テミルカーノフ=読響/チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調

録画しておいた「読響シンフォニックライブ」を観た。ユーリ・テミルカーノフ指揮、読売日本交響楽団の演奏で、チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調、2019年10月15日/サントリーホールで収録されたもの。
テミルカーノフはこの時81歳。ポイントは抑えるがディテールまではあまり細かく指示しない。
なるほどと思ったのは、終楽章の最後、ホ長調のモデラート・アッサイに入る前のG.P.の処理。完全に間を空けるのではなく、ロ長調の和音の響きが残っているうちに続いてホ長調の歩みを始めるというやり方。これであれば拍手が入る隙もない。

今回素晴らしいと思ったのはやはりコンマスの日下紗矢子さん。ひじょうにわかりやすく合わせやすい弾き姿で、あのようなコンマスだと楽員もつい(指揮者ではなく)コンマスを見てしまうのではないかと思えるような安定した弾きぶりだった。
なお、コンマスに加え、2ndトップ:瀧村さん、チェロトップ:遠藤さん、お三方とものびのびとした演奏姿で、時には微笑みを見せるなど音楽をする楽しみが感じられた。

あと、オーボエ・トップを吹いていた金子亜未さん(前新日フィル首席/辻氏の後任)。
2020年2月に読響正式入団のお知らせが出ているので、
https://yomikyo.or.jp/2020/02/post-592.php
今回の演奏会はまだ試用期間中だったということになる。
手堅い演奏をしていたが、かなりしっかりしたアンブシュアで吹いていたのが印象的だった。

他のメンバーは、フルート:倉田、クラリネット:藤井、ファゴット:井上各氏。
ホルン:日橋氏、第二楽章冒頭のソロは一瞬ヒヤりとさせられたが、持ち直して吹いていた。

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