうに勉強になった。

●「ベートーヴェンとバロック音楽」越懸澤麻衣著(音楽之友社/2020.7)
バロック音楽となっているが、実際はヘンデルとバッハの音楽がベートーヴェンにどのような影響を与えたかに関する斬新な研究。
ベートーヴェンが所有していたヘンデル、バッハの作品分析に始まり、ベートーヴェンのスケッチ帳に登場する楽曲、「平均律クラヴィーア曲集」、「ユダス・マカベウスの主題による変奏曲」、「ディアベッリ変奏曲、さらには「ミサ・ソレムニス」についても言及される。

●「地球生まれで旅育ち~ヤマザキマリ流人生論~」ヤマザキマリ著(海竜社/2019.8)
「Grazia」
https://www.fujisan.co.jp/product/616/
「AGARU ITALIA」
https://italianity.jp/author/agaru-italia
「文芸春秋」、「女性自身」などに掲載されたエッセイ集。いつもながらのヤマザキ流生き方の神髄が明らかにされる。

●「ヨーロッパのいちばん美しい街(K&Bパブリッシャーズ/2015.2)
美しいカラー写真満載の一度は行ってみたいヨーロッパの街の紹介。78ヵ所が紹介されている。パリ、ウィーン、ベルリンなどの大都市は含まれておらず比較的小さい街が選ばれている。
私がこれまで行ったことがない中で、やはり行ってみたいと思ったのは、ストラスブール、コルマールなどのアルザス地方、あとはプラハ、リスボンなどだろうか。

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