「こうもり」歌合わせ

オペラ公演本番を二週間後に控え、歌合わせがあった。歌合わせは例年2回あるのだが、今年は今日1回のみ。そして今年はいつもの小学校体育館ではなく、空調設備のある公共施設。昨年は35℃という劣悪な環境で身体も楽器も疲弊が激しかったが、
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今日の気温くらいであればだいぶラクだったと思う。
午後から夕方にかけて一日目の声楽ソリストの方々、休憩を挟んで二日目の声楽ソリストの方々との歌合わせ。セリフはほとんど省略したものの少し返したりもしたので、各3時間くらいずつかかる。

やはりオペラというのは本当に楽しい。「こうもり」であればなおさらであるが、とはいえ、一瞬でも気を許すと落ちたりミスったりする。指揮者の棒を見ながら、ソリストの歌と周りの音を聴きつつ、譜面を追い(どこかはもちろん、ここは何調で、何拍子/いくつ振りで・・・)それらに対応した演奏を行う、というのはかなり集中していないとできないこと。
歳を取ったら、呼吸/肺の機能、唇周りの筋肉、指の動きなどの維持も必要と思うが、なによりそれらをコントロールする脳の働きの維持が真っ先に必要と思う。

それはともかく、今回は適切な気温/湿度の下、調整後の楽器と本番用リードで臨んだこともあり、一応の水準を保ちつつ音楽を楽しむことができた。
このような緊張感、高揚感、充実感、満足感は、普通のオケの合奏ではなかなか味わえないもので、あらためてオペラというものは本当に贅沢な楽しみであると思う。

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