「影のない女」/ウィーン国立歌劇場公演

録画しておいた「プレミアムシアター」を観た。今回はティーレマン=ウィーン国立歌劇場公演で、リヒャルト・シュトラウス/フーゴー・フォン・ホフマンスタール:歌劇「影のない女」。
声楽ソリスト等は下記の通り。
○皇帝(テノール):ステファン・グールド
○皇后(ソプラノ):カミラ・ニールント
○皇后の乳母(メゾ・ソプラノ):エヴェリン・ヘルリツィウス
○霊界からの伝令(バス):ウォルフガング・バンクル
○境界の護衛官/鷹の声(ソプラノ):マリア・ナザロヴァ
○若い男の声(テノール):ベンヤミン・ブルンス
○高所からの声(メゾ・ソプラノ):モニカ・ボヒネツ
○染め物師バラック(バス・バリトン):ウォルフガング・コッホ
○バラックの妻(ソプラノ):ニーナ・シュテンメ
○独眼(バリトン):ザムエル・ハッセルホーン
○片腕(バス・バリトン):マルクス・ペルツ
○猫背(テノール):トーマス・エベンシュタイン
○第一の召し使いほか(ソプラノ):イレアナ・トンカ
○第二の召し使いほか(ソプラノ):マリアム・バッティステッリ
○第三の召し使いほか(メゾ・ソプラノ):シルヴィア・ヴルシュ
○第三の胎児の声/第三のソリスト(メゾ・ソプラノ):ヴィルジニー・ヴェレーズ
○第五の胎児の声/第五のソリスト(メゾ・ソプラノ):ボンギウェ・ナカニ
○第六のソリスト(メゾ・ソプラノ):ゾリャーナ・クシュプラー
○演出:ヴァンサン・ユゲ
○美術:オーレク・メストル
○衣装:クレマンス・ペルヌ
○照明・映像:ベルトラン・クデール
○合唱指揮:トーマス・ラング
○合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団、児童合唱団
○管弦楽:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
○指揮:クリスティアン・ティーレマン
○収録:2019年5月25日・6月10日/ウィーン国立歌劇場

このオペラは観るのはもちろん、聴くのも初めて。
まず、長い(約3時間半)し、人間界と霊界の他に地底の世界(?)が出てきたり、ストーリーの展開上わかり難い箇所もあった。
「魔笛」を意識したと言われると、確かにそのような感じもしないではなかったが、全体的により現実の世界に近いものがあるような気もした。
シュトラウスの音楽は極めて精巧に作られており、大オーケストラが鳴り渡る音響から室内楽的なものまで幅広く、ひじょうに見応え/聴き応えがあった。なお、オケが声楽ソリストを消すようなところもなくさすがに良く考えられている。

皇后役のニールント、乳母のヘルリツィウス、バラックの妻役のシュテンメもそれぞれに素晴らしかったと思うが、それ以上に感心したのはシュトラウスの繊細/複雑な音楽を見事に演奏した国立歌劇場管弦楽団。
ティーレマンも2011年のザルツブルク音楽祭でこのオペラを採り上げていたらしいが、手慣れたものでさすがと思った。
舞台だけでなく、ピット内の映像も時おり見ることができたが、普通では考えられない大編成に驚いた。
オケはコンマス:シュトイデ、木管はシュッツ、マデルタウナー、オッテンザマー、ミュラー、ホルンはよく見えなかったが、前半ヤネシッツ、後半フーバーのように見えた。

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