D.オッテンザマー&M.ホーネク/モーツァルト:クラリネット協奏曲

ザルツブルク音楽祭(2020/8/30)での演奏会。YouTubeで観ることができる。
曲目、演奏者は下記の通り。
○モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K622
○指揮:マンフレート・ホーネク
○管弦楽:カメラータ・ザルツブルク
○クラリネット・ソロ:ダニエル・オッテンザマー(WPh首席)
下記、 12:02あたりから。
https://www.youtube.com/watch?v=5Lk3x9jPZXw

オッテンザマーはクリアな音色で弱音を多用し、かつ大きなフレーズで自然な流れを作り出す。フレーズの終わり方も丁寧で、十六分音符が続くような箇所でも音楽は大きな弧を描くように流れていく。
第二楽章アダージョは、オッテンザマーがこれ以上遅いテンポはないくらいで吹き始めるが、ホーネクが巧みにテンポを戻していく。
終楽章は快速だが、オッテンザマーは大きな幅をとったダイナミクスや緩急を付けながら、崩れることなく見事な演奏を繰り広げる。
使用楽譜はベーレンライター版と思うが、特筆すべきは終楽章164、168小節のソロ・パート、楽譜上はスラーになっているのだが、オッテンザマーはスラーを取って演奏していた。

ホーネクの指揮は久しぶりに見たが、顔つきまでクライバーに似てきたような感じを受けた。オケも微妙なニュアンスを反映し好演だったと思う。

なお、オッテンザマーは2014年にモーツァルトの協奏曲を録音している。
https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%881756-1791%EF%BC%89_000000000018888/item_%E3%80%8E%E3%82%8F%E3%81%8C%E8%A1%97%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%80%9C%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%9A%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E3%80%81%E4%BB%96%E3%80%8F-%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%80%81%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%AE%A1_6314501

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